錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

秘湯 青荷温泉 その2

2024-03-13 | 東北地方への冬旅

青荷温泉ランプ小屋には多くのランプ

お客さんが多い時はこのランプが活躍するのでしょうか

私が泊まった日は、合計13名がランプの灯りで一夜を過ごしました。

みなさん この灯りを眺めながら何を思ったことでしょう

私はランプの無い時代まで遡り、太陽の光だけで1日が始まり日が沈むと1日が終わって行くことを連想してみました。

どれだけ太陽の光が生活に影響していたのか

灯りの進化がどれほど人類の進化に作用して来たのか

良し悪しが様々にあるなと思うのでした。

 

朝5時過ぎに外湯に入り秘湯の醍醐味を味わいました。

この外湯はとても温かくて、芯から体が温まりました。

 

 

 

 

 

朝食前にもう一度外湯に入り体を温めました。

同宿の男性に湯船で声をかけました。

すると、私の住む隣町出身だとわかりとても驚きました。

新婚さんでしょうか 

その若さでこの秘湯を探して旅してるなんて

すごい主体的な行動力を備え持った方だなと思いました。

旅先で獅子の子に出会えたことはとても嬉しい出会いでした。

 

 

宿を出る前に露天風呂で秘湯を堪能しました

 

 

 

 

 

 

二人の人生に幸多かれ

よき人生の旅路を!

 

青森県 青荷温泉でした。

 

快晴の八甲田山に向かいます。

 


陸奥 雪見旅 ランプの宿 青荷温泉へ 

2024-03-12 | 東北地方への冬旅

陸奥冬の旅路 今回の旅メインの目的である「ランプの宿に泊まる」です。

ずっと泊まってみたかった青森県の山間部にある秘湯です。

紅葉の頃は、なかなか予約が取れない人気の宿です。

今回は厳冬期ともあって予約はすぐに取れました。

ランプの灯りのみでスマフォは一切電波繋がりません。

ネット依存してる若い子には少しきついかもしれませんが

私は全然大丈夫

一晩中降る雪と川の流れを聴きながら

なんどもなんども温泉に入ってランプの宿を楽しみました。

 

冬季はマイカー乗り入れできず専用バスが近くの道の駅まで迎えにきてくれます。

約束してあった時間の30分前についてたのですが

宿のご主人も早く来てくれて

このバス乗るのお客さんだけすちゃ ささっと乗ってけろと

こんな感じで一気に宿へ

 

日が暮れたらランプの灯りのみ

 

 

宿には4つのお風呂があります。

露天の混浴風呂はとてもぬるい湯加減

長湯しても無理無理

 

 

 

別棟にあるお風呂であったまりました。

 

 

お食事処には

若いお客さんがこの日は多かったようです。

 

正直 スマフォの使えないこの宿をチョイスしたのは感心感心

精進料理までいかないまでも素朴な山宿の料理といったかんじです

 

 

 

露天のランプが映えますね

部屋の窓から見える景色

 

じっさいはもっと暗いです。

 

 

 

 

長い長い夜でした。

夜中目覚める少し寒いので内湯に入るを繰り返し

朝5時頃になると外が白んで来ました。

 

つづく

 

 

 

 

 

 


去年のアルバムから 冬の東北旅行 秋田犬

2024-02-06 | 東北地方への冬旅

社内でもコロナ感染者急増中

今日は、新宮市の神倉神社火祭りに行く気満々だったのですが、

今、コロナに感染したら非常にまずい家庭環境にあるのでまた来年の課題です。

 

まったくネタが無いので去年のアルバムから東北旅行紀行 秋田犬の里から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずこの冬も東北の冬旅計画しています。

 

 

 

 

 

 


白銀の東北旅 その16 乳頭温泉鶴の湯 

2023-03-08 | 東北地方への冬旅

東北冬の旅は

乳頭温泉に戻ってきました。

いつまで東北旅を引っ張っているんだと自分ツッコミしてるのですが

明日で終わりますのでもう少し寒い雪国の景色を見てやってください。

雪降りの中、フラッシュを焚いての撮影はなかなか面白いひと時でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

500円の入湯料を払い

空いている内湯に入りました。

露天風呂は芋洗いでしたので見るだけで諦めました。

乳頭温泉には雪が降ってる方が雰囲気が出ますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が抱く冬の秋田県イメージは乳頭温泉とナマハゲと秋田犬

今回の旅はこの3つを十分堪能出来たのでした。

 

3月の初めは岐阜県・富山県・信州へと旅して来ました。

その模様は明後日からアップします。

花粉がたくさん飛び出して来て目が痒くなって来てます。


白銀の東北旅 その14 大館市秋田犬の里と名湯巡り

2023-03-06 | 東北地方への冬旅

動物園から大館市にワープして来ました。(この日の宿は八幡平温泉郷)

秋田の海側にある大森山動物園から市街を抜けて大館まで結構な距離がありましたが

旅先でのロングドライブは麻痺してるのでさほど気にならず

見たことの無い地での見聞はすごい目的意識になるもので

 

 

