ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

受験システム崩壊?!

2017年09月21日 17時32分00秒 | 事件・事故・宗教・政治
おこんばんわ。
ひつじ飼いで、ごぜ~ます。

いきなり、なんですが。
トルコの教育制度って
何なの?って

なんか。
深く、考えてしまいましただ。

というのも、ね。
3~4年に1度

高校受験の受験制度が
根底から、変わるんですよ。

ええ。
チビッとの、手直し
じゃなくて

がらっと。
もうね。

がらっと
変わってしまう(爆)

事の起こりは
3~4日前に

大統領の
エルドアンさんから

現在の、高校受験システム
(略して、teogと呼ばれていたんすが)
は、よろしくない。
廃止するべきだ、

という。
発言があった。

そしたらさ。
次の日から

バタバタと
大臣が

このシステムは
よろしくない!変えるべきだ!

って。
騒ぎ出しましてね。

なんの前触れもなく
そんなら、やめるべ。

んだべ。
んだべってんで。

TEOG高校受験システムは
あっさり

廃止と
なってので、ごぜーます。

実は、これ。
長男の高校受験の時には、

まだ、なかったわけ。
長男の次の年?だかに
はじまったのだ

するってーと。
長男、高校、今年
卒業したわけだから

4年間、の
寿命だった、ってことだすな

長男の時代は
SBSと呼ばれる

日本の高校受験
みたいに

1年の最後に
行われる

一発勝負の
高校受験があったんだけど

子供の体調不良や
やむを得ない事情ってのも
ありえるわけで

1回だけで
子供のチャンスを左右するのは

よろしくない、
てんで。

現在の、年に2回
行われる

TEOG試験に
変更されたわけ、なんだよね。

それを、4年で
また、中止。

そりも、大統領の
一言により…って…(爆)

てか。
日本人の感覚では

ありえないっすよね?!
何の、選択肢も考えずに

とりあえず、
やめとこー、そーしよーみたいな、のりww

だってさ。
11月には、

第一次試験控えて
子供たち、勉強してたんだよ?

あと2ヶ月だ
てんで。

ねじり鉢巻で、さ。
それをね。

ある特定の
人物の一言で

すべて、おしゃかに
するってのは

あまりにも。
あまりにも、アルマジロ

じゃあ、
ないですか?!

ありえねーーーー!!
ありえねーーーー!!

でさ。
じゃあ、どうするんですか?

って
話なんすけどな。

いまだ
公式発表は、無いものの

上位5パーセントの
成績の良い子供たちには

難関校受験の
資格を与えて

中ぐらいレベルより
下の子供たちは

住んでる住所から
一番近い高校に

強制的に
進学、みたいな

システムを
考えているらしい…

というのが。
もっぱらの、噂。

しかも、しかも。
イマムハテップ、と呼ばる

宗教に
重点を置く学校を

あちこちに
増築して

この、宗教学校に
進学する子供の数を

増やそう、というのが
狙いだ、とか、なんとか。

いやあ、もうねえ。
ここまでくると

陰謀でしょ?!
子供らには

好きな高校に
進学する自由も
与えられなくて

強制的に、ほぼ全員
宗教学校へ
進学、っすよ?!

あまりにも。
ありえない、でしょ?!

ありえなさすぎ
じゃあ、ないっすか?!

何なの?!これ?!
こんなん、トルコ国民は

受け入れる
わけなんかな?!

あ、もちろん。
まだ、検討段階で

絶対確定では
ないそう、だけれども

でも。
でも。

そうなりそうな
予感は、かなりハイレベル。

なんでも。
今年の、文部省認定の

高校の宗教の
教科書には

女性は、家庭内で
男性(夫)に

絶対服従してこそ
円満な家庭が築かれる

みたいな
記述があるそうで

盛んに、世論で
叩かれてるらしい、んだけど

これね~。
もう

有無を言わさず
すべての子供たちを

同一色化するための
陰謀と言わずして
なんという?!

