テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



ロシアでのリディアさん以外のテルミン演奏者による活動って、どうなんだろう。リディア・カヴィナのほかにはいるのか?。という疑問に少し答えてくれるサイトがあった。
ここである(エッセイ「ピョートル大帝の思い出」の第5回・テルミ姐さん)。
私みたいにショボイ環境で演奏している人(テルミ姐さん)もいるんだ。なんか、安心。

ロシア好きの方々はこのサイト(ロシアンぴろしき)はいつもチェックされているだろうから、ご存知だったかもしれないが、そのなかの一メニューであるこのエッセー(左メニューバーの下の方にあり)が地味に埋もれていたので(失礼?)、発掘した。

エッセーに登場するテルミン奏者の女性(テルミ姐さん)は、もしかして、昨年10月のモスクワでの露日テルミン生徒交流コンサートに3人組のバンドで怒涛のごとく会場に現れては、演奏後さっさと帰っていってしまったあの人では?。

そのときのテルミ姐さん(全く別人かもしれないが、)は、ガムをくちゃくちゃ噛みながら、安物っぽい、シンセウィンドのような電子楽器を座って吹き鳴らす禿げたオヤジと山下洋輔のようにピアノをたたく人たちといっしょにやってた。

音楽はもちろん、なにやらアヴァンギャルドなもので、テルミンはひたすら、ブヨヨヨ、ブヨヨヨー(低音)と鳴らしていたような記憶しかない。
それって、テルミンでやる必要あるの?という感じ。シンセでやってりゃいいんじゃないの。
とにかく見た目の「ふてくされ度」、会場での「場違い度」、「傍若無人度」はかなりなものであった。(2度と会わないと思うと、言いたい放題。)
でも、音とともに、見た目と合わせ技で何かを感じる人もいるだろうから、あんまり否定してもいけないのか。

ま、なにはともあれ、地道なテルミン演奏が、テルミンが発明された国ロシアでも行なわれていることがわかってよかった、という話。


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