WOWOWドラマ:オペレーションZを鑑賞して感じたこと。
それは、時間をかけて築き上げてきたものを変えるには
一朝一夕にはいかず、ある程度の時間が必要だということ。
オペレーションZは、日本の財政危機をテーマにしたもの。
歳入が50兆円程度にも関わらず
歳出が100兆円を超える国家予算に直面した首相が
2年後に歳出を半減する政策を打ち出し、
政府や国民に投げかけるというもの。
わずか6話で完結させるドラマなので
最終話の終わり方に非常に興味を抱いていました。
気になる終わり方は、
内閣不信任案が可決。
衆議院の解散総選挙、与党敗北。
総裁解任。新党設立!
その過程の中で、共感者(未来に向けた種)が
徐々に増えていく姿が描き出されていました。
つまり、歳出半減は具現化されないままの
終話だったのです。
長年かけて作り上げられた現状を
短期間に魔法のように解決できるシナリオには
違和感を覚えずにはいられなかったので、
この終わり方は、すごく納得、共感でした。
ここから先は、自分で考え行動する。
その主体性が求められることなんでしょうね!
国家予算だけでなく、長年かけて築き上げてきた問題は
魔法のように簡単に解決することはないのだと感じつつも
未来に向けた種(明るい兆し)を実感できることが大切だと感じた次第です。
【しあわせです、感謝!】