あまりにも。
おろろきました。

トルコ、申し訳ないが
近代化路線を

放棄してる
どころか

退化の道を
たどってるような

気がするのは
わしだけじゃ、ないよね。

うちの子供たちは
幸い

そういうのに
左右される年では
なくなったけども

幼い子供にとって
学校教育というのは

もちろん
重要だし

そこで、先生達が
何を教えるかっていうのは

子供の基礎を
作る上で

当然、かなり
重要なファクターに
なってくるわけでしょ?

これは、トルコ国民が
本気の本気で

考えなきゃいけない
問題では、ないか

とても、とても
そう感じます。

トルコ、
しっかりしてくれよ~(ง°̀ロ°́)ง



本日も、お付き合いいただいて
ありがとうございます

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駆け足大会しに、ギョレメへ?

2017年09月19日 07時11分13秒 | 日常生活
皆様、
おこんばんわw

ひつじ飼いで
ごぜ~ます。

なんと。
本日、急に

と~ちゃんの携帯が
ご臨終しましてねww

ってか。
使っている途中に

突然、
ブラックアウト、したそうで(爆)

とりあえず
修理屋に持ち込んで

ブラックアウト状態からは
脱出したものの

新たな
プロブレムが発生w

何が、言いたいか、って~と。
わしの携帯が

と~ちゃんに
レンタル状態になった!!

で、わしは
ガラケーに格下げ(爆)

いや。
家族の中の

誰の携帯が
壊れても

修理期間中は
わしの携帯を

代替品として
持っていくのって。
納得いかないんですけどww

だって、ひつじ飼いは
基本、家にいるじゃん。

電話なら。
家電話があるじゃん。

ネットだって。家なら
PCに、WI-FIがあるでしょ~!

とか。
ワケのわからん、理由をつけて

わしの携帯を
奪っていくわけだよ。

結構、むかついて
いるのだがww

まあ。
と~チャンの仕事は

携帯がないと
なりたたないから、
しゃ~ないけども。

で、どこでオトスか、
というと。

だから、携帯アプリで
ブログがかけなくて

PC引っ張ってきて
ブログ書いてるんでww

少々の、誤字脱字は
ごかんべん、くだせ~ねww

あ~。
長い、前置き(爆)

そうそう、
今日は。

前回の、青い鯨、の
補足として

あと、2~3行
書きたかったんすよw

わし、さ。
不思議に思って

一応、
自分の子供達にも

「ブルーウェール」って
聞いたことある?と
聞いてみた。

そしたらねえ。
長男、次男ともに

「知ってるよ!」という
答え~!

エ~知ってんの?
オクテだと、思っていた
次男まで?!

一応、怖る怖る
「どう思う?おもしろそう?」

とも
聞いてみたんだけどね。

「ばっかみたいじゃん~!
こんな事する奴の、気がしれないよ~!」

という。
ご回答をいただいて。

かなり。
ほっとした。

実は。
オトナが知らないだけで

子供達の間では
結構、知られた、話らしい。
この、ブルーウェール。

皆、知っている、
ということは。

どんなコでも。
誤って

人生の落とし穴、に
はまってしまった時に

へこんだ時に
失望している時に。

もし。
こういうモノが
脳裏によぎったら…

という、可能性が
あるわけで。

そう。
こういう話は

いまの時代。
あまりにも

子供と近い距離に
ありすぎて

どんなコでも
ふとした、心の隙に

こういう「闇」が
はいりこんでしまう
危険性がある。

何も、特別な
子供である必要は、ないわけで。

しかも。
各国の言葉で

巧みに、子供の心を
泥沼に引きずり込むような

子供の心理を
よく心得た、人間が

暗躍している、
という事情も

親が、十分
ココロにとめておかなければ
ならないことだなあ~と。

そんな事を
いろいろと

深く、自分なりに
考察した次第で、ごぜ~ます。

こういうのこそ
サイバー警察、というのかな?

