心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

『素直さは、最大の知性』

2018-04-10 08:10:03 | 昨日の感謝ごと
この言葉は、歴女:白駒妃登美さんの本で見つけた言葉です。
昨日、知人のfacebook投稿で、教え子が”素直”だったことに感謝されている内容があり、ふとこの言葉が頭に浮かんできたので、ご紹介させていただくことにします。

この言葉が紹介されていたのは、古事記伝を残した本居宣長と、その師:賀茂真淵との出逢い『松坂の一夜』に関する記述がある部分でした。
日本の言葉・起源を学ぶために古事記を研究することに着目した本居宣長に、賀茂真淵は、その前段として、大和言葉を理解するには、万葉集を学ぶという順番が重要であると諭したと記されていました。賀茂真淵自身が学んだ万葉集の教えを惜しげもなく、本居宣長に伝えたこともステキな行動ですが、師匠と信じた人物からの
『正しい順序で学ぶこと』
との教えに従って、学びを進めていった本居宣長の生き方/学び方は、見習うべきものが大きいと感じました。

変化の大きい現代においては、すぐに成果が出るものを追いかけるがゆえに、基本/土台を疎かにしがちなことが多いです。利益創出を求められる会社運営においても、時間がかかる人財育成よりも、今年度/来年度の業績に貢献するコスト削減に目を奪われがち。

今一度、先人たちから受け継がれた知恵に対して、素直な心で耳を傾ける姿勢が必要だと感じさせてくれる言葉だと、私は感じました。知性を持った生き方をしてみたいものですね。


今朝の言葉を読んで、あなたが自分自身が素直な姿勢/心構えで日々の生活を送っているのかを振り返るきっかけになれば幸いです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】

『リーダーのコミュニケーションとは伝えることでなく、相手に伝わるまでが責任』

2018-04-09 08:00:16 | 昨日の感謝ごと
昨日に続き、小関誠さんのセミナーで印象に残った言葉をご紹介させていただきます。

セミナーでは、リーダーとしてのコミュニケーションとして表現されていましたが、これは日常のコミュニケーションでも当てはまることだと感じました。
自分が伝えたことが事実なのではなく、相手に伝わったことが事実。という言葉もあるくらい、自分のコミュニケーションの責任範囲を取り違えてしまうことが多いのが現実なのかも知れませんね。

小関さんは、リーダーのコミュニケーションの責任範囲を明確にした上で、メールなどの一方通行のコミュニケーションツールの使い方にも警鐘を鳴らしていました。
社長を頂点にした三角形で表現されることが多い会社組織において、頂点に近い役割になればなるほど、部下の数が多くなるように勘違いし、効率的なコミュニケーションツールで通達しがちな組織運営に対し、自分の直接の部下(最大20名)にきちんと伝えることを徹底することをやれば、1万人規模の会社でも組織運営できる!と言い切っておられました。

20人の部下が、そのまた20人に伝達すれば、400人に浸透。その配下に伝達できれば8000人と、3階層で1万人程度に浸透するのですね。
理屈では分かっていることを、実践されたご本人だからこそ説得力がありました。

自分が何を伝えたかでなく、相手にどう伝わったのかを意識したコミュニケーションを、これまで以上に心がけるようにしようと思った一日でした。

今朝の言葉を読んで、あなたがご自身のコミュニケーションの責任範囲を意識するきっかけになれば嬉しいです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】

『無敵な人とは、●がいない人』

2018-04-08 06:33:28 | 昨日の感謝ごと
昨日は、元チューリッヒ保険とAIG保険のCEOを歴任された小関誠さんのセミナー開催をお手伝いさせていただきました。今朝の言葉は、中谷彰宏さんが著書の中で書かれた言葉であり、セミナー中でサラリと小関さんが口にした言葉としてご紹介させていただきます。

あなたは、無敵と聴いてどういうイメージを抱きますか?
私は、無敵と聴くと、連戦連勝のスポーツ選手や勝負師をイメージします。たとえば、伊調馨さんや吉田沙保里さん、古くは双葉山。。。

しかし、中谷彰宏さんは著書の中で
『無敵な人とは、敵がいない人』
と表現されていました。

この言葉を本で読んだときは、頭で理解しました。確かに敵を作らなければ、敵がいない。つまり無敵。
しかし、本当に敵を作らないことができるのだろうか?!との疑問符が頭の中にたくさん浮かんできました。

