<秋も深まり寒さも厳しく・・・>
冬の新兵器を試すべくちょいと走らせる。
あと、シャンプーとリンスに剃刀にシェービングクリーム、お風呂セットも持った!
温泉に行こう!
銀山温泉→加美町陶芸の里ゆーらんど→宇土沼林道が今回のコース
で、銀山温泉で「はいからさんのカリーパン」を食べてから加美町に向かうべく鍋越峠を通ったら・・・
なんかいる。
前の車よけてる。
キツネだ!!
野生のキツネをまじかに見るの初めてだ!!
ほら、犬じゃないよ!
キツネだよ、トリッカーをユーターンさせて止める。
デジカメをサッと取り出し刺激しないように近づく。
ピョンピョンと藪の茂みに逃げてしまう、が、
こっち見てる見てる!
そろそろと歩いてきてそんで藪から頭だけピョコンと出してこっち見てる!
うわぁー、萌えるぅー、かわいい~、(*^▽^*)
おいでおいでおいでおいでおいで!!!!
自分が壊れた・・・犬猫じゃあるまいし野生の狐が来るはずが・・・え、?
きたぁーっ!!
ほんとに来たっっ
えぇぇぇ?なんでなんで、なんでこいつ人懐っこいの?
ま、それは日が暮れたこの峠を通る時にわかるのだが、今は嬉しくてしかたがない。
あぁ!もうだめ、
犬とかネコとか小動物とか見ると自分は壊れるらしい。
それが野生のキツネだよ、普通近寄ってこないものがこんな近くまで!
ますます壊れるkizu-ダラケ・・・
こいこいこいこいこいこいこいい~!!!!
おいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでぇ!!!!
キツネたんおいでぇぇぇ~
<もうだめ・・・廃人だな・・・>
キツネは変なもの観察するようにこちらを中心にくるくると歩いて眺めたり匂いを嗅いだりしてる。
その動きは犬というよりネコに近いしなやかな感じ。
ほ~ら!!
こんな傍まで来たぞぉぉぉぉ!!
でも手を伸ばしてさわろうとすると一定の距離をおいちゃう。
つかず離れず、
行こうかなぁ~とするとトコトコと先回りして寄ってきて
近づくとトコトコトと離れちゃう。
なに?このジラシ方は、
時々通る車がこのやりとり見てて笑ってる。
どうもこの辺りはこういうキツネが多いらしいんだね。
夜ここを通ったらこいつがまたいてね、トリッカー止めるとトコトコと近づいてくるんだ。
アイドリングしててもお構いなし。
「ありゃ!また会ったなぁ、お前って人懐っこいな・・・ってあれ?2匹いる」
そ、
こいつだけじゃなく他にも人懐っこいキツネがいたんだよ。
少し走らせて闇夜に光る目を発見、
やっぱりキツネ。
ちょっとちっちゃい。
バイク降りて観察すると何か咥えてる。
見慣れたもの、
自然界には存在しないもの、
チキンナゲット?
いや、パンだね。
こんな山奥にパン?
理解した、
こんなに人懐っこいのは人間が誰かが餌を与えちゃったんだね。
キツネはおりこうさんだから学習しちゃったんだ。
人間に近づくと餌をもらえるって・・・
とはいえ、そりゃわかるよ。
自分だって何かあげたくなるよ、ほんと、でもここはぐっと我慢しなきゃ、
う~~せつない、
でも野生の動物なんだし・・・
う~~、
壊れたのは私だけじゃなく他の人も車を止めてキツネと遊んでた・・・
あっ!
あのひと子ぎつねと戯れてる!
子ぎつねは警戒心ないからまるで子犬のようにコロコロと・・・カワイイ・・・
あぁぁ、いいなぁ・・・
い、いやよくない・・・
良くないことだよね・・・
でも・・・
かわいい
それでね、昼間にあったキツネは人間よりバイクに興味あったみたい。
タイヤの匂いやエンジンの匂いとか珍しがってたみたいで
人間の方は一定の距離保てばいいやみたいな感じだったし。
時々車が通行する時ちらっとそちらを向く。
しなやかな動きとクールな表情は犬よりネコに近い。
外見犬なのに。
キツネとかタヌキだとどちらかというと人の方が寄っていく感じ。
これが熊だと・・・
逃げるしかない。熊も猟銃もって追いかけられるし・・・
熊は災難だな、熊に損害受けた人も災難だけど。
山のキツネもこんなになってやっぱりおかしいよ。
おかしいけど・・・
今のうちだよ!
キツネとまじかに接することができるのは。
冬に峠のゲートしまって通行できなくなるし。
キツネと遊ぶ時は・・・つらいけど餌を与えない方がいいと思う。絶対に・・・