金魚cafe

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切羽詰って?

2011-11-09 20:20:28 | 日記
昨日の朝刊で、TBS系の時代劇ドラマが年内で終了し、NHKの大河ドラマをのぞいて地上波から連続時代劇ドラマが姿を消すことになるのを受けて、京都府と京都市は7日、在京民放キー局5社に対し、連続時代劇の継続の要望書を提出すると発表したと載ってました。

京都市内には、時代劇の撮影所が東映の太秦映画村と松竹京都撮影所があり、昭和40年代~50年代には年間400本のドラマが撮影されていたが、現在はコスト削減、視聴者層の変化から放送終了が相次ぎ、水戸黄門が唯一の連続時代劇となっている。

府は、「時代劇には衣装や結髪などの専門的なノウハウがあり、途絶えれば日本文化を世界に発信するコンテンツを」失うと話すと書いてあります。


幸いテレ東が時代劇の連ドラを制作されるそうですが。

視聴者がTV局に要望を出すを言うのならいいと思うのですが、自治体が要望書を出すというのは切羽詰ってるのでしょうか。

TV局に要望を提出されていますが、京都市、府はどのように協力されるのでしょうか?

別に時代劇がみんな嫌いになったわけではないのです。

現在昔の再放送されているものは視聴率取ってます。

若い人が見ないとかそんなことはないと思います。

時代劇の映画が上映されれば、若い人も観に行ってますから。

時代劇はロケするところが限られてます。

自治体はどこでもロケしやすいように京都の街並みを今まで以上に維持保存していかなければ要望書を提出した値打ちが無いと思います。

時代劇の衣装や道具の保存、後継者を育てるということにも援助していくのでしょうか?

京都で撮影するのだからお江戸の話ではなく、京都を舞台にしたドラマを制作するとか思い切ったことも必要だと思います。

エキストラもボランティアで登録制にして人件費を節約するとか、京都のどこでロケしますとは市、府の広報で宣伝して、観光客に見に来てもらって時代劇を直に見てもらうとかみんなからアイデアを募集したりしたらいいと思うのですが、なんかいろいろ書いてしまいました。

京都を舞台にしたドラマにして頂きたいのが、公家侍秘録です。



岡っ引きも同心もでてきませんが、今までの時代劇と違った方向からのドラマができると思います。

主演はもちろん京の言葉で芝居のできる蔵之介さんです。

久々に蔵之介さんの時代劇観たいですから。

結局最後はそこに落ち着く話でした。

本日読んだ本

若様組まいる  畠中恵  講談社

講談社創業100周年記念で出版されました。先に出版されたアイスクリン強しの前の話です。

明治20年元旗本の若様たちが侍では食べていけないので、大学へ行って役人になるお金はない、商売は武士には無理、軍人は性に合わない、でなれそうなのが、巡査。

で巡査教習所になんとか合格して、教習所を無事卒業できるのかちょっとハラハラ、スカッとした話です。

畠中先生は、若様、若旦那が好きだなあ。

まだ江戸の香りを残しつつ、東京になっていく様子が、捕り物帳のようで、刑事ものとうまく描かれています。

これもドラマにしたら面白いと思います。