風天道人の詩歌、歴史を酒の肴に

短歌や俳句の鑑賞を楽しみ、歴史上のエピソード等を楽しみます。
比べて面白い 比べて響き合う 比べて新しい発見がある

春の苑 大伴家持(比歌句 34起)

2018年05月10日 | 和歌

春の苑(その)紅(くれなゐ)にほふ桃の花下(した)照(で)る道に出(い)で立つをとめ 大伴家持(おおともの やかもち)

 

「春の盛りとなった(広大な敷地内の)庭の紅く咲き乱れた桃の木の下の木漏れ陽に照らされた細い道に乙女がひとり現れて立っている。」

今回は、「勝手に連作」のはじまり、はじまり。(紙芝居で言えば、ここで飴を売り始めます。)

 

「勝手に連作」第一段ですので、明るい恋愛連作風にします。

 

※   次の句が想像出来たら凄いです。