toute la musique...

フランスの音楽、映画、語学勉強やガーデニングなどの徒然語り

記憶の森 se souvenir des belles choses

2011-02-13 20:36:05 | 映画 Cinema
という企画で映画を見てきました。
~同サイトから引用~
記憶の森
SE SOUVENIR DES BELLES CHOSES
(110分・35mm・カラー)

アルツハイマーを恐れるクレール(I・カレ)と記憶喪失に悩むフィリップ(B・カンパン)が療養所で出会い、互いの苦しみを分かち合いながら愛を育む。女優として高く評価されているザブー・ブライトマンの監督デビュー作で、自身も心理カウンセラーとして出演している。

2001(監)(脚)(出)ザブー・ブライトマン(脚)ジャン=クロード・ドゥレ(撮)ドミニク・シャピュイ(美)マルク・フルケ(音)フェレンク・ジャヴァリ(出)イザベル・カレ、ベルナール・カンパン、ベルナール・ル・コック、ドミニク・ピノン、アンヌ・ル・ニイ

~引用終わり~

とても心に染みる、いい作品でした。壊れていく記憶と取り戻していく記憶の交差点の愛。後半は泣くというより、切なさでとにかく見守るしかない作品。イザベル・カレの美しさと演技のうまさが哀しさを倍増させました。

この「現代フランス映画の肖像」はフランス映画祭などで上映されたにもかかわらず、日本で公開されなかった作品などでユニフランスから寄贈された作品を一挙に上映してくれるという企画。

フランス映画祭で見た作品がお蔵入りしてしまっていたのは大変残念です

こういう企画でもっともっと沢山の人に見てもらってフランス映画のよさを知ってほしいです。

ハリウッド系の特撮、CGや世界崩壊ものやアクションものに慣れた日本人にはなかなかこんな心の機微を繊細に描いたフランス映画は受けず、興行的に受け入れられないのでしょう。破格の制作費、破格の宣伝費をかけずとも良作は作れるのに。。。

フランス映画祭に毎年行っているのは、この映画祭で見逃すと、次はいつ日本で見られるのかわからないということがあるからです。

近くの映画館で気軽にフランス映画が見れる日を心待ちにしています

しかし、鶏と卵ですね。

ファンが増えるから近所のシネコンでも見られるようになるのか、シネコンでやるからファンが増えるのか。。。

 

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銀座での1日 le jour en Ginza

2011-02-13 19:53:00 | 日記 Journal

今日は、コベマル(同居人:オス)の知り合いの方の陶芸の個展を見に銀座に行きました

こじんまりとした会場の中には、とっても繊細な作品が並んでいた。

ひとつひとつ色合いや形がちょっとずつ違う。

表面のざらざらした質感とちょっとした色合いのグラデーションが綺麗だった。

作者の方もとても繊細で感性の鋭い感じの、とっても素敵な女性。

こういう作品を見ると、ついつい「花をいけるならこんな花が合うのでは」、とか「こういう風に使って花を生けたら」、とか勝手に妄想が膨らんでしまう。

陶芸って、完成品のイメージどおりにできなかったら捨てられちゃうのかしら。お花だと生け直したりできるのに。

作品ひとつ作るのも大変だあ

そして、芸術に触れたあとは、めちゃめちゃ久しぶりに銀座の歩行者天国を闊歩して、野菜バイキングのついたランチや「アンリ・シャルパンティエ」でデザート、とちょっと洒落こんだ快晴の日曜日でした

しかし、すっかりアンリ・シャルパンティエがフランスのパティスリーのアンリ・ルルーと勘違いしてコベマルに嘘八百を教えてしもうた

アンリ・シャルパンティエは神戸の芦屋が本店でございました。

そして、更に、東京国立近代美術館フィルムセンターでに行き、「現代フランス映画の肖像」という企画特集で「記憶の森」を見てきました。

銀座で過ごした1日でした。

そしたら、夕方の報道番組で、銀座にLRT(路面電車)が走る構想があるとか。ふーん。

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