鈴鹿市の広報誌「広報すずか」の最新号の特集は「地域づくり協議会」です!
冊子版はもう月初めから配布されているのにWeb版はまだです.
12/5発行になってるからかな.固いなぁ.
こういうのってWebが先に出なきゃって思いますけどね.
広報すずかhttp://www.city.suzuka.lg.jp/kouhou/gyosei/open/shiryou/hakkobutsu/index1.html
鈴鹿市が提唱した地域づくり協議会は小学校区別.
従って,行政区分とは異なるという難しさを包含していますが,それでも現状の行政区で進めるよりもやりやすいかと思います.
私も若松地域づくり協議会で活動していますが,地域の情報HUBを担う組織になっていくことで,地域住民が住みやすさを感じられるだろうという実感があります.
若松小学校区はかなり早い目に地域づくり協議会が立ち上がりましたが,他地区ではまだ準備委員会だったり,その前段階だったりします.
しかし,地域のことを地域の人が考えられるようにするために,いろんな助成関連が再来年度には地域づくり協議会を通して分配されるようになることが条例で決定しており,受け皿を作り,かつ,各部会が独立性を持って組織で動いていけるようにしていかなければなりません.
改めて書くと大変なようですが,これまでのバラバラの組織毎,極端にいえば人毎の方がもっと大変で,共有しにくいご苦労も遥かに多かったのではないかと思います.
一見,大変そう,そして実際結構大変ですが,組織づくり・組織運営の過程を通して,情報の開示・情報の共有が密になり,地域に分かち合いの心が芽生え,そして世代交代もよりスムーズになっていくのではないかと思います.
地域には歴史もあり,独自の工夫が積み重なっているのを目にしています.
組織を作って,即ドラスティックに何かが変わるわけではないですが,動きながら徐々に地域の人々の負担が少なくなる道を模索できれば,その地域の持つ力が蓄えられていくことでしょう.
私は経営者ですから,いろんな動きを一般の人と違う視点から見つめることが習性になっています.
何か大きなイベントを打ち上げ,皆が協力して,褒められるというのは,得てしてゼロサムゲーム,あるいは極端なマイナスサムゲームになりがちです.
協力すればするほど,協力したことを否定できない負の螺旋に巻き込まれ,気づけばそのこと自体が突然消滅するとかでしか何かを変えられない.
やはり地域には継続性,協調性,それらを支える調整弁が必要かと思います.
地域のことが見えてくる地域づくり協議会.
いろんな人のいろんな持ち味が上手くいかせる組織に成長していくことでしょう.
若松地域づくり協議会の事務局は若松小学校横の若松公民館にあり,誰でも参加可能です.
若松で何が起こっているのか今まで以上によくわかる――地域のことに疑問を持つ人こそ,どんどん来ていただきたいと思います.
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