八重柏冬雷の書道散策

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「楼蘭出土書蹟」の臨書

2007-06-17 | 臨書の巻

「楼蘭出土書蹟」の臨書。

中国の楼蘭からは木簡のほかに
このような紙に書かれた書蹟が発見されている。
3世紀後半から4世紀前半位の間の手紙らしい。
これは純然たる草書体である。

ちょうど面白い紙があったので、
素朴な臨書をしてみたくなり、
これを書いた。

紙の周囲を手でちぎって、
これで完成。

おおよそ半紙の1/4

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6 コメント

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Unknown (ひろこ)
2007-06-17 21:41:11
楼蘭というとまず乙女のミイラを思い出しましたが、書のことはきがつかなかった。
もうすでに素敵な草書なんですね。パソコンより楼蘭のことよんでみたり、昔展覧会があったとき見に行ったことを、記憶のかなたより思い出させていただいてありがとうございます。
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ひろこ様 (toraian)
2007-06-18 21:00:37
「ローラン」って、いい響きですよね。
この響きが何となくロマンを感じる地域ですよね。

展覧会があったのですね。
見たかったなあ。
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大谷探検隊ですよね。 (しゅん)
2007-06-21 07:25:33
中学の頃だったかな。書塾の先生の所でローラン出土の帛書や経文の載っている図録を見てワクワクしたのを思い出しました。

それから数十年後、いろんな所に行きました。
長沙の最古の筆も見に行ったし、馬王堆漢墓はもの凄かったです。陝西省博物館では木簡、竹簡。。。他にも自分の目でいろいろ見ましたよ。

その感動が書けませんけどね。。。

また冬雷さんのブログ楽しみにしています。
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しゅん様 (toraian)
2007-06-22 16:48:24
コメントありがとうございます。
しゅん様は博学で
しかも、多くのものを見られているのですね。
羨ましいです。
本物を見て臨書できたら最高ですね。
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書のブログはいろいろあるけれど (しゅん)
2007-06-22 17:42:24
冬雷様のブログにはとても惹かれます。

私もいろんな方向から書を表現していきたいと思って模索中です。
楽しみに見せてくださいね。

先月は九州国立博物館に泰山刻石の拓本の一部が展示されましたので見に行きました。
一文字が50センチぐらい、30メートルの拓本が20行ぐらいあったと思います。
その前に立ったら、体が振るえ心臓がバクバクしました。
7世紀ぐらいに名もない僧侶たちが山肌にどのようなおもいで大般若経を彫ったのか?っておもったら私なんて筆をもてないなって怖気づきました。

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しゅん様 (toraian)
2007-06-23 12:33:03
私の場合、偉大なものに近づこうと思うと、
無力さに空しくなってくる。
だから私は、
自分のペースで出来る事を探っています。
それでいいんじゃないかなぁ。
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