そういう組織に
ばんばん、とりしまって、
欲しいモノですよね。

さて。
話は、変わって。

昨晩は。
久しぶりに

と~ちゃんと、二人で
夜のお散歩にでかけやした。

カッパドキアさ。
もう、9月も後半だ、ってのに。

昼間、毎日、
36度超え。

夜でも、28度とか。
ありえない暑さなんっすよ。

で。
夕涼みもかねて

ぶらぶらと
散歩にでかけたわけ。

いつもは
子供や義母と一緒に

アバノスの河岸で
お茶~、とかいうコースなんすけどね。

昨日は、珍しく
二人だけ、だったんで。

そんじゃ、まあ、
たまには、ってんで。

ギョレメのカフェに
ビール飲みに、行きやしたw

週末だ、ってのに。
相変わらず、がらがらのギョレメを

一通り、ぶらぶらしてから
落ち着いたのは

ちょっと、高台にあって
ギョレメの町が、眼下に見下ろせる

「MOTHERS PLACE」(だったかな??)
という、レストラン・カフェ。

ビール1本、15リラ。
まあ、普通のお値段かね。

つまみに
フライドポテト、なんぞも
注文して。

涼しい風に
吹かれながら。

ご機嫌に
グラスを傾け始めた、わし。

ところが、さ。
15分も、しないうちに

と~ちゃんが
もさもさ、もさもさ
し始めた。

ってのはね。
実は

と~ちゃん
酒は、全般的に弱い(爆)

ので。
飲むと、すぐに酔いがまわってくるし

ぐずぐず、飲みながら
会話をする、という事に

楽しみを
見出せない男、なのだ。

あっちむいたり
こっちむいたり

携帯いじったり
背中掻いたりww

サルじゃあるまいし
もうちょっと

落ち着いて、座ってなよ!と
怒るひつじ飼いに

だってさ~。
つまんないよ。

大体、ビール飲むと
眠くなるんだよ。

と。
文句をたれる、と~ちゃん。

ビールじゃなくても
すぐ、眠くなるくせに、と

突っ込む
ひつじ飼いに

いや、ラクだったら
眠くならないんだよ。

とかなんとか。
ぶつぶつ、返答する、と~ちゃん。

しまいには。
自分のグラスに、ビールをついで

残りの
ビンに残った分は

どぼどぼと、
ひつじ飼いのグラスに
ひっくり返して。

早く飲め~!
早く飲め~!
コールが、始まった(爆)

うるさい~!
わしゃあ、この場の雰囲気を

楽しみながら
飲んどるんじゃい!!

だってねえ~。
ライトアップされた

キノコ岩を眺めながら
ビール飲むのって、なかなか、オツなんすよw

それをね。
それをねええええwwww

ぶーぶー文句言ってる
わしを横目に

早々と、ウエイターを
呼んで、会計を済ませて

せわしなく
貧乏ゆすりをしながら

わしを、ちらちら
見るわけっすよ。

もう。なんか。
気分もクソも

あったもんじゃないし。
でも、ビール残ったら、

もったいないし
ってんで。

あたしゃ、必死で
ビールをがぶがぶ、流し込んで

フライドポテトを
超速ダッシュでかっこんで

通勤途中の
サラリーマンみたいにw

クチをぱんぱんに
頬張ったまま

がたーん!と
立ち上がって

急ぎ足で
表に飛び出しやしたよ。

もうね。
一体、何のために来たのやら??

「あんたとは、二度と一緒に
飲みに来んわ!」
と、言うと。

「望むところだ~っww俺だって、酔っ払いの相手は
ゴメンだよ」
だって。

どこが、酔っ払いだ!!
ふざけんな!おやじ!!

ホント、
付き合い長くなるとさ。

こう。
遠慮とか、なくなって
いかんですなあ~ww

てなわけで。
駆け足大会しに

わざわざ
ギョレメまで行って

しかも、慌てて
すべてを流し込んだお陰で

帰ってきてから
お腹が通った、わしでしたw

ううう。
でも、懲りずに、また行くぞ!!


