錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

立山下山・北海道の旅プロローグ

2019-06-13 | 立山・劔

5/25(土)いよいよ立山を去ります。

雷鳥平のテント場には数張りのテントがありました。

立山影が山に吸収していく様を見ながら雷鳥平からの最後の急登を詰めて雷鳥荘・みくりが池温泉通過

バスターミナルには7時30分に到着 8時の始発バスに乗れました。

 下山してから大辻山に登る予定をしていたのですが、2日間滞在で日焼けした疲労が結構あり大辻山は諦めてもう一度軽みでとんがり山に登りました。

 

室生からの風景で立山紀行を終わります。

 次は6月中旬に北アルプスに入山します。

 

 

雷鳥坂の最上部に立つ御前小舎

 

 

残雪期の立山三山 

特に朝焼けの劔の姿が

最高でした。

 

登山日:5/24〜25  

 

 

昨日は、北海道の旅から帰りいつもの山で汗をかきました。

5月の後半に登ってから2週間ぶり

森は新緑から深緑に季節を進めていました。

山肌に浮かぶヤマボウシの白い花は羊の様にも見えました。

しばらく山に通って汗かいてアルプスに備えたいと思っています。

 

 

 

 

北海道の旅 プロローグ

利尻岳 海抜ゼロメートルから見ることができる天の川

 


モルゲンロート剱岳

2019-06-10 | 立山・劔

後立山連邦の向こうから今日と言う新しい光が黒部の山間に差し込むようにして剱岳を染めて行きました。

アルプスの朝の光は嘘が無い。

混じりっけの無い光 本当の光が届く

 いつもアルプスで迎えるご来光で思うのは同じ。

空気が澄み切ってるから混じりっけの無い光線が届く

 本当の光だからこそ自然と共鳴して美しく辺りを染めていくのだと・・

 人生にもたくさんの光が届く  いろんな光と言ってもいいだろう

時には、晴れない雨の日も どんより空の日もある

 

人生では混じりっけの無い本当に温かい光なんてそう滅多に無いもんだ。

 山で迎える朝陽を眺めていつも思う事です。

 

 

 

 

 

キレットの奥に雨飾山

 

 

 

白馬岳

 

 

 

 

白馬三山

 

 

 

 

 

 

 

 

薬師様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山に出会えて本当に良かったです。

 

 

 本日の北海道紀行予定

積丹半島・ニセコ周辺の初夏を眺め苫小牧発の深夜フェリーに乗船します。

 


夜明けのシグナル

2019-06-09 | 立山・劔

劔御前小舎の夜は、山風の音が鎮まって行くのを体感しました。

雪の重みで立て付けの悪くなったガラス戸が

別山乗越を越える山風に伴いガタガタと鳴りました。

地上の大気と上空の大気のパワーバランスが均等になった証

 

4時 同室のAさんからの 「赤くなってる」 の声で覚醒。

昨夜星を撮った丘までAさんと向かいました。夜明けのシグナルは 残雪が青くなる。 私にとって撮影の醍醐味の一つでもある。

 

 

新しい太陽は、五竜の肩から上がってきそうです。

 

 

キレットの奥の院には雨飾山

 

 

薬師如来様も目覚めそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

劔沢上部の斜面に赤いプリズム光線が届き始めました。

 


星めぐり

2019-06-08 | 立山・劔

劔御前小舎の消灯は午後8時ちょうどだった。

山時間はこれでいい。

同室のAさんと小舎の裏山に上がって劔・立山・大日の星空を約1時間楽しみました。

 比較的風は弱かったが稜線を超える風は時折きつくなり、長時間露光は何度も失敗しました。

一人の撮影ではなくAさんが横にいてくれるので心強かったです。

 

月明かりの立山も撮って見たかったですね

 

 

 

 

 

 

 

 

     夕陽に続き 素晴らしい思い出ができました。  

 

 


剱岳 火の鳥の如し

2019-06-06 | 立山・劔

別山乗越に立つ劔御前小舎は、日本一の撮影ができる絶景ポイントにあります。

 小舎から5分ほどで劔御前尾根のピークに到達。数年前にここからの劔は撮りましたが、そのピークからさらに劔本峰に進んだ所に劔御前2777mの三角点があります。

今では危険なため廃道になっていますが昔はこの尾根ルートが劔へのアプローチルートとして利用されていました。

 そのピークからの夕焼けの剱岳を撮るのが目的です。

小舎でお知り合いになったAさんと向かいました。

 日の入り時刻は6時47分 

私一人なら途中で心根が折れていた事でしょう。

Aさんの「行きましょう」の一言に勇気ずけられました。

 刻々と茜色の斜光が後立山連邦・薬師岳を照らし、剱岳を染めて行きました。

1枚目の写真はファーウェイの携帯で撮ったものです。 

ここまで質の高い画像と色の再現があるのならば、重たい一丸を背負って来たのは何なんだと思わんばかりでした。

 

 

 

 

 

白馬岳方面

 

 

大日に富山平野

 

 

五竜の王

 

 

 

薬師如来

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍬崎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弥陀ヶ原

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿島鑓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aさんとの撮影会 その1

永遠の一時でしたね

感謝。

 

その2(残照)に続く

 

 

5/24 

 

 

北海道紀行 今日の予定

 

ちょうど今頃、利尻島にて朝焼けの利尻岳を狙っていると思います。

 今日は移動日 稚内に戻り道央に戻りながら行き当たりばったりの風景撮影会とします。

 

 

 

 

 

 

 

 


別山からの風景

2019-06-05 | 立山・劔

別山は立山曼荼羅にも別格の天として描かれている存在感のある山

その頂に立って見て初めてその意味が分かる名山なのです。

その意味とは針の山「剱岳」の大展望台と言う事です。

 

今回の山旅の目的は、この山の頂から星空・朝焼けを撮影することでした。

詳しくは、劔御前峰か別山北峰のどちらかで撮影しようと思っていました。

この後、ロケーションチェックをして

ここでの撮影はまたの機会にしました。

 

残雪の剱岳

映画「点の記」にあった長次郎谷。

雪を背負って登り

雪を背負って下る

 

 

 

 

 

 

 

 

エベレスト登頂を果たした主人を待つ劔沢小屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劔沢はアルピニストの聖地

この深い谷を見られただけでも

この地に来た甲斐がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

撮り飽きる事なく

右に劔

左に立山

何度も立ち止まり

レンズを変えて撮影しました。

御前小舎には3時頃到着

何度も通過してはいつか泊まって見たいと思っていた山小屋です。

 

少し横になってから夕暮れの撮影に準備しました。

 

 

 

 

 

 

今日の北海道旅の予定です。

利尻島2日目

朝焼けに輝く利尻富士を狙います。