テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



本格焼酎を愉しむ

光文社

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テルミンはお酒に例えると、ビールやウィスキーや日本酒ではなく、ましてワインやウォッカでもなく、焼酎である。

私が食事時、自宅でビールの後に飲むお酒は専ら焼酎である。しかも、麦か米に限る。一口に焼酎といっても原料によってその味わい、香りは全く異なる。
私が晩酌で焼酎を好むのは肴を選ばないからである。強い個性を主張する酒はまた肴も選ぶ。酔っぱらってしまえばなんでもよいし、お酒の味や香りを純粋に楽しむためならば、同じ焼酎でも芋にしたりする。しかし食事も楽しみたいときは米か麦なのである。

ワインのソムリエとして有名な田崎氏がプライベートで楽しむお酒が焼酎であることをご存知だっただろうか。焼酎の本も書いておられる(冒頭に紹介)し、焼酎バーも経営しておられるとのことだ。田崎氏のようにTPOや肴に合わせて焼酎の種類も選んでいけばいいのかもしれないが、そんな余裕(お金と時間)は私にはない。


さて、なぜテルミンは焼酎か、である。
テルミンの音は基本的にとても素直で、どんな楽器や楽団と合わせてもそれなりに溶け込むと思うからである。その音色が女性の声に似ているということは、どんな楽器とも親和性があるということになると思っている。

テルミンのライブ情報をエーテルタイムスやマンダリン速報でまめにチェックし、また足を運んで見ておられる方はおわかりだろうが、実に多種多様な楽器と合奏しているではないか。私自身もテルミン・マトリョミンで合奏いただいた経験がクラリネット、ケーナ、尺八、筝などとあるし、ライブで聞いたのは室内楽団(木管楽器+弦楽)、歌(ソプラノ)、マリンバなどの打楽器、のこぎり、ストリングラフィ(最新)などとなっている。そうそう、詩の朗読とテルミンというのもあった。

オヤッと思う楽器とテルミンの共演告知を見たときに、「そーれーはなーいーやろ~!」と大木こだま風のコメントを発したことがあるだろうか?。「チッチキチー!」と舌打ちしたことがあっただろうか?(くどい?)。「テルミンは、この楽器とは、この楽団とは全く合わない」という意見を私は寡聞にして知らない。

再び言おう、テルミンは焼酎である。

と、偉そうなことを言い放ちつつ、今日も激安発泡酒と紙パック入り麦焼酎で安く酔っぱらう安サラリーマンであった。(結局、安さで選んでるだけかい!。最近は発泡酒よりさらに安い豆のお酒まで出てきて、すごい。)


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