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今は晩秋 寒露 第四十九候 鴻鴈来(こうがんきたる)

2012年10月08日 | 四季
今は晩秋 寒露 第四十九候 鴻鴈来(こうがんきたる)

かんろ
朝晩の冷え込みがはっきりと感じられるようになります。
明け方、草や葉に宿る露に触れて、思いがけない冷たさに
驚いたことはありませんか。秋は確実に深まっているのです。

鴻鴈来(こうがんきたる)
燕が南に帰る頃、入れ違いに雁が渡ってきます。
遠くシベリア、カムチャッカから海を越えてやってきた
雁は日本で越冬し、春の訪れと共に北へ帰っていきます。
清少納言が「枕草子」に記したように、隊列を組んだ雁の
群れが空高く飛んでいく光景は勇壮であると同時にしみじみと
した趣がある、日本人の心を掻きたてます。

旬のさかなは北寄貝です

ウバガイ(姥貝)は、二枚貝綱異歯亜綱バカガイ上科バカガイ科の1種。
食用として重要な貝であり、福島県の相馬市などが代表的な産地となっている。
水産物としてはむしろホッキガイ(北寄貝)という別名で呼ぶのが一般的である。
北海道・東北地方(太平洋側)では、炊き込みご飯(まぜご飯)の
「ほっき飯」の具として利用されたり、煮付け、佃煮、バター焼きなど。
刺身や寿司種としても用いられる。1990年代以降、
回転寿司のネタとしても一般的になりつつあります。

旬のやさいは零余子です

むかご(零余子)とは植物の栄養繁殖器官のひとつ。
主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、
離脱後に新たな植物体となる。
葉が肉質となることにより形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成された
肉芽とに分けられ、前者はオニユリなど、後者はヤマノイモ科などに見られる。
両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なり、前者は小さな球根のような形、
後者は芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。
ヤマノイモなどで栽培に利用される。
食材として単に「むかご」と呼ぶ場合、一般にはヤマノイモ・ナガイモなど
山芋類のむかごを指します。

旬のくだものは木通です

アケビ(木通、通草)はアケビ科の蔓性落葉低木の一種、
あるいはアケビ属に属する植物の総称である。
種子を包む胎座が甘みを持つので、昔から山遊びする子供の
絶好のおやつとして親しまれてきた。果皮はほろ苦く、
内部にひき肉を詰めて油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど、
こちらは山菜料理として親しまれています。

日本語って綺麗で良いですよね!好きです!

コメント
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