をみなにて又も来む世ぞ生まれまし花もなつかし月もなつかし 山川登美子(やまかわ とみこ)
美しい歌だ。美しい心だ。何という心の強さだ。
花を見てなぞ懐かしと思ふらむわが前の世はをみななるかな 風天道人
吾柩守る人なくおくらるゝ野のさびしさを思ふけふかな 山川登美子
夫から更に兄姉最愛の父を送りし後の棺ぞ 風天道人
今の我に世なく神なくほとけなし運命(さだめ)するどき斧ふるひ来よ 山川登美子
“とみ”の名を授かりながらはかなくも散りしみ影にあるやまと歌 風天道人
父君に召されていなむとこしへの春あたたかき蓬莱のしま 山川登美子
蓬莱の島暖かくござそろうそろそろ穢土へ戻り来まさな 風天道人
実は一昨日は酔っぱらっていて、何を書いたのかも分からない状況だった。
文書が下手なのはしょうがないとして、誤字脱字がなくてよかった。(たぶん)
思いもしなかった歌を取り上げたので、比歌句にあれこれと迷った。
山川登美子の歌の解説が浮かんでこなかった。
どういう訳か歌が浮かんできたので、そのまま書くことにした。
山川登美子のことを知りたい方は 「明治人物ファイル」
http://www.ofko.jp/mimigaku/meijijinbutsu/meiji-e7.htm
上記サイトの更新は、2001年1月で途絶えているのですが、とても参考になります。
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