本日もお付き合いいただいて
ありがとう御座います。

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青いクジラ(ブルーウェール)は、人殺し

2017年09月16日 18時50分00秒 | 事件・事故・宗教・政治
一昨日、トルコの
新聞に

「8月5日に、自殺を図って、死亡した、アンカラ、ガーズィ大学の24才の学生、エブリム・メルティンの遺族が、子供が死ぬ原因になったのは、ブルーウェール遊びである、と、この遊びと称した、自殺ゲームを、提訴しました」

という、記事が
のりました。

全世界の
お父さん、お母さん。

ブルーウェール(青いクジラ)という
名前の

自殺ゲームのこと、
聞いたこと、ありやすか?

シロナガスクジラ(ブルーウェール)は、病気などになると

自らを、浜に
打ち上げて

自殺する、という
奇妙な行動を、とるそうなんすけど。

ここから、名前をとった
この、悪魔のゲームが

静かに全世界に
浸透中、なんだそうです。

もともとは、
2015年頃に

ロシアの、フィリップ・ブデイキン、
という男が

作った自殺ゲーム
だそうで。

インターネット、携帯などを
を通じて

ゲームに、参加意思を
示した子供のところに

50日間にわたって、
1日1個、

ゲームの
管理人から

遂行しなければならない
「任務」が
伝えられるそう。

参加者は、確実に
毎日、

その指令を
実行していく。

そして、最後の
50日目の指令が

「自殺を促すもの」
という

とんでもない
ゲーム。

最初、ロシアでは
若者の、特に女の子の

自殺事件は、特に
お互いの関連性は

取り沙汰されて
なかったのですが

捜査が、進むにつれて
犠牲者の間に

奇妙な共通点があるのを
担当の刑事が発見し

それをもとに
更に詳しく調査すると

犠牲者の多くが
このゲームの

参加者だったことが
明らかになるんですだ。

そして、このゲームの
発案者

ブデイキンは、
逮捕されて

現在も、刑務所に
入っている、と
そういう事件だった。

このゲームのせいで
自殺した、

ティーンエイジャーの数は
130人にのぼる、というから

恐ろしい
数ですよね。

ところが。
ブデイキンの逮捕後

一旦は、沈静化したように
見えた

この、自殺ゲーム事件。
最近になって、また

増加の傾向を
見せてるらしいんすよ。

しかも、年齢も、
ティーンエイジャーではなく、
ばらばらで

しかも、ロシア以外の
違う国にも、

輸出されるように
なってきた。

今までに、
わかっているだけでも

イギリス、ドイツ、ベルギー
ブルガリア、トルコ、インド、
アルゼンチン、中国、と

言葉もばらばら、な国で
自殺者、もしくは

自殺未遂者が出ている、
そうなのです

これは、要するに
ゲームが

すでに、
プデイキンの手を

離れたにも
関わらず

それに便乗する
悪意のある人間が

いろんな国で
自分たちの言語を使って

更なる犠牲者を
出すために

日々、頑張っていると。
そういうことに、なるわけですね。

恐ろしいことっす。

なんで、このゲームのせいで
自殺した事が
わかるかっていうと。

この遊びの
何日目かの指令に

腕や、脚に
カミソリで

シロナガスクジラの絵を刻んで
写真を送れ、

というものが
あるそうで。

被害者の、腕、脚には
一様に

血だらけの
クジラの絵が
刻んであったそうで

これが、
決定的な証拠に
なっているんだそうだ。

そんな、いくら
考え方が未熟な子供だからといって

そんなにも、簡単に
他人の言いなりになって

自殺するものだろうか?
という疑問が

やっぱり、
わいてくるんですけどね。

子供たちを、最初に
お前は醜い、負け犬だ、

この世に生きる価値のない人間だ、と

散々、自己否定して
情緒不安定な状態に
持って行って

その後に
ある特別の方法で

死んだ者だけが
いける

