人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

刺青の末路

2018年01月21日 | 日記

日本ではそれをしているのは

特別な人に見られがちですが

欧米の刺青はちょっと度を越していると

私らには見えます。

普通の人が普通に

ものすごいのをやってますね。

例えば両腕のすべてにとか

もう、考えられないくらいすごい・・・

でですね

そういうすごいのを見ていて

いつもふと思うのは

この人たちだっていつかは老いて

皮膚が垂れ垂れになるのですね

そんな垂れ下がった皮膚にあの猛烈な

刺青がいったい

どんな風になっちゃうのか

想像してみてくださいよって。

もうそんな老人を見ているはずなんですがー

日本では体は親から授かったものという

昔からの感覚があって

ーー身体髪膚これ父母に受く云々ー

(意味・・・人の身体はすべて父母から恵まれたものであるから、傷つけないようにするのが親孝行の始めである)

と、「孝経」という中国の古典からの思想を受け継いでいますから

自分の体や顔に関しても

どこか「尊いものであって傷つけてはならない」

と考えていると思うのです。

ですからどんどん顔を作り変えて

その他大勢と同じ顔にしちゃうなんて

罪悪感なしではいられないと思うのです。

いくらそれが「美人」顔であっても

「みんな同じ」美人顔になっちゃうなんて・・・

というわけで

「刺青お断り」の銭湯や温泉に入りたい外国のタトーの方々

日本に来るなら刺青しないでくださいね。

あのすさまじい刺青を見て

私ら大和民族はやっぱり

「ぞっとする」のです・・・