今回の仙台出張で痛感したこと。
それは、人は他人から説得されたくないのだということ。
これを痛感したのは、現在、推進しているプロジェクトの協力メンバとプロジェクトの目的や実現したいことを会話したシーンでした。
通常、仙台にいる協力メンバとは、電話会議など対面以外の方法で意見交換しています。
それゆえ、なかなか実現したいことを共通理解にすることができず、想定外のものができあがることの繰り返し。。。
全員が真剣にやっているのに、想定したものが得られないというストレスフルな状況が続いていたのです。
限られた時間ですが対面で会話することを通して、共通理解を深めるチャンスをいただき、意気込んで会話の場に身を投じました。
が、この意気込みが悪循環を及ぼすとは、会話前の私には想像できていなかったのです。
意気込みの根幹は、
「プロジェクトの目的ややりたいことを理解してもらう!」
というもの。
つまり、こちらの考えを相手に理解してもらう。
きつい言葉を使うと、こちらの考えを相手に押し付ける。
そのために説得する。という考え方だったのです。
相手には相手の考えがあり、その考えに至った経緯もあったというのに。。。
予定時間を延長し、2日間で5時間近くも会話(説得)するも、相手が心から納得する状態にまで至ることはできなかったのです。
今日から東京のメンバと会話し、プロジェクトの立て直しを図り、仙台のメンバとも共通理解を深めていくように再トライしてみることにします。
2日間、5時間もの会話を振り返り感じたのは、
「人は他人から説得されたくない」
という、心理学で学んだ通りの結果でした。
「他人を変えようとするのでなく、他人を分かろうとする」
あらためて、この考え方の重要性を感じた2日間だったので、自戒の念を込めて投稿させていただきます。
今日は、いつも以上に「分かろうとする」気持ちを意識して、一日を始めることにします!
本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。
【しあわせです、感謝!】