『これが最後でも後悔しませんか？』

映画”鈴木家の嘘”を鑑賞し、感じたことを投稿させていただきます。

公開されたばかりの作品なので、予告編レベルで内容をご紹介させていただきます。
ある日突然、引きこもりの長男が自殺することから始まります。
母親があることをきっかけに記憶を失ってしまい、諸々の流れで息子がアルゼンチンで生きているとの”嘘(=方便)”をつくというもの。

いくらアルゼンチンで生きていると嘘をついても、自殺したという事実が覆ることもなく、残された家族たちは
『なぜ自殺したのか？』
『自殺を防ぐことはできなかったか？』
『息子は、何を考えどのように生きていたのか？』
という、それぞれの疑問に直面し、疑問解消のための行動をしていく姿が描き出されています。

その中で一番大きいのは
『自殺の原因が自分にあるのではないか？』
と考えてしまう姿です。

もし、私の家族が自殺してしまったら、やはり
『自分に何か原因があったのではないか？』
『あのとき、こうしていればよかったのではないか？』
と考えてしまうことは容易に想像できます。

奇しくも父親に胃がんが見つかり、家族全員が、必ず”死”を迎えることを強く意識し始め、今の関係性にも終わりがあることを受け容れ始めた時だったので、これが最後の瞬間になっても後悔しないように接することを意識することができました。
ということで、これから仙台の両親宅に行き、いつものように母親の料理をいただき、最寄りの温泉を楽しんでくることにします！
今この瞬間を味わいつつ。


今朝の投稿を読んで、あなたが身近な方との関係性にも終わりがあることを意識し、後悔しない言動をするきっかけになれば幸いです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝！】
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