金魚cafe

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原作

2011-12-14 18:36:30 | 読んだ本
愛の流刑地図書館で借りてきて読みました。

先にDVDみて?というところもあったので、原作はどうなんだろうと読んでみたくなり、図書館で上下ともにあったので、借りてきました。

渡辺淳一さんの新聞連載していたものは、読んでましたが、本として読むのはこれが初めてかも。

連載していた題名はもうずっと昔なので忘れましたが、デザイナーだったか、建築士だったか、別居中の妻子がいて、若い愛人と半同棲生活を送っていて、妻は愛人の存在をうすうす気づいていて、愛人は、はっきりしない主人公にちょっとイライラしていて、離婚する気もなく、愛人と結婚する気もないでも、愛人に男性の影がちらついたら、嫉妬するという勝手な男性だなと思いながら新聞読んでました。

設定は似ています。

昔ベストセラーは出したものの、今は雑誌の編集や、大学の講師、エッセイなどで生活して、妻子と別居中(このパターン好きなんですね)取材旅行で昔の知人の紹介で入江冬香に出会う。

それがきっかけで2人は愛し合う。

映画とそれは一緒でした。

映画はただただトヨエツさんと寺島さんの愛し合ってるシーンばかりでしたが、原作もあまり変わりはなかったです。

年齢を映画は、45歳、と32歳、原作は55歳と37歳でその方が良かったのではないかと思います。

45歳と32歳だったら、ゴタゴタもめても離婚して、2人は一緒になれる可能性あるのに、なぜ殺してといったのか説得力が弱いです。

55歳という年齢だと新しくやり直そうとする元気がないだろうし、自分の孫みたいな年齢になる相手の子供を引き取れるのか自信がないというのがわかっていて、このまま殺してくれを頼んだのかとなるほどとなるからです。

原作読んだらほとんどハセキョーさん出てないんですが、それで違和感があったのかも、蔵之介さんなんて原作に影も形もなくて映画のオリジナルのキャストだったなんて、何のためにオリジナルのキャスト作ったのか、オファーがあれば演じるのが役者だからですか?

それを積み重ねてきたから、いまがあるんですね?

原作読んだら女性陣はそのままでOKですが、男性陣はシャッフルして配役変えて方が良かったかも、佐藤浩市さんが、村尾役で、冬香の夫がトヨエツさんで、刑事役が仲村トオルさんでみたかったなあというのが感想です。