風天道人の詩歌、歴史を酒の肴に

短歌や俳句の鑑賞を楽しみ、歴史上のエピソード等を楽しみます。
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春の夜の 土岐 善麿(比歌句 34転)

2018年05月13日 | 和歌

春の夜のともしび消してねむるときひとりの名をば母に告げたり 土岐 善麿(とき ぜんまろ)

 

忍ぶ恋の思いが相手に伝わり、相思の仲となったようです。

そして、母にそのことを伝えました。(「勝手に連作」ですので。)

 

おみな子の名を告げ吾子の去りしのちうれしさびしき何の思ひぞ 風天道人

と、母親の気持ちを詠んでみました。

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