特別な世界がある、と
教え込むんだそうです。

もう、一種
カルト的な雰囲気ですけどね。

その子供は、
だんだん

その世界に行くことを
望むようになって

毎日の指令を
自分から、こなすようになる。

最後には、
別の世界に行けることを

待ち望んで
すすんで、自殺する、と

まあ、こんな
仕組みになってるらしいです。

ありえねえ、ですな。
まさに、狂気の沙汰
ですが。

人の心は、
弱いもの、だからね。

ましてや成長途中の、
子供とくれば、なおさらです

しかも、これは
被害にあっている子供が

ほほ、みんな、
死んでしまっているので

確証がある話では
ないのですが

20日目前後の
あたりに

極秘任務、と
称した

全員、共通の
指令ではなくて

各個人、個人で
別個になると思われる

「ことがら」が
設定されてるそうなのですが。

一説によると、
これらは

管理人と性交渉を持つ
というような

指令である可能性が
高いそうで

そこで、写真なり
なにかの形で

物証を
握られた子供は

あとは、例え
やめたくとも、やめられずに

自殺まで
追い込まれてしまう、と

そんな裏事情も
囁かれていやす。

いずれにしろ
親が、いつも間近から

子供の変化に
注意を払っていれば

それなりの段階で
防げる確率は、高いですよね。

この指令というのが
1日中、誰とも話すな、とか

夜中に
ホラー映画を見ろ、とか

腕や、脚に
自傷行為をしろ、とか

夜中に墓場に行って
セルフィーしてこい、とか

とにかく
ロクなものじゃなくて

このゲームを
始めた子供は

いっぺんに、
人格が変わって

外界との交流を
遮断して
しまうそうです。

わかりやすい形で
突然ひきこもり、に
なるわけだからね。

もちろん、
一番悪いのは

こんなくだらない犯罪を
犯す奴ら。なんですが

親にかかってくる
管理責任部分も

かなり
大きいよね。

ヨーロッパの
国の中には

国が、各学校に
緊急通達をだして

自殺を防ぐための
行動を

起こしているところも
多々、あるそう。

日本に上陸する
可能性だって

かなり
高いわけです。

どうか、世界中の
親御さん。

この世の中には
とんでもない手段で

我々の
かけがえのない宝を

奪おうとする
クソみたいな輩が

いたるところで
うごめいています。

子供の動向には
くれぐれも、気をつけましょうね。

もちろん、わしも
含めてですが。

いっぱい、いっぱい
抱きしめてあげて

どんなに自分が
この世に必要とされてるのか、を

話して
あげましょう。

世の中に、必要とされてない
子供なんて

いない、はず
ですから

ちなみに。
この事件に関して

もっと詳しく
知りたい方は

グーグルで
ブルーウェール(blue whale)と引くと

ゾロゾロと
関係記事が、出てきます

トルコ語では
マービィ・バリナ(mavi balina)
で検索できやす。


本日もお付き合い
いただいて、ありがとうございます

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その日、長男に何が起こったか。3

2017年09月14日 15時08分00秒 | 子ひつじ~ずの事
さて。
ここからは、

長男の
言い分です。

何でも、その日。
実は、

皆で、ちょいと
お酒を飲もう、と

計画は
していたのだけど。

この近辺に
いるつもり、だった。

ところが。
4人組のうち、2人が

車を持ってきて
これで、

ドライブしようと
言い出した。

そういう事なら、と
皆で車に乗り込んで

ドライブ、までは
良かったが。

ウルギュップに
到着すると

そこで、
パーチーをやろう


言うことになる。

でも。
長男と、もう一人の
友達は

お前、飲んだら
どうやって帰るんだよ

と。
ドライバー担当の子に
モノ申すものの。

ちょっとくらいなら
どうってことないよ!

