ペットショップで売られているわんこ達の果たしてどのくらいのわんこが、
親兄弟と再会できるのだろうか・・・?
生後わずかに40~50日で、親兄弟から離され、
生体市場と呼ばれる取引所に移され、
ペットショップの店頭に並ぶ。
小さな空間に押し込まれ、
昼間はざわつくお店で人間たちの視線を浴び、
夜は店員の帰った暗い店内に取り残される。
どれだけの不安と闘ったことだろう。
母犬のおっぱいが恋しく、兄弟犬のぬくもりが恋しいまだ幼い犬たち。
つんちゃを迎えるまで、そんなことは思いもしなかった。
犬はペットショップで買うものだと、疑いもなく思っていた。
うちに馴染むまでの、つんちゃの恐怖と孤独と不安を思うと切なくなる。
犬は人間が思うほどそんなこと感じてないよ、
という人がいるかもしれないが、
犬の気持ちに人間が思い至ることができるだろうか・・・?
つんちゃが初めてうちにやってきた日のことを思い出す。
小さな箱の隅に、さらに小さく固まって顔を上げなかったつんちゃ。
不安だったと思う。
こんな小さなわんこが、こんな思いをしている。
可哀想で切なくて、ずっとずっと大事にするからね。
そう誓うしかなかった。
そんなつんちゃへのせめてもの償いに、
この週末、つんちゃの姉妹犬に初めて会いに行ってきた。
偶然知った同胎犬の咲良ちゃんの存在。
咲良家のママも快く応じてくださった。
咲良ちゃんが毎年参加するお友達犬とのキャンプに誘って下さったのだ。
生き別れとなってから6年という歳月が流れている。
ママわんこは既にこの世にはなく、
パパわんこも行方知れずとなっている今、
血縁で再会が果たせるのは咲良家のもう1わんの凱斗くん(1世代上のお兄ちゃん犬)と咲良ちゃんのみなのだ。
果たして再会の瞬間は・・・?
人間のようなドラマ臭さはなく、あっさりしたものだった。
でも、初めてのわんこにガウガウいうつんちゃが、
さすがに何かを感じたのか、全く吠えなかった。
そして、さもいつも遊んでいるお友達かのように、
なんの問題もなく、ごく自然に横に伏せた。
並んでいると本当にDNAというものを意識せざるを得ないほど
よく似ている。
ちょっとした仕草や表情がとてもよく似ている。
「会えてよかったね。」
と、つんちゃに言われているような気がしたほど、
ワタシの方が嬉しくてたまらなかった・・・。(感涙)
つん;久しぶりやん
咲良:アタシそっくりなあんた誰?

こちらは1世代上のお兄ちゃん:凱斗くん。
つんちゃ・咲良ちゃんと違って、スリムで長身のイケメン。

つんちゃよりずっと大人しい咲良ちゃん。
でも、体重まで同じとは・・・

盆休み帰省中の一家みたい。

キャンプ場到着。早速、川へ。

振り返る姿がまた、そっくりなんですけど・・・。(咲良)

6年の歳月を取り戻すかのように、一緒にいっぱい泳いだ。

おんなじ表情でおんなじものを狙っている。

つん:うち、やで、うち

咲良ちゃんのお友達にも、ラブちゃんがいる。
ラブ家のちびっこお姉ちゃんがつんちゃとよく遊んでくれた。

他にも、チョコラブのクリスは体重22~3kgとルフィー並。
7歳とは思えぬパワフルな泳ぎを披露してくれた。

そして、ジャックラッセルのココちゃん。
とても大人しい。
泳ぎはちょっと苦手らしい。

咲良:後ろから見てもホントによく似ているワ。不思議・・・。
でも、なんでつんだけ関西弁なの?

