テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



「私、こちろうこと相田康一郎が渋谷で7月からマトリョミン講座を担当することになりました。
とりいそぎ、開講案内です。マトリョミンに興味のある方にご案内いただければ、嬉しいです。」

東急セミナーのホームページに開講情報がUPされました。

開講情報ページからのアクセスは・・・・、
(内容欄の「楽器・アンサンブル」をクリック)
(1日体験講座のほうも同じくこちらのページ最下段「渋谷特別・体験講座」をクリックして、
そこで表示されるページの情報にあるメニューバーから「音楽」をクリック。)

■講座名 「マトリョミンを弾こう!

■カルチャースクール 東急セミナーBE渋谷
渋谷区道玄坂1-2-2 渋谷東急プラザ7・8F 〒150-0043
TEL:03(3477)6277 FAX:03(3496)4283

受講申込受付5/26よりフロントにて。FAX、インターネットによる申込受付けは5/27からで、別途手数料800円必要。

■本講座の内容
全3回の講座では、チューニングの合わせ方等取り扱いの基本から実際の演奏までを個人指導中心に丁寧に学びます。(定員6名)
マトリョミンお持ちでない方歓迎いたします。また、既にマトリョミンをお持ちで、ある程度の演奏経験のある方にはご自身のお好きな曲の演奏指導も可能です。

■本講座の受講料(全3回)
一般11,200円、BE会員9,700円

■本講座の日程
①7/2・23、8/6 ②8/20、9/3・20 (全て土曜日 各回17:30~19:00)


本講座開講に先立ち、1日体験講座も開きます。
「こちらは既にお申込受付が始まっています。お早めにどうぞ!」

□講座名:~手を触れずに演奏する楽器~
      マトリョミンってどう弾くの?

□日時:6月4日(土)17:30~18:45
□申込&支払締切:現在電話予約受付中。締切は6月1日(水)
□受講料:一般:2,300円
□講座内容:チューニングなど細かい奏法を学ぶのではなく、マトリョミンの魅力
を探るための体験講座。
講師のデモンストレーションつき、気軽にご参加できる内容。

講師のプロフィールはこちら


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ここ「テルミンとJAZZ」では、ブログのリンクはまとめて「BlogPeople」を使っている。(左メニューバー内の「BOOK MARK」をご覧いただきたい。)

BlogPeopleをクリックしていただくとその最初に「テルミン関連Blog」という分類があって、そこに私がチェックしているテルミン関連のブログが並んでいる。
「テルミン関連」といっても、テルミンの話は3ヶ月に1回くらいのブログもあるし(「Tenさん頼みますよ(笑)」)、ここと同じようにテルミンやマトリョミンに話題をほぼ絞り込んだブログもある。

私はRSSリーダーのキーワード検索やgooのブログ検索でときどき、「テルミン」や「マトリョミン」の検索ワードで関連ブログを見つけ出しているが、最近、テルミン練習者にとって大変参考になるブログを発見した。
それはここだ(Sugar Room)。砂糖は売ってないらしい。

お知り合いのテルミン奏者が始められたBlogだが、スタートはひっそりと始められたようだ。私は発見と同時に主宰者が誰だかわかってしまって、最初のエントリーにコメント入れたら、やっぱりそうだった。
直近のエントリーではテルミンの音階練習記事が載っているので、テルミン練習者にはとてもありがたい内容である。是非チェックされたい。

最近始まったブログでは「電柱のある景色」のイラストも楽しい。勝手に紹介してしまった。

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ロシアでのリディアさん以外のテルミン演奏者による活動って、どうなんだろう。リディア・カヴィナのほかにはいるのか?。という疑問に少し答えてくれるサイトがあった。
ここである(エッセイ「ピョートル大帝の思い出」の第5回・テルミ姐さん)。
私みたいにショボイ環境で演奏している人(テルミ姐さん)もいるんだ。なんか、安心。

ロシア好きの方々はこのサイト(ロシアンぴろしき)はいつもチェックされているだろうから、ご存知だったかもしれないが、そのなかの一メニューであるこのエッセー(左メニューバーの下の方にあり)が地味に埋もれていたので(失礼?)、発掘した。

エッセーに登場するテルミン奏者の女性(テルミ姐さん)は、もしかして、昨年10月のモスクワでの露日テルミン生徒交流コンサートに3人組のバンドで怒涛のごとく会場に現れては、演奏後さっさと帰っていってしまったあの人では?。

そのときのテルミ姐さん(全く別人かもしれないが、)は、ガムをくちゃくちゃ噛みながら、安物っぽい、シンセウィンドのような電子楽器を座って吹き鳴らす禿げたオヤジと山下洋輔のようにピアノをたたく人たちといっしょにやってた。

