人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

孤食の風景

2017年03月29日 | 日記

さまざまな食事時の風景。

男性老人の孤食でも

家族と同居での孤食は死亡率が高い

というのはよくわかる

そして老女の場合はそれはない、というのも。

老人施設の食事風景は

数人が黙々とテーブルについて食事していると

知人が言ってたなあ。

聞くだにぞっとする風景だけれど

いつわが身にふりかかるか。

死ななくて済む食事の極意は

「自分で料理」できるか

それとも

ただ「あてがわれる食事」なのかによる

かもしれない。

ときたま町内の「婦人部」の好意で

お弁当が配られる。

心のこもった、そして

健康に十分留意されたものであることが

ひと目でわかる。

おいしいし、助かる

これが毎日続いたら、と思うと

やっばり絶望的な気分になる・・・

病院、施設、そして家族のなかで

「あてがわれる食事」は・・・

そんなことを思いながら

台所でさささっと料理とも言えない

簡単なものを作りながら

ありがたい、感謝しろと

自分に言い聞かせたのでした。