鈴鹿市議会議員の田中通です.
昨日の
鈴鹿市議会は議案調査のため,特に予定なしでしたが,私個人は午後から6月24日(月) 14:00予定の一般質問に向けて行政側との打ち合わせが入っていました.
早いところでは先週から私の質問への答弁を頑張って仕上げてきてくれているので,午前中は本番の一般質問に向けてじっくり原稿づくり...
とはいかない今日この頃.
朝一番の電話で海岸近くの自治会長さんから連絡があり,判断が難しいトラブルがあるとのことで,子ども達を保育園に送ってから若松地区市民センターで合流となりました.
センター長も一緒にみんなで現場の写真と地図を協議.
写真だけでもややこしいのがわかりますが,鈴鹿市か三重県のどちらの管轄なのかを市に考えてもらうための報告をしたところで,待ち時間を利用して現場に.
足場が良いルートで行こうとすると,これが結構遠い.
一見,何もありません.
先日,海岸清掃も終わりきれいな海岸です.
しかし...
反対側に口がありました.
そして何か見えます.
結構大きいです.
大きさはこんな感じ.
結構,大きいです.
というか,めっちゃ大きい木です.
しかも長い!
後から来てくれた鈴鹿市 土木部 河川雨水対策課 管理グループの皆さんと測ったところ2.3mくらい.
太さも60cmくらいありました!
こんな太くて長いものがどうやってテトラポットで狭められている入口から入ったんだ!!!
とみんな文句を言いたいところでしたが,そこは皆さん冷静に潮が高いときに波で揺られながら上から入り込んだのだろうと一致した推測でした.
しかも,厄介なのはこの巨木だけでなく,そこそこの大きさの木もたくさん入り込んでいるということです.
このトンネルは堤防の下を通り,居住区に繋がっています.
そこには手動の水門もあり,台風や高潮の時には対応してもらっているのですが,こんな状況では水門を閉めることもできなくなるし,ちょっとした大水の時にすぐに詰まって排水も出来ないどころか,居住区で溢れてしまいかねない状況です.
しかも,この水路は浜田公民館のちょっと横にも繋がっていて,被害の拡大は免れません.
管轄の判断も難しいし,人力では動かせないし,みんなでどうすべーって感じ.
市職員の皆さんに,周辺の調査をしてもらって,ひとまず解散となりました.
さて,午後からは一般質問の打ち合わせです.
行政側の答弁の土台が報告されます.
私の一般質問は大項目が3つあり,その#3についての打ち合わせでした.
ちょうど河川雨水対策課長とも打ち合わせでしたので,朝の排水路の巨木の除去を改めてお願いしました.
防災について,特に海岸線のことや災害時のIT活用についてでした.
初の一般質問ということもあり,結構,時間オーバー気味の欲張り質問になっていますが,いろいろ調整してもらっています.
9月は無理させない一般質問にしますと反省しきりです.
さて,#3が終わって,少し休憩しようかと思ったら「次は#1に引継ぎます」とのことで,急遽また別の打ち合わせ.
それぞれ団体で来られているので,ダブルブッキングになっていたら大変だなぁと思いながら結果オーライの予定外スケジュールをラッキーと思ってこなしました.
ところどころで昔からの知り合いがいて,和んだりしてました.
市内各地区の地域づくり協議会が活動しやすくなるための打ち合わせ.
さて,#1が終わったら#2の打ち合わせ.
こちらは前々から予定が入っていたものでした.
そしてそこには18年前の鈴鹿市のメルモニの担当者の方が今は課長さんになって来てくれていました.
懐かしい話もそこそこに,しっかり産業政策等についての打ち合わせ.
気が付けば13:30から17:00近くまで20人以上の方とぶっ通しでの打ち合わせ.
なかなかタフでした.
夕方からは県議と数人の市議で勉強会.
とても役に立つ統計資料などを入手し,私からは現在の大学の状況などを提供できました.
いろんな立場の人がいます.
私は,人には事情がつきものだと思っていますので,是々非々のお付き合いを良しとしています.
そして,議員たるもの感情抜きの議論ができなければと思うわけです.
議論によって,世の中が前に進んでいければと思います.
そういう意味で,いろんな方との勉強会は重要だと思っています.
さて,今日は朝から若松地区市民センターから電話がありました.
なんと,昨日の巨木の詰まりですが,県か市かの検討よりも問題解決が先だと職員の方が午後にチェーンソーで巨木をぶった切って,他の木と一緒に運び出したということでした!
即動く!
それを実践してくれた市職員の皆さん,ありがとうございます!
今日はスコールのような雨が度々降り,もし詰まったら大きな問題になったと思うので,本当にありがたいことでした.
夕方,現場を見に行きました.
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あの巨木がない!
入口もすっきり!
トンネルの中も向こうまですっきり!
今はトンネルの先の水門の口も見えます.
これなら詰まることはないでしょう.
昨日と同じアングルで撮影したかったですが,満潮に近かったのかそれは叶いませんでした.
結構,波が来てます.
もし,潮が高くて条件が整えば,同様のことが起こりかねないなぁと思ったりします.
今回のことを教訓に,他の排水路のチェックや効果的な対策を考えていきたいと思います.
多くの方に傍聴に来ていただきたいです!
中継は少ないですが多くの方に視聴していただきたいです!