家内が出かけ、置き去りの翁。とりあえず寝る。曲探しに苦労するが
さっぱり見つからない。こおり健太のおぼろ月みたいな曲がいい。
ないなーお昼まで頑張るが、結局見つからない。手持ちのレパートりーで
我慢するか。入店拒否されそうなトラウマを胸に今日はカラオケスナック。
8人しか入れないので、早めに行く。駐車場がない。運よく知り合いの婆が
駐車中で、別の駐車場を教えてくれた。一方通行よ。回るのよ。舞い上がる
翁は突っ走る。つかまりはしなかったが、危ない。婆のいるカラオケスナックに
なんとかはいる。結構楽しめた。良しとしなけりゃいけないが、なんか侘しい。
あの人がいないから。まだまだ引っ張る竹取の翁。どこかで見かけないか目を
凝らす。いるはずもなく帰って買い物。DVDを借りに行く。冴えない店の
お兄ちゃんが、私の前を通り過ぎる。私の前。後を通れ。邪魔なやつ。
気温30度みんなおかしくなってる。いつものスーパー夕方なので何もない。
パンとコーヒーを買って独身に備える。あーあせっかく独身なのに。
誰もかまってくれない。お金払ってもいいから誰かかまって。年齢制限アリ
~80まで。ダメかな。メールはどこからも届かなかった。だってメールの
打ち方がわからない。癖になってて携帯みるが、光らない。ブラックボックス。
秘密は奥に隠される。こうして忘れていくのか。翁の甘い記憶は消えていく。
シュガーどうしてる。こんな別れありか。アリです。恋に法則なし。
甘い後の苦さ。まるでビール。泡となって消えた恋を今でも惜しむ。
こらービールを振るな。泡だらけじゃないか。恵比寿を歌う翁。
惚れられてしまった人。違うな振られた人。だからビールを振るな。
振られた翁は、泡まで恋す。残ったビールは濃いい。チョットしつこいか。