 

 

 

大好きな大型犬 秋田犬がたくさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから名湯二つを梯子します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次にやって来たのは古遠部温泉

この温泉は4年前の北海道ひとり旅の時に宿で一緒になった旅人に教えていただいた秘湯中の秘湯

 

 

 

温泉の量が多く 湯治客が「とど寝」するとか

 

湯上りからの景色

温泉で雪が溶けています

 

 

 

この日はセリオンに始まり 動物園 秋田犬の里 名湯二つとまったりでした。

 

もう少しで東北旅は終焉します。

 

 

 


白銀の東北旅 その12 秋田港セリオン標高100m

2023-03-04 | 東北地方への冬旅

東北の冬旅は4日目に入ります。

昨夜の宿は秋田港シンボルタワー「セリオン」の前にあるルートインに2泊しました。

ナマハゲまつりで満足しての朝一番 朝風呂に入ってから部屋のカーテンを開けるとこの景色

ここまで晴れるとは想像してなかったのでテンションがマックス

 

 

 

山手の景色

 

 

朝9時オープンのセリオン展望台に上がって見ましょう。

 

 

鳥海山

500mm車に積んで来てようやく出番

 

 

 

 

 

男鹿半島 寒風山

 

 

 

ナマハゲまつりの開催された真山

 

秋田市街地

 

 

 

白神山系方面

 

 

300名山 太平山

この山にも登っているので記憶が蘇ります。

 

 

 

鳥海山が見れて本当に良かった。

次の目的地は10時オープンの大森山動物園です。

 

 


白銀の東北旅 その11 男鹿ナマハゲ下山

2023-03-03 | 東北地方への冬旅

ナマハゲまつりはフィナーレのナマハゲ下山と共にナマハゲ太鼓の乱れ打ち

境内に松明を持ったナマハゲが下山し参道を練り歩きます。

幻想的なまつりのクライマックスでした。

 

いい感じに雪も降ってくれてたので

臨場感も味わえました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白銀の東北旅 その10 なまはげ入魂

2023-03-02 | 東北地方への冬旅

ナマハゲに扮する村の若い衆が真山神社参道入り口にて

神職からお祓いを受け

神(しん)の入った面を授かり

ナマハゲと化して山に戻って行くというストーリーです。

その模様をどうぞ

 

正直な感想

なまはげの面を被る前と後では威圧感が格段に変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はナマハゲが山から降りてくる模様です。

 

 

参考

急に春めいて来たのでユキワリイチゲの様子を見て来ました。(3/1夕方)

 

 

 

 


白銀の東北旅 その9 男鹿なまはげ柴灯まつり

2023-03-01 | 東北地方への冬旅

今回の東北旅のメインは「男鹿半島のなまはげまつり」です。

ちょうどこの日はなまはげ柴灯(せど)まつり初日でした。

コロナで人数制限していて事前予約しての入場でした。

まつりが始まる時間までかなり時間があったので男鹿半島を海沿いに観光してから

会場の真山神社へ向かいました。

しっかり時間潰ししたのですがそれでもかなり早い時間帯についたので

なまはげ館や男鹿真山伝承館にてこの地方の大晦日 毎年行われているなまはげの実演を見聞しました。

早い時間に着くとここで「なまはげ」の予習が出来る事で旅情も増して来るのでした。

 

木彫りの実演コーナー

 

曼荼羅があって神様の位置付けなどが説明されたものです。

男鹿半島に根付いた信仰も厚いものがあるのが伝わって来ました。

 

 

伝承館にて30分ほどなまはげの実演を見ることが出来ました。

寒くて寒くて外ではじっとしているのが苦痛でしたので助かりました。

 

 

 

なまはげとは「道徳」そのものです。

親や年配者を敬い言われたことを素直に聞き入れることが大事だと

子供の頃に叩きつけられる

その経験をした子が親になり

自らの子にもその事を継承していくことで

仲間意識や自治が養われていく

何かあったら助け合う精神も育まれていくのです。

 

父ちゃん母ちゃんのいう事をよく聞けよと言ってる感じです。

 

 

外に出ると薄暗くなって来ていい感じになって来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の若い衆がなまはげと化す入魂の結界です。

 

 

始まりますよ〜

なまはげ柴灯まつりはコロナで3年ぶりの一般公開でしたので

関係者の挨拶にも気合が入っているをひしひしと感じるのでした。

 

そして雪はいい感じに深々と降り始めたのでした。

 

 

 

 

 


白銀の東北旅 その7 ガス灯の温かさよ 銀山温泉

2023-02-26 | 東北地方への冬旅

白銀の東北旅2日目のメインディッシュです。

泊まったことはありませんが何度も撮影に尋ねてる銀山温泉

されど雪景色のシーズンは初めて!