川がちょうどカーブしたあたりは格好の水泳場。

ひとしきり遊んだ後に、突然の雷雨。

大急ぎですぐ上のサイトへ戻る。

戻ってみると、我らが基地は大変なことに。
タープが半壊。

わんこたちもテーブルの下へ避難。
かと思いきや、ちゃっかり落ちていた焼肉のたれを満喫していたつんちゃ。
タープの支柱を支えていたワタシはどうすることも・・・。
こらっ!つんちゃ!では止めるはずもない。

つんちゃと咲良ちゃん、別行動でも内容はまったく同じ。
つん:咲ちゃん、何食べてきたん?顔、黒いで。

咲良:つんこそ、何食べた?
アタシと同じニオイがする・・・。

基地を立て直し、ここで乾杯。
フルーティなシャンパンの差し入れは咲良ママから。

この後、もう一度豪雨にみまわれ、みんなでタープに溜まった水を
ひっきりなしに落とす作業が続いた。
咲良ママ曰く、
「ワタシの頭の中にずっとプロジェクトXのテーマソングが流れていたワ
」
というくらいすごかった。
過去のキャンプ史上ないほどだったという。
今年2月の軽井沢での豪雪といい、つんちゃが参加すると嵐がくるのか?
つんちゃ組は途中退場を許され、
後の守備が若者3人(咲良家のお兄ちゃん2人とラブ家のお兄ちゃん)に託された。
車内に避難し雨が治まったところで、
ココぱぱの作ったおいしいカルビ丼をいただいた
そして、朝までぐっすり走月号の中で眠った。
おはよー、つんちゃ。

モーニングコールはお隣のラブ家の車のクラクション。
なんとラブちゃんがこっちを見てた。
ラブ:早く開けて。アタシ、泳ぐんだから!

つん:泳ぐって、こんなに濁ってるやん。

しかも、ちょっと上流は勢いのある濁流。

というわけで、川面から高い位置に作られた遊歩道を朝散歩。

10分くらいで終点。
上部にはお社らしきものがあった。
つんちゃは河原に降りようとしたので、
切羽詰った大声で「んのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~っ!!!」
と叫んだら戻ってきた。エライ!
でも、食べ物が対照の時はこれでは止まらないのよね~~。

つん:昨日の大雨はなんやってんやろな?

朝散歩から戻ったら、朝食を準備してくれていた。
いたれりつくせりでお世話になりました。

最後にもうひと泳ぎしてきた。
いつも海で泳いでいるつんちゃに川の流れはきつかったのか、
お気に入りのおもちゃがレトリーブできずにあっという間に流されてしまった。
でも、つんちゃが無事で何より。
つん:咲ちゃん、バトンタッチや。

楽しい時間も過ぎ、最後に残った男子テントも撤収。

つん:咲ちゃんまたな。
咲良:今度会う時までに、お互い痩せようね

つん:走月、開けてえや。

咲良ちゃんの住む山の町から、つんちゃ家のある海沿いの町へ。
また会う日まで。みんな元気でね。ありがとう。

おまけ:
そっくりショー。
横顔が特に似ている。
どことなく困った表情もそっくり。

親兄弟と再会できるのだろうか・・・?
生後わずかに40~50日で、親兄弟から離され、
生体市場と呼ばれる取引所に移され、
ペットショップの店頭に並ぶ。
小さな空間に押し込まれ、
昼間はざわつくお店で人間たちの視線を浴び、
夜は店員の帰った暗い店内に取り残される。
どれだけの不安と闘ったことだろう。
母犬のおっぱいが恋しく、兄弟犬のぬくもりが恋しいまだ幼い犬たち。
つんちゃを迎えるまで、そんなことは思いもしなかった。
犬はペットショップで買うものだと、疑いもなく思っていた。
うちに馴染むまでの、つんちゃの恐怖と孤独と不安を思うと切なくなる。
犬は人間が思うほどそんなこと感じてないよ、
という人がいるかもしれないが、
犬の気持ちに人間が思い至ることができるだろうか・・・?
つんちゃが初めてうちにやってきた日のことを思い出す。
小さな箱の隅に、さらに小さく固まって顔を上げなかったつんちゃ。
不安だったと思う。
こんな小さなわんこが、こんな思いをしている。
可哀想で切なくて、ずっとずっと大事にするからね。
そう誓うしかなかった。
そんなつんちゃへのせめてもの償いに、
この週末、つんちゃの姉妹犬に初めて会いに行ってきた。
偶然知った同胎犬の咲良ちゃんの存在。
咲良家のママも快く応じてくださった。
咲良ちゃんが毎年参加するお友達犬とのキャンプに誘って下さったのだ。
生き別れとなってから6年という歳月が流れている。
ママわんこは既にこの世にはなく、
パパわんこも行方知れずとなっている今、
血縁で再会が果たせるのは咲良家のもう1わんの凱斗くん(1世代上のお兄ちゃん犬)と咲良ちゃんのみなのだ。
果たして再会の瞬間は・・・?
人間のようなドラマ臭さはなく、あっさりしたものだった。
でも、初めてのわんこにガウガウいうつんちゃが、
さすがに何かを感じたのか、全く吠えなかった。
そして、さもいつも遊んでいるお友達かのように、
なんの問題もなく、ごく自然に横に伏せた。
並んでいると本当にDNAというものを意識せざるを得ないほど
よく似ている。
ちょっとした仕草や表情がとてもよく似ている。
「会えてよかったね。」
と、つんちゃに言われているような気がしたほど、
ワタシの方が嬉しくてたまらなかった・・・。(感涙)
つん;久しぶりやん