音楽はもちろん、なにやらアヴァンギャルドなもので、テルミンはひたすら、ブヨヨヨ、ブヨヨヨー(低音)と鳴らしていたような記憶しかない。
それって、テルミンでやる必要あるの?という感じ。シンセでやってりゃいいんじゃないの。
とにかく見た目の「ふてくされ度」、会場での「場違い度」、「傍若無人度」はかなりなものであった。(2度と会わないと思うと、言いたい放題。)
でも、音とともに、見た目と合わせ技で何かを感じる人もいるだろうから、あんまり否定してもいけないのか。

ま、なにはともあれ、地道なテルミン演奏が、テルミンが発明された国ロシアでも行なわれていることがわかってよかった、という話。


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今、テルミンで練習中のこの曲は、フランシス・レイ作曲の映画音楽で、とてもムーディー。私は映画は見ていないが、以前テレビで見たという娘によると「号泣もの」だったらしい。曲だけ聴いていても、なんだか切ない気持ちになってしまう。

だが、テルミンが下手だとムーディーどころか、とても無粋に聞こえてNG。

6度跳躍の嵐で上に跳んだらすぐ下に跳ぶあわただしさ。
その動作上のあわただしさを聴く人には感じさせないように、いかに優雅に聞こえさせられるかが課題。

テルミンの大きな音程跳躍では瞬間的にポーズを入れて(左手の動き)経過音を消すのだが、それを入れすぎていると、スラーなのに音が全部細切れになってしまい、音楽のつながりがなくなり、味気なくなってしまう。
どこにポーズを入れてどこに入れないか、どこをテヌート気味に弾くか。短く弾くか。
気持ちの乗ったアーティキュレーションも必要だが、その一方でやりすぎると本人だけの自己満足になってしまう。

試行錯誤を行なうが、なかなか、「これ」と決まらず、いくらやっても不満のみが残る。
「練習しまくるぞ」などと決意だけしていたものの、次のレッスン日が迫っているにもかかわらず、進歩ほとんどなし。

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【40代主婦】

6日、7日と連続で東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われた「美しき日々コンサート・ファイナル」を聞きにいった40代主婦の話。

彼女は特別出演のイ・ビョンホンがめあて。(ニュース記事はこちら。別の記事は最下段参照※ この写真は日刊スポーツより。《撮影・中島郁夫氏》)
「ビョンホンに会いに行くから」と言って、事前に美容院に行くなどはりきっていた。「会う」じゃなくて「見る」だろ、などと突っ込みを入れたら、張り倒されそうになった。

彼女、ネットで知り合った方のおかげもあって、なんとかチケットを手に入れて、現地でお仲間にも会え、人の輪が拡がっているようだ。

それはともかく、なんと、その翌日8日にも突然のおでかけ。場所は川崎の映画館川崎チネチッタ。急きょ舞台挨拶が決まったビョンホンの「出待ち」をしたそうだ。(ニュース記事はこちら。)恐るべきエネルギー。
そこでは昨日、国際フォーラムでお仲間になった方々とも(特に約束をしていたわけではないのに)会ったそうである。
ニュース映像では強烈なオバサンしか映らないが、結構、若い女性も多いそうだ。

さて、ここからが本題。
「出待ち」を誘ってくれたその主婦のお友達(パート先の同僚)との会話。
・・・・
・・
主婦「うちの旦那、以前はJAZZをよく聞いてたんだけど、最近はあんまりねー。」
友人「そうなんだー。うちの主人もJAZZが好きなのよ。」
主婦「へー。うちの場合、このごろは別のことに夢中で、・・・テルミンって知ってる?(思い切って聞いてみたらしい)。」
友人「知らない。」
(会話終る)


【女子高生】

学年が変わり、彼女の父親がテルミンをやっているということを知らない同級生もまだ多い。(前のクラスでは彼女が積極的にしゃべっていたため、クラスのほぼ全員に周知の事実であったらしい。)
父親がテルミンなる楽器をやっていることをしゃべった結果、迫害を受けたかどうかはわからないが、「(このクラスではテルミンのことは黙っておこう)」と心に秘めていた彼女(C子)にカミングアウトを迫る事件が、、、。

彼女が教室を離れていたときのことである。この学年からいっしょになったA子が周りの友人たちとお話していたらしい、、、
A子「ねえ、ねえ、テルミンって知ってる?。すごいんだよー。」
「ふーん、どんなの?。」・・・など、一応、話は少し続いたようだ。

教室に戻ったC子に前の学年でいっしょのクラスだったB子が語りかける。
B子「C子、さっき、A子がテルミンのこと話てたよ。私は黙ってたんだけど。教えてあげたら。ものすごく興味持ってるみたいだったし。」
C子「えーっ。ナイショにしようって思ってたのに。うーん、ま、いいか。」