昨日、セミナーで講演された小関さんは、ご自身が外資系保険会社のトップに昇り詰めた経験を振り返り、上司/トップの立場の人が実践すべきコミュニケーションの基本は
『相手に関心を抱くこと』
とシンプルな言葉で説明されたのです。

この言葉に続いて
『人間が一番辛いのは、無視されること』
との説明があり、マザーテレサが残した
『愛情の反対は憎しみでなく無関心』
との言葉と同じことを口にされました。

あまりにも当たり前に感じる説明に、受講生がキョトンとしてしまったためか
『相手より先に挨拶する』
『相手の名前を入れて会話する』
『相手の可能性を信じていることを伝える』
などの具体的な行動を付け加えてくれたのです。

うまく言葉で伝わっていないかも知れませんが、敵を作らない生き方を実践した結果、競争社会のど真ん中にある(と思い込んでいた)外資系保険会社でトップになった人物を目の前にして、驚きを感じた一日でした。
すぐに実践できる自信が持てているわけではありませんが、せっかく教えてもらったことなので、苦手な相手と距離を置くのではなく、関心を抱く工夫をしてみることにします!


今朝の言葉を読んで、あなたが敵と感じている人がいるのかどうか、もし敵と感じている人がいた場合、その方への対応の心構えを振り返るきっかけになれば嬉しいです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】

『人の身体は食べたものでつくられる』

2018-04-07 06:54:37 | 昨日の感謝ごと
今朝は、おもちゃのコレクターとして有名な北原照久さんの講演会で耳にしたステキな言葉をご紹介させていただきます。

講演会の冒頭、主催者が北原さんのことをおもちゃのコレクターではなく、北原さんが一番収集しているのは、言葉だと言われました。
最初、何を言っているのかピンと来なかったですが、講演を聴き進めるにつれ、主催者が言っていることが理解できるほど、ステキな言葉のオンパレードでした。

その中で私の心に一番響いたのが、この言葉です。
『人の身体は食べたものでつくられる』
『人の心は聴いた言葉でつくられる』
『人の未来は話した言葉でつくられる』

何をどういう気持ちで食べるのか。というのは、昨日の言葉に通ずるものがあります。
それに加え、自分が聴く言葉と自分が発する言葉が、心と未来をつくる。
この2つは、自分が身を置いている環境に大きく依存するのだと痛感しました。この言葉を投げかけられてから、自分はどんな言葉を聴きたくて、誰と付き合うのか。そして、自分は誰に対して、どんな言葉をなげかけたいのかを意識し、身の置き場を変化させていきました。その結果、1年前の私には想像できないくらい、交友関係が変化し、時間の使い方を変化させることができたのです。このfacebook投稿もその結果の一つで、読んでコメントくださるみなさまのおかげだと感謝しています!

今朝の言葉を読んで、あなたが置いている環境が、自分の心と未来をつくるのに適しているのかどうかを考えるきっかけになれば嬉しいです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】

『大根を育てているのは●●』

2018-04-06 07:50:59 | 昨日の感謝ごと
昨日、facebookの友人の投稿で見事なお茶畑の写真を拝見しました。それを見て、今朝の言葉を思い出したので、ご紹介させていただきます。

この言葉は、小林正観さんの講演CDで耳にした言葉です。
人間は非常に小さな存在で、何かをするにしても誰かの協力がないとできない。飲食するものは、人間が作っている気になっているかもしれないが、自然の恩恵を受けていることを忘れてはいけない、という流れの中で発した言葉です。

『私(農家)が大根を栽培した、という日本語があるかも知れない。種を蒔いて、水をやったのは人間かも知れないが、大根を育てているのは大地』
非常にゆったりとした語り口で、ユーモアを交えながら発する言葉には、ものごとの真理が凝縮されており、大好きな講演家の一人です。

大根だけでなく、私たちが口にする飲食物は、地球や太陽などの自然からの恩恵であることを強く意識させてくれた言葉でした。
私自身が、お金を出せば食べたいものを食べられるという生活スタイルに慣れきっており、そもそも食材を育てることに携わった人や運搬してくれた人、調理してくれた人への意識が薄れていた頃に出逢った言葉だったので、非常に印象に残っています。正観さんは、携わった人々だけでなく、自然への感謝も忘れないように戒めてくれていたのですね。お茶畑の写真から、大好きな言葉を思い出すことができました、有難う御座います!

今朝の言葉を読んで、今日あなたが口にするものを、これまで以上に味わって食べるきっかけになれば嬉しい限りです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】