かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

日にち薬

2020-06-04 18:09:01 | 日記

妻の病院の順番取りに付き合う。あーあ情けない。ありきたりの人生に

嘆く翁。もっといろある人生を望む。ただそれには、犠牲も伴うだろう。

小心な翁には、できない。スーパーで踊るぐらいしかできない。むーみんが

目を剥く。イワシの開きと、白いか。ガンㇲゲット。時間が過ぎていく。

そば食って、歯を磨いて出かける。家でうじうじしてるより一人カラオケが

まだましだ。いましたおばさん2たりとジジイ一人。一人カラオケにならず。

でも2たり帰って、おばさん一人。何とか4時前まで持たせる。酔いのブルースを

最後に帰る。心の隅でいまだあの人が来ないか期待してる。来るはずのない人。

未練が残る。こんなに失恋すると苦しいとは。忘れるには一気に忘れる。

おばあちゃんでもいい。心を埋めてくれれば。おばあちゃんすら現れない。

現れるのは、ネコの白。袋に入れて蹴りたい翁。にゃーにをする。おまえじゃ

ココロが癒えぬ。しかも暑苦しい。ボーとしながら、ちこちゃんに叱られる

ボーとして生きてんじゃねーよ。男は女に恋をする。なぜ?それがわかれば

苦労しない。わかったのはわかれる苦労。偶然で始まって偶然でわかれる

羽目に。かみさんも罪なことをする。罪の川を歌う翁。今でもケータイを

チェックする癖が抜けない翁。ひくひくする。チック。タック。時は着実に

過ぎていく。日にち薬を飲む翁。いつ迄飲まなきゃいけないの?その面影が

きえるまで。こりゃながくかかりそう。吞むっきゃないね。うん。