錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

佛隆寺 千年桜と小梨の花

2017-05-01 | 春旅

待ち合わせ時間の20分前にtakayanさんご夫妻が到着され合流しました。

逢うなりいきなりtakayanさんから「はい これ」と渡されました。

何かなと見ると、昨年の秋に北海道で紛失したトキナー16mmのレンズキャップでした。

あれ以来私は段ボールを加工して簡易なキャップを自作していました。

せっかくのレンズなんだから大事にしないといけないよと

カメラの先生からのプレゼントでした。

こういう所でも随所でカメラに対する姿勢を学ばさせていただいてます。

また集合時間には必ず余裕を持っていらっしゃいます。

先輩を待たせてはいけんと私もその前に必ず行く様にしています。

さっそく撮影開始です。

桜の下から始まり階段を登りつつ佛隆桜の本質(よき表情)を探って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

花咲か爺さんにぴったりの桜です。

 

 

桜を見渡せるベンチがあってそこで花見モーニングです。

奥様に温かい珈琲とサンドイッチを頂戴しました。

風もなくポカポカ陽気の下、鳥のさえずりが心地よく聞こえてきます。

 

 

 

そらママさんのブログに紹介のあった佛隆寺の門をくぐりました。

 

銀杏の若葉かぐわしい

 

 

 

一同お寺を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佛隆寺は嘉祥3年(850年)に弘法大師・空海の高弟・賢恵が創建したと伝わる古刹です。

室生寺の末寺で、大和茶発祥の地とされ、空海が唐から持ち帰った日本最古のお茶を栽培したといわれています。

 参道の石段横にある桜の巨樹は「千年桜」と呼ばれ樹齢900年といわれる県下最古の桜です。

 この千年桜の咲く4月下旬と、大和三名段(仏隆寺、段山神社、室生寺)のひとつとされる

197段の石段の両側に彼岸花が咲く咲く9月がこの仏隆寺の最も美しい時期だそうです。

 

この後、takayanさんご夫妻に

朝一番撮影した諸木野の桜にお連れしました。

段々と曇ってきましたが時間があったので

三重県曽爾村の屏風岩公園の山桜に立ち寄るも

まだ季節が早かったようです。

昼食後、標高の高い位置にある権現ザクラ(枝垂)に立ち寄るも

ここは葉桜になっていました。

同じ地域にあっても桜の品種の違いでこうも咲く時期が違うのものかと

学ぶ事が多かったです。

おかげさまで、来年のプランニングが早くも出来ました。

この時期に来年のイメージが出来た事は非常にラッキーでした。

takayanさんご夫妻様。今回もジョイントありがとうございました。

 

 

 

屏風岩公園の山桜の大木

 

後日、4/27に再訪しましたのでその時の記録はまた後日。

明日からは、しばらくの間。

いつもの山で桜を追ってみました。

手つかずのまま自然に形成された山桜をアップします。