今宵の宿は秋田港近くのビジネスホテル

銀山温泉での夜景を撮影してから約3時間運転しなければなりませんでした。

しかししかし 夜景を撮ってなんぼの銀山温泉

 

 

 

天童市の鳥中華そばを食べてから時間潰しをしながら銀山温泉に到着するも

まだ時間が早い

どこか近くの温泉はないかと見つけたのが山形花笠高原温泉

ゆっくり温泉に浸かってふやけて休憩室で横になりました。

水戸黄門をフルで見てなんとか暗くなって来ましたので銀山温泉へ

 

 

 

 

 

 

次回はぜひ 泊まりに来ましょう。

銀山温泉は観光客で大繁盛

特に外人さんの多さに閉口するのでした。

 

この日はこの後、豪雪になりました。

新庄市から秋田県湯沢に向かう峠ではホワイトアウト

ワイパーの両端はすぐに雪の塊になってしまうくらいの降りかたでした。

 

白銀の東北旅は3日目に入ります。

 

2日目の軌跡

 

 

 


白銀の東北旅 その6 羽黒山五重塔No.2

2023-02-25 | 東北地方への冬旅

 

美しい出で立ちに時を忘れてシャッターを切っています。

 

 

 

 

圧巻の翁杉樹齢1000年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祓川をもう一度渡り

 

羽黒山五重塔を後にしました。

秋田県を中心とした旅ですが、山形県の豪雪地の雪見旅を2日目にチョイスして見ました。

 

お次は、内陸の天童市へ向かいます。

 

 

 

 


白銀の東北旅 その5 出羽三山 羽黒山五重の塔

2023-02-24 | 東北地方への冬旅

白銀の東北旅は2日目に入ります。

旅の起点は大曲駅前のビジネスホテル

野菜と味噌汁をしっかり取って出発。

この日の天気予報は1日中大雪寒波

さてさてどうしたものかと旅先の引き出しを頭に浮かべた結果、

象潟から鳥海山山麓を南下し、鶴岡〜出羽三山へ

雪が降る中、羽黒山五重の塔を前からぜひ訪問したいと思っていたので

この日の大雪は大歓迎だったのです。

 

 

羽黒山は、会津や平泉と共に東北仏教文化の中心であっただけに、数々の文化財に富んでいますが、国宝でもある山内の五重塔は見応えがあります。
夏に1度その姿を見てから必ず雪の降ったときに再訪しようと決めていました。
五重塔は大きく育った杉木立ちの中に素木造り、柿葺、三間五層の優美な姿で聳り立っていました。
 
 
先ずは随神門を潜り参拝です。
随神門より内は出羽三山の神域の入り口ですね
 
 
 
 
祓川の橋を渡ることで身を清めます。
 
 
樹齢1000年 その樹木の高さは30m以上の翁杉が五重の塔を守っているかのようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あまりにも美しくて時を忘れ200枚以上撮影しました。
もう1回、五重塔の凛とした姿をお届けします。
 
 
 
 
 

 


白銀の東北旅 その4 秋田内陸縦貫鉄道 又鬼号

2023-02-23 | 東北地方への冬旅

 

森吉山に向かう途中、線路が道路に沿って走っているのが目に止まりました。

秋田県内陸部には縦貫する生活インフラが線路として残っています。

もともと秋田杉の切り出しにでも使っていた線路なのかな

熊撃ちのマタギ文化が今でも継承されてる地でもあります。

もう廃線なのかなとか下調べしていなかったのでこんな豪雪地に現役の列車が走っているとは思っていませんでした。

森吉山から宿に向かう途中、情報収集にと最寄の駅に立ち寄って見ました。

 

 

待合室で時刻表をチェックすると5分後に通過する列車があることをしりました。

そこからサクッと撮影ポイントを探して撮影開始

 

わらわないと読んでいましたがおかしないと読む

ユニークな地名が多いのも阿仁地方独特の味ですね

 

 

 

 

 

 

マツダの赤ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これにて初日完了です。

旅は2日目に続きます。

 

明日は大雪予報

宿でプランを練ることにします。

秋田内陸線 惚れて通ってしまいそうな素朴な風景です。

 

 


白銀の東北旅 その3 森吉山樹氷

2023-02-22 | 東北地方への冬旅

乳頭温泉から車で90分 天気が持ちそうなので樹氷を見に森吉山のゴンドラに向かいました。

森吉山には200名山にも選定されていて

私も15年ほど前に花の森吉山に登っています。

私の森吉山の印象は「高山植物の宝庫」

特にシラネアオイが登山道に沿って延々と咲き誇っていて

なんと豊かな自然が残っている山域かととても良いものが残っています。

ゴンドラがグリーンシーズンでも動いているのでとても楽チン登山ができる名山です。

今回は日本三大樹氷の一つ

森吉山の樹氷です。

ちなみに後二つは蔵王と八甲田山です。

ゴンドラ駅には秋田犬 北斗君が迎えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森吉山の樹氷ゴンドラでした。

初日の宿は大仙市大曲駅前にビジネスホテルをとってあります。

秋田内陸縦貫鉄道の撮り鉄をしながら宿に向かいました。

昨夜、家を出てからの経過時間は20時間も経っていませんが寝ていませんので

少々疲れが出て来ました。そういう意味でも撮り鉄は良き眠気覚しになりました。

 

続く