と、豪語する
その子を、止められない

最初は、2人で
コイツの車は、怖いから

俺達は、ウルギュップから
別行動で帰ろう、と

相談していた
ものの

その内、なんか
勢いに飲まれて

どうでも、良くなって
結局

また、4人で
同乗して、帰途についた。

ところが、帰り道
自分は、後部座席で

眠り込んでしまい
詳しい事情は

よく、わからない
のだけど。

友達の説明によれば
前に何かが、飛び出してきて

避けようとして
ハンドルを切ったところ

車は、道路から
脇の畑に落ちて

4回転くらい、
転がってから

横向けの形で
やっと、止まった。

半分、寝ぼけてた
自分は、

何が起こったのか
よくわからずに

外にも出れないまま
後部座席で、挟まって

ぼんやり
していると

友達が、先に
外に這い出して

窓を壊して
長男を、引っ張り出した。

何が起こったのか
実感がなくて

しばらく、呆然と
車を眺めていたのだけど

先に、駆けつけてきた
友達のお父さんに

早く、君も
ご両親に連絡しなさい

と、言われて。
初めて、我に返って

わしに、
電話を入れた、と。

その後、とーちゃんが、
来て

ドライバーだった子の
お父さんと

何やら、
相談した後に

とりあえず、その日は
その場を離れて

家に
帰ってきた。

家に帰って来る頃
やっと

恐怖と、無事に
帰れた事への

実感が
湧いてきた、と。

とても、怖かった。
もう、絶対こういう事は、しないし

しばらく、車にも
乗りたくない。

これが、
長男の、説明。

あんだけ、
クソガキぶりを

発揮していたにも
関わらず

本当に、この事故からは
ピタリ、と

夜遊びも
しなくなりやした。

しばらくは、
夢に見て

夜中に
叫んだりすることが
あったから

よっぽど怖かったんだろう
と、思いやす。

実際、
事故を目撃した人の
話によると

目の前で
いきなり、車が横転して

畑に
転がり落ちて

4回転くらいしてから
やっと、止まったものの

相当、ひしゃげて
いたから

こりゃ、中の人間は
希望ないかもしれん、と

慌てて、車から降りて
助けに行こうとしたところ

わらわら、と
車の中から

4人も子供が
ほぼ、無傷で這い出してきて

本当に、
びっくりした、と。

実際、長男は
次の日に

念のため
病院に連れて行って

レントゲンなど
検査もしたけれども

幸い、ドコモ
なんともなくて

肩の、軽い打ち身で
済んでしまった。

ただし、首にかけていた
ビーツのヘッドホンは

ぱっきり、折れて
壊れていたので

それが、首の打ち身から
長男を守ったらしい

事故の処理等は
ドライバーだった子の

お父さんが
何やらやっているので

わしは、詳しくは
知りませんが

それでも
自動車の修理に

関する
出費などがあって

まあ、経済的にも
少々痛い目をみやした。

しかし、
経験は、最高の教師である。
ただし、授業料が、高すぎる

とは
よく言ったもので。

高い授業料だった
ものの

これで、長男が
少しでも、

自分のやった
間違いを、反省してくれれば

結果的には
良い経験、になるわけで

それをフォローするのも
親の役目、とはいえ

いやはや。
楽じゃないね(爆)

しかも。
今まで、とーちゃんに

反抗的だった
長男なんですが

えらい
従順になりましてねww

普段は、
怖いけれども

いざ、必要な
時には

自分の後ろ盾に
なってくれる

自分をかばってくれる
存在なんだ、という。

父親の愛情の形
というものが

うっすらと
理解できたようで

それはそれで
収穫に、なっとるようです(爆)

本当、自分も、含めて
人間って

馬鹿な生き物だ、と
思うこと、しかりだけど

しょうがないよね。
皆、そうやって

成長して
いくんだもんね。

子育ての醍醐味、と
豪語できるほどには

あっしゃあ、とても
経験値低すぎ、ですけども

これからも、
一緒に転んだり、起き上がったり
しながら

長男の子育て、の
最終ラウンドを

頑張らにゃあ
いかんなあって。

思ったっす。
へい。

いやはや。
そろそろ、最終ラウンドに

なってくれんと。
身が持たんわ~www


本日もお付き合い、いただきまして
ありがとうございます

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その日、長男に何が起こったか。2

2017年09月13日 06時31分00秒 | 子ひつじ~ずの事
それからは、もうねえ。
あーた。

オート·リダイアル機能人間に
なりまして。

気が狂ったように
電話をかけては、切り、

かけては、切り、
かけては、切り…

でも、長男の携帯は
無情にも

「ただ今、電話に出る事ができません…」の

アナウンスを
繰り返すばかり。

電話の合間に
smsや、ワッツアップも、
書いてみるけど。

既読にもならないし
返事も来ない

落ち着け…
落ち着け…

誰と出かけてるのかも
わからないから

夜中に
よその子の携帯に

電話をかけることも
できず。

何か他に
連絡を取る
方法はないか、と

グルグルと
考えておりやした。

3時を過ぎた頃に
ムックリ、父ちゃんも
起きてきて

「まだ、連絡来ないの?」


明らかに
イラついた表情で

ひつじ飼いに
聞いてきた。

うん。まだ、来ないよ…。
わしが、そう答えると

今度は、父ちゃんが
携帯を握って

かけては、切り、
かけては、切りを
やり始めた。

1時間近くも
二人して

そんな事
してたかな。

二人とも、無言で
ただ、手だけを動かして…。

でも、何度やっても
結果は、同じ。

ただ今、電話に出る事ができません…

さすがに、
疲れてきて

とろりとした感覚が
やってくる。

もうそろそろ、
寝ないと

明日、田舎に
行けなくなっちゃうな。

まさか、事故なんて、
思いつきもしないから。

まだ、そんな
呑気な事が

言っておれた
わけだけども。

と。
とーちゃんが、
いきなり

携帯をぶん投げて
バタン、と

ふてくされたように、
横になってしまった

明らかに怒った顔で
目を閉じている

あーやっぱ、とーちゃんも
同じこと考えてんだ
と、思いつつ

とーちゃんの横に
わしも寝転がって

しばらく、暗闇の中で
2人で、黙って

悶々と
転がってたわけっすよ。

どのくらい
経った頃か…。

なんと。
わしの携帯が

いきなり、けたたましく
鳴り騒ぎ始めて!

ガバッと二人一緒に
飛び起きて見ると

当然、それは
長男からの着信。

時計を見ると
時間は、午前4時半。

アワアワしながら、
電話に出ると

「あ!お母さん~。俺~。あのさあ、実は、友達の車に乗ってたんだけど、そのバカが、事故リやがってさ。俺達、今すぐ、帰って来れないんだよね。あ!でも、大丈夫!心配しないで!アシが見つかったら、すぐに帰ってくるから…」

精一杯の
明るい声を作りながら

状況を
説明しようとする
長男の声が

何だか、すごく
遠いところから

聞こえてくるような
気がして。

わしのアタマは
一瞬にして

マッチロ、
になったんざんす。

あ、いえ、
図太いんで

気絶とかは
しないんですが

状況が、よく
アタマに入ってこない。

言われてることが
よくわからない?

長男は、
一方的に、まくし立てると

電話を
切っちまいました。

わけもわからずに
????な、わし

と。
とーちゃんが、横から

このバカ、何て言ってきたんだ?


鬼の形相で
問いただして、きやした。

はっと
我に返ったわし。

「何か、友達の車で、事故やったとか、言ってるんだけど?よくわからなくて??」

だってさ。長男は、
この辺のカフェで

友達と
だべってるハズだったでしょ?!

遠出しない
約束だったでしよ?!

要領を得ない
わしの回答に

イラついた、
とーちゃんは

改めて、長男に
コールバック

わしは、慌てて
父ちゃんに、釘を刺した。

「怒鳴っちゃダメだよ。すごい、声が、怯えてたから。普通に、冷静に、話してやって。」

そうなのだ。
長男、あんだけ隠そうと

していたにも
関わらず。

明らかに、声は
震えていたのだ。

一体、長男に
何が起こったのか?

顔は鬼だけど
声は、ノーマルのフリをして

長男と話す、
とーちゃん。

話せば、話すほど
顔は険しくなっていく

何?何がどうなったって?!

電話を切った
とーちゃんに
詰め寄ると

アホが、事故やったらしい。
迎えに行ってくるから。

もどかしそうに
服を着替えると

家から
飛び出そうとする
とーちゃん。

ちょっと、待ってよ!
何がどうなったって?!

と、問いただす
ひつじ飼いに

ウルギュップに行く方の
道で、事故やったらしい。
迎えに行ってくる。

とだけ
簡潔に答えると

とーちゃんは、
あっという間に

煙のように
消えてしまったのだす。

わしの人生の中で
こんなにも

時間が経つのが
長く感じられたのは

本当に、
初めてだったかも、しれない

その間、約30分。
立ったり座ったり
歩き回ったり。

手に持つ携帯に
絶えず、チラチラと
目を落とす

そりゃあ、毎分ごとに
時計と睨めっこしたって

時間なんか
経つわけないんだけど。

見ずには、
おられない。

いらいらが
募る。

事故ってなんだ?
長男、わしに嘘ついて

ウルギュップの方に
ドライブに行ってたって?!

あの大馬鹿野郎
絶対に許さん。

帰ってきたら、絶対に
ぶん殴ってくれるわ。

なんだか、頭が
ガンガンする。

長男が、事故やった事に
泣いていいのか

無事らしい事に
喜んでいいのか、

わけもわからずに
無駄にウロウロ、している間に

ジリリリリリ…と
ついに、玄関ベルの音がした。

飛んでいって
ドアの鍵を開ける

まずは、般若の
とーちゃんが、入ってきた

その後から…
おずおずと

長男が
顔を出した!

ぶん殴ってやる
予定だったのに

自分でも、思ってもみなかった
行動に出た。

長男の、頭から、
足の先まで

ペタペタ触って
触診を始めてしまった(爆)

「大丈夫、お母さん。五体満足だから」

と、長男が
答えたが早いか

バチン!と1発
平手打ちを、くらわした。

それから、思いっきり
ギュッ~~~~と

長男の頭を
下に引っ張って、抱きしめた。

でかいので、
抱きしめるのも、
一苦労だ。

「お母さん、俺、あんな車から、生きて出てこれて、本当によかった…」

かすかに、涙声の
長男が、言う。

「まったくだ。あんな車から、
生きて出てこれたなんて、奇跡だぞ。しかも、怪我もなく」

そう言って
とーちゃんは、

スマホで撮った写真を
見せてくれた

ひしゃげて
上から、プレスしたような

不条理な形に、
完全に、潰れてしまった

おもちゃのような
車の写真。

「この中から、子供4人。
ほぼ、無傷で、出てきたんだよ」

真面目に、
めまいがした。

しかも、長男
微妙に酒臭い。

ということは。
子供4人が、イキガッテ

飲酒運転をして
ハンドル操作を誤った

そんなところだろう、と
想像はついた。

でも、正直
そんな事は、

その時の自分には
どうでも良かった

抱きしめた長男は、
暖かった

手も足も、ついてたし
怪我もなかった

あとのことは
どうでもよかったのだ。

その時、横から
とーちゃんが、

「もう寝ないと、明日、田舎に、
行かないと、ならないからな。」

その声で
我に返った。

怒ったような
表情を作り

長男を
急き立てて、

ベットに
放り込んだ。

でも、
確かめるために

横になってから
ぎゅ~~~~と、

もう一回、長男を
抱きしめてみた。

長男は、
お母さん、ごめんね、
と言った。

「このアホタレ、バカ息子が!
早く寝なさい!」

そう言うと
少々、乱暴に

扉をしめて
長男の部屋を出た。

本当に、嬉しかった。
ただ、ただ、嬉しかった。

それから、いそいで
自分も、布団に潜り込んだ。

1秒もしないうちに
ものすごく、深い眠りに落ちた

その時、初めて
自分が

ものすごく、疲れていた事に
気づいたのでした~。


本日も、お付き合いいただいて
ありがとうございます

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