松竹創業120周年
京の年中行事
當る未歳 吉例顔見世興行
新檜舞台開き 東西合同大歌舞伎
成26年11月30日(日)~12月26日(金)
〈昼の部〉
一、玩辞楼十二曲の内 藤十郎の恋(とうじゅうろうのこい)
坂田藤十郎 扇 雀
座元若太夫 亀 蔵
幇間久古 松 江
中村四郎五郎 亀 鶴
袖崎源次 壱太郎
仙台弥五七 松之助
霧浪千寿 吉 弥
澤村長十郎 錦 吾
宗清女房お梶 孝太郎
二、恋飛脚大和往来 新口村(にのくちむら)
亀屋忠兵衛 梅 玉
傾城梅川 秀太郎
才造 松 江
忠三女房おしげ 歌女之丞
万歳 進之介
孫右衛門 我 當
三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
魚屋宗五郎 幸四郎
磯部主計之助 橋之助
磯部家召使おなぎ 高麗蔵
小奴三吉 亀 鶴
鳶芳松 廣太郎
菊茶屋娘おしげ 廣 松
父太兵衛 錦 吾
家老浦戸十左衛門 友右衛門
宗五郎女房おはま 魁 春
四、十八世中村勘三郎を偲んで 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
七段目 祗園一力茶屋の場
大星由良之助 仁左衛門
遊女お軽 七之助
大星力弥 壱太郎
矢間重太郎 国 生
鷺坂伴内 松之助
富森助右衛門 亀 鶴
赤垣源蔵 松 江
斧九太夫 亀 蔵
寺岡平右衛門 勘九郎
2日目も快晴の京都
昨日予約したお弁当をいづ重で受け取り京阪祇園四条のコインロッカーに荷物を預け
吉例顔見世興行 昼の部を観劇
【玩辞楼十二曲の内 藤十郎の恋(とうじゅうろうのこい)】
孝太郎さん演じるお梶がきりっと粋で、扇雀さんとの呼吸の合った演技も素晴らしく素敵な舞台でした
【恋飛脚大和往来 新口村(にのくちむら)】
雪景色の中で展開する孫右衛門・忠兵衛・梅川の情愛が、我當さん・梅玉さん・秀太郎さんで演じられた
無彩色の世界観と情愛を織り交ぜた舞台てす
【新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう) 】
やっぱり幸四郎さんの存在感で舞台がしまります
【十八世中村勘三郎を偲んで 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)】
勘九郎さん・七之助さんの大奮闘と、仁左衛門さんの登場で文句なし楽しめるお芝居でした
いづ重の鯖寿司は最高
肉厚の鯖がたまらない美味しさ
たった1本添えられた松葉が粋
雁治郎襲名公演にも舞台の牽引力として藤十郎さんの活躍を期待しています
終演後、甘泉堂の栗蒸羊羹、
永楽屋で千枚漬けなど京都らしいお土産を購入
五条京阪近くの“辨慶”で辨慶うどんをいただき高速バスに乗りました。
17:48発19:33着のバスは一号線でかなり渋滞するのですが、
飛び石連休のせいか車の混雑も無く定時に到着しました
研鑽積まれた役者さんの舞台は地味でも引き込まれるものが有り、
同じ演目でもキャスティングが違えば舞台の雰囲気が異なり、観劇の楽しさを改めて知りました
また師走に青蓮院の青不動明王をお参りでき、新しい年に向けパワーを頂きました
こんなふうに好きな事ができるのも、健康で、周囲の理解が得られ、
同じ空気を楽しめる相棒がいてくれるからと感謝です
fさんありがとうネ