家内の病院も一応区切り。昼から開いてるので、久しぶりにカラオケ喫茶。
その前に家内の代わりに買い物。なにもしてはいけない家内。慣れぬ買い物。
幕の内。サバ弁当。鉄火まきを買った。どこのレジにする。選んだのは
ムーミン。ぶっちょずらのムーミンが今日は優しかった。カードはお持ちですか
お箸をつけましょうか。当たり前の言葉が、優しい。チョット惚れたか。
やさしかればお前はいい女。太めがいい。できれば柔らかなら増していい。
プチ浮気をして、家内に弁当を渡す。味はこんなもの。ホテルと変わらん。
カラオケは誰もいなかった。すぐおばばが来たが、すぐ帰った。またひとりで
越前一人を練習する翁。お嬢を思って大阪ボレロを歌って待つが来るはずなし。
今日最後の客になった。コロナだけのせいではないが、客が来ない。やっぱ
イイ女がいないとな。おばばが怖い目つきで見る。聞こえたか。耳のいい奴
さすがに何十年カラオケしてる。じゃわたしの悲しい胸の内を聞け。
聴診器忘れた。他人の恋の痛手は、聞こえません。でも翁音がよくない。
肺気腫じゃないか。タバコを吸うからな。ムーミン好きなのか。すき、すき
大好きです。いろんな人が好きになる。恋多き男。竹取の翁。うまくいった
ことは一度もない。おばば恋愛してみるか。まじ?冗談?ほんと。いまわね。