咲良:アタシそっくりなあんた誰?

こちらは1世代上のお兄ちゃん:凱斗くん。
つんちゃ・咲良ちゃんと違って、スリムで長身のイケメン。

つんちゃよりずっと大人しい咲良ちゃん。
でも、体重まで同じとは・・・


盆休み帰省中の一家みたい。

キャンプ場到着。早速、川へ。

振り返る姿がまた、そっくりなんですけど・・・。(咲良)

6年の歳月を取り戻すかのように、一緒にいっぱい泳いだ。

おんなじ表情でおんなじものを狙っている。

つん:うち、やで、うち


咲良ちゃんのお友達にも、ラブちゃんがいる。
ラブ家のちびっこお姉ちゃんがつんちゃとよく遊んでくれた。

他にも、チョコラブのクリスは体重22~3kgとルフィー並。
7歳とは思えぬパワフルな泳ぎを披露してくれた。

そして、ジャックラッセルのココちゃん。
とても大人しい。
泳ぎはちょっと苦手らしい。

咲良:後ろから見てもホントによく似ているワ。不思議・・・。
でも、なんでつんだけ関西弁なの?

川がちょうどカーブしたあたりは格好の水泳場。

ひとしきり遊んだ後に、突然の雷雨。

大急ぎですぐ上のサイトへ戻る。

戻ってみると、我らが基地は大変なことに。
タープが半壊。

わんこたちもテーブルの下へ避難。
かと思いきや、ちゃっかり落ちていた焼肉のたれを満喫していたつんちゃ。
タープの支柱を支えていたワタシはどうすることも・・・。
こらっ!つんちゃ!では止めるはずもない。

つんちゃと咲良ちゃん、別行動でも内容はまったく同じ。
つん:咲ちゃん、何食べてきたん?顔、黒いで。

咲良:つんこそ、何食べた?
アタシと同じニオイがする・・・。

基地を立て直し、ここで乾杯。
フルーティなシャンパンの差し入れは咲良ママから。

この後、もう一度豪雨にみまわれ、みんなでタープに溜まった水を
ひっきりなしに落とす作業が続いた。
咲良ママ曰く、
「ワタシの頭の中にずっとプロジェクトXのテーマソングが流れていたワ

というくらいすごかった。
過去のキャンプ史上ないほどだったという。
今年2月の軽井沢での豪雪といい、つんちゃが参加すると嵐がくるのか?
つんちゃ組は途中退場を許され、
後の守備が若者3人(咲良家のお兄ちゃん2人とラブ家のお兄ちゃん)に託された。
車内に避難し雨が治まったところで、
ココぱぱの作ったおいしいカルビ丼をいただいた

そして、朝までぐっすり走月号の中で眠った。
おはよー、つんちゃ。

モーニングコールはお隣のラブ家の車のクラクション。
なんとラブちゃんがこっちを見てた。
ラブ:早く開けて。アタシ、泳ぐんだから!

つん:泳ぐって、こんなに濁ってるやん。

しかも、ちょっと上流は勢いのある濁流。

というわけで、川面から高い位置に作られた遊歩道を朝散歩。

10分くらいで終点。
上部にはお社らしきものがあった。
つんちゃは河原に降りようとしたので、
切羽詰った大声で「んのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~っ!!!」
と叫んだら戻ってきた。エライ!
でも、食べ物が対照の時はこれでは止まらないのよね~~。

つん:昨日の大雨はなんやってんやろな?


朝散歩から戻ったら、朝食を準備してくれていた。
いたれりつくせりでお世話になりました。


最後にもうