長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

レニリーフェンシュタールのサンゴ礁の写真集に想う

2013年05月22日 | 石垣島

  

レニリーフェンシュタールは映画監督として、また写真家として著名な女流作家だ。先日、ドイツとアメリカで1978年に刊行された「Coral Gardens」を入手した。彼女は最年長のスクーバダイバーとして知られている。80歳からスクーバを始め、モルジブで水中撮影に取り組んだ。100歳の時に「ワンダーアンダーウオーター」という最後の映画作品を発表した。102歳で亡くなっている。二枚目の写真がレニ本人だ。

これはサンゴに付くイバラカンザシだ。この写真集はめくるめくモルジブのサンゴ礁をそのままに描いている。先人たちの写真集は私自身の写真家としての確認であるし、原点でもある。私は今月で59歳になりますが、まだまだこれからですね。

写真絵本「サンゴの海」が偕成社から好評発売中。