花のために(鳥のために)

季節ごとの花や鳥の記録など by つな

大洗~苫小牧航路+苫小牧周辺探鳥 2020.10.2~4

2020年10月05日 09時15分27秒 | 野鳥

船酔いに弱いくせに海鳥への憧憬捨てがたく、また仲間4人と船に乗ってしまいました。今回はトンボ返りではなく苫小牧周辺の一日探鳥付きです。Gotoトラベルの恩恵を受け地域振興券と合わせて半額で楽しむことができました。今回またワイバードさんにお世話になりました。楽しいツアーをありがとうございました。

見ることが優先でしたので写真はあまりありません。行きの航路ではオオミズナギドリを筆頭に、クロアシアホウドリ、コアホウドリ、ハジロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカエリヒレアシシギなど楽しめました。トウゾクカモメは写真を撮った方がいらっしゃいましたが、殆どの参加者は見ることができませんでした。

苫小牧では最初にヤマゲラ狙いで支笏湖へ。地元のバーダーさんが写真をを撮られている脇にお邪魔してツリバナの実を食べるムギマキ若♂、エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキ、キビタキを見て周辺でノビタキ、オオルリ、アカゲラなど観察できました。残念ながらヤマゲラは見られませんでした。次にカササギ狙いで「勇払ふるさと公園」へガイドさんの下見の成果であっさりカササギを見ることができました。

最後にウトナイ湖に移動してオジロワシ、カモ類、小鳥類を見て空が暗くなり始めた5時過ぎに展望台に登り、展望台の上から湖に戻ってくるマガンやヒシクイの群れを堪能しました。この日の天気予報は10時ころから雨のはずでしたが、探鳥中は雨に降られることもなく、夕方には青空も広がり参加者みんなで天気予報が外れたことに感謝しました。

帰りの航路は風もなく波穏やかで船酔いなしの快適な船旅でした。その代わり海鳥は少なくオオミズナギドリだけの観察なりました。観察種は69種でした。

勇払のカササギ

ウトナイ湖のハシブトガラ 今回ハシブトガラの会合線が白ということを教わりました。写真はピンぼけですが会合線が白いのがわかります。

帰りの船 鳥が飛ばないので風景写真で遊んでました。

まもなく今回の探鳥会も終了です。

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3 コメント

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識別ポイントについて (kenharu)
2020-10-06 17:33:20
お久しぶりです。
ハシブトガラの「会合線が白い」は便利な判別ポイントですが、どの程度確実なのでしょうか。
自分の過去の画像を見返してみると、会合線の白いのがどんどん見つかります。白い部分は、上嘴は基部付近で太くて短い(嘴の三分の一程度)ですが、下嘴の縁は先端までしっかり白いです。ただし口を閉じると上嘴に覆われるのか見えなくなります。
今までハシブトガラは「雨覆いの先端が白くて翼帯のように見える」という情報に頼っていましたが、現実の現場ではあいまいで迷っていましたので、便利な識別点になります。
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会合線が白い! (つな)
2020-10-06 20:30:56
Kenさん お久しぶりです。コメント頂きありがとうございます。
今回3月に続いて苫小牧航路に乗ってきました。3月はトンボ返りだったのですが、今回は支笏湖やウトナイ湖で1日の探鳥時間がありました。
僕は北海道にはハシブトガラしかいないとずっと思っていました。でもガイドさんから苫小牧周辺は両方います、と聞いて困ってしまいました。
苫小牧での探鳥が終わってからガイドさんから会合線が白いという事とコガラと地鳴きが違うという話がありました。
ただウトナイ湖周辺はハシブトガラしかいないとのことなので、地鳴きだけはしっかり聞いてきました。
写真は殆ど撮らなかったのですが、ピンぼけの一枚が会合線の白い証明になるかなと思い掲載しました。
Kenさんはたくさん見ていらっしゃるようですが、僕にはこれからの宿題です。くちばしを閉じるとわからなくなる、というご指摘はとても興味深く拝見しました。
図鑑によるとコガラの尾羽は丸く、ハシブトガラは角尾とありますが、これも野外で識別するのは難しそうですよね。
来年以降北海道にシマアオジを見に行きたいと思っているので、その時またしっかり見られればいいなあと思っています。
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Unknown (kenharu)
2020-10-07 20:23:55
北海道旅はお疲れさまでした。
わずか3日で69種とは敬服します。
私は鳥見から遠ざかってしまいました。
以前は歩きでも車でも常時無意識に鳥探しをしていたものですが、その習性も失って今は普通の人になってしまいました(笑)
ところで、出来れば綱さんのメールアドレスをお知らせ願えませんか。私のhpからメールいただければありがたいです。
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