C子からA子へ「うちのトオちゃん、テルミンやってるんだー。」
A子「えーっ!。スゴ~~イ。楽器も持ってるの?。」
C子「うん、あるよ。」
A子「うわぁー。いいな、いいなー。うらやましー。」

素晴らしい展開である。A子ちゃんはずーっとピアノを習っていて、できれば音大に進学したいそうである。このままテルミンへの興味を持ち続けていて欲しい。


と、いうことで主婦対女子高生は女子高生の勝ち。



※イ・ビョンホンさん 川崎の映画館で舞台あいさつ
 ◇韓国のスター俳優イ・ビョンホンさん(34)が8日、川崎市川崎区小川町の映画館・チネチッタで、主演映画「甘い人生」のヒットに感謝し舞台あいさつを行った。

 ◇イさんが「日本のファンにお礼が言いたい」と急きょ決定した。6日に告知すると映画チケットは即日完売。劇場には約480人が詰めかけ「ビョンホンシー(さん)」と黄色い声が飛んだ。

 ◇イさんは「今日は母の日。すべてのお母さんが幸せで健康でいてほしい」と、甘いメッセージで中高年が多いファンの心をくすぐった。【鈴木一生】

毎日新聞 2005年5月8日 19時11分

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ワルツ・フォー・デビイ+4
ビル・エヴァンス, スコット・ラファロ, ポール・モチアン
ビクターエンタテインメント

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今販売中の雑誌PLAYBOY6月号の特集はBill Evans。

EsquireでときどきやるJAZZの特集号は何度か購入したことがあるが、PLAYBOYは初めてかもしれない(記憶があいまい)。この手の雑誌のJAZZの特集記事はJAZZ専門誌のような(CD売るための)商業主義が薄くて好感が持てる。

今回のPLAYBOYのBill Evans関連記事も大変充実している。十年一日のごとく、昔のアルバムの紹介などでお茶を濁している「スなんとかジャーナル」とは大違い。ピアノトリオCD100選も偏りがなく、入門者向けには納得感のあるものであった。

あのデビーの「今」も写真つきでインタビュー記事が掲載されていて、「デビーは今どうなっているのかな」という積年の謎(?)も解けた。
・・・デビーは小さくてカワイイまま心のなかにいてくれてたほうがよかったかな。
おっとスイマセン、デビーさん。


ご自身のCDで竹内正実さんと共演したこともある国府弘子さんも日本人女性JAZZピアニストの一人としてインタビューに答えておられる。
(ようやくテルミンとの共通項を無理やり探せてうれしい私)


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本格焼酎を愉しむ

光文社

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テルミンはお酒に例えると、ビールやウィスキーや日本酒ではなく、ましてワインやウォッカでもなく、焼酎である。

私が食事時、自宅でビールの後に飲むお酒は専ら焼酎である。しかも、麦か米に限る。一口に焼酎といっても原料によってその味わい、香りは全く異なる。
私が晩酌で焼酎を好むのは肴を選ばないからである。強い個性を主張する酒はまた肴も選ぶ。酔っぱらってしまえばなんでもよいし、お酒の味や香りを純粋に楽しむためならば、同じ焼酎でも芋にしたりする。しかし食事も楽しみたいときは米か麦なのである。

ワインのソムリエとして有名な田崎氏がプライベートで楽しむお酒が焼酎であることをご存知だっただろうか。焼酎の本も書いておられる(冒頭に紹介)し、焼酎バーも経営しておられるとのことだ。田崎氏のようにTPOや肴に合わせて焼酎の種類も選んでいけばいいのかもしれないが、そんな余裕(お金と時間)は私にはない。


さて、なぜテルミンは焼酎か、である。
テルミンの音は基本的にとても素直で、どんな楽器や楽団と合わせてもそれなりに溶け込むと思うからである。その音色が女性の声に似ているということは、どんな楽器とも親和性があるということになると思っている。

テルミンのライブ情報をエーテルタイムスやマンダリン速報でまめにチェックし、また足を運んで見ておられる方はおわかりだろうが、実に多種多様な楽器と合奏しているではないか。私自身もテルミン・マトリョミンで合奏いただいた経験がクラリネット、ケーナ、尺八、筝などとあるし、ライブで聞いたのは室内楽団(木管楽器+弦楽)、歌(ソプラノ)、マリンバなどの打楽器、のこぎり、ストリングラフィ(最新)などとなっている。そうそう、詩の朗読とテルミンというのもあった。

オヤッと思う楽器とテルミンの共演告知を見たときに、「そーれーはなーいーやろ~!」と大木こだま風のコメントを発したことがあるだろうか?。「チッチキチー!」と舌打ちしたことがあっただろうか?(くどい?)。「テルミンは、この楽器とは、この楽団とは全く合わない」という意見を私は寡聞にして知らない。

再び言おう、テルミンは焼酎である。

と、偉そうなことを言い放ちつつ、今日も激安発泡酒と紙パック入り麦焼酎で安く酔っぱらう安サラリーマンであった。(結局、安さで選んでるだけかい!。最近は発泡酒よりさらに安い豆のお酒まで出てきて、すごい。)


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EDIROLのR-1を買ってしまった。
1週間後、ガマンできずにポータブルのヘッドホンも買ってしまった。
とりあえず、どちらにも満足している。

今まで、テルミンのレッスンを受けるとき、ときどき録音していたが、MDに安物の外部マイクをつけて行なっていた。用途としてはそれで十分なのだが、MDもたまってくると、整理の悪い私にはなにがどこに入っているかわからなくなり、録音はしたものの、そのまんま、というテイクもあった。
このR-1はコンパクトフラッシュやUSBケーブルで瞬時にPCにファイル転送できて、便利である。
NetMDとかでもできるのかな。ただ、R-1の場合、MP3のほかリニアPCM24bit(WAVEファイル)の録音も可能なので、ATRACKより使いやすそうだし、将来のいろいろな使い方を考えてこれにした。

昨年末だか今年始めに発売されて、なにやら人気があって品薄なのも購買意欲をかきたてた。
私は御茶ノ水の石橋楽器のキーボードをたくさん売っているお店で最後の在庫が買えた。
通販などだと「入荷待ち」とかになっている。

レビュー記事その1
レビュー記事その2

せっかくいい音の録音機を買ったので、しょぼいイヤホンとかではもったいない気がしてきた。でも大きなヘッドホンだとコンパクトで軽い録音機に似合わない気もして、またお金を使ってしまった。
オーディオテクニカ(audio-technica.)のATH-ES5。私が買ったのは黒い方。電車のなかでも使える。なんでも、スーツ姿にも似合うようなデザインを考えた、とのこと。折りたたんで専用のポーチに入れると薄いカバンにも入る。


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カモンミュージック㈱のWEB通販「電脳音楽生活」でEtherwave Thereminを安く売っている。
ゴールデンウィーク限定らしい。

コレは安い!。
完成品、送料込みで5万円を切っている。
サウンドハウスも真っ青。

(私はここで買い物したことはないので無責任情報です。)
(また、最近出荷されているEtherwave Thereminは出荷時の設定――音域と音量変化幅――はダメだけれども、ふたを開けてコアを調整して後には、とてもよい特性になると聞いています。)

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ときわかねなりさんがテルミンにエフェクタをつなげた話しをブログの記事にされている(ブログ「theremin物欲oddysey」の当該記事はこちら

エフェクタを使う事によるマイナス点はさすがによく見通しておられる。たとえば、
>コンプや歪み系エフェクターは、音量コントロールが効きにくくなる・・・・
などであるが、基本的な結論としてエフェクタ使用を積極的に勧める内容の記事となっている。

ときわさんのご意見と同様、私自身もイーサウェーブテルミン(Etherwave Theremin)の素の音色そのものに、満足しているわけではない。さらには、エフェクタによる音色調整にも興味があるし、ライブでも無伴奏の曲のときに空間系エフェクトを使ったこともある。

しかし、私はテルミン練習者への一般論としてはやみくもなエフェクタ利用には警鐘を鳴らしたい。
前提は「練習者」というところと「一般論」というところである。
なぜか。
それは、音量変化のこともさることながら、練習者にとっては、「気持ちよくて」、「うまくなった気に」なってしまうことのマイナスを感じるからというのが、その理由である。

私は初めてテルミンを手にしたとき、アンプ(付スピーカー)を持っておらず、テルミンの出力をAV用アンプ(安物の5.1Chサラウンドアンプ)に繋いで鳴らしていた。そのときの音はなかなかに気持ちのいいものであった。なぜかというと部屋全体から響いてくる音が空間系エフェクターを使っているかのような効果をもたらしていたものと思う。
その後しばらくして、製造中止からしばらく経過したYAMAHAのMS60Sを購入し、テルミンの練習に使いはじめたところ、あまりの直接音に自らの技量のなさがくっきりと現れ(自分の出している音そのものをまさしくモニターされ)、随分下手になったような気がしたものだ。


Etherwave Pro が音色変更を可能にする機能を持っていることはとても使い勝手のいいものだと思う。演奏者が自らの好みや曲想に応じた音色を求めたり、ライブや録音時にある種のエフェクターを効果的に使用したりすることに反対するものではない。
あくまでも練習者にとってのエフェクター使用に「ちょっと注意が必要」という感覚である。

私は、まだ、今のところ、自身の技量を高めることにより、素のままのテルミンからよりよい音色が出せるようななることを信じている。音色を自らの身体や手や指から作り出せるものと、しばらくは、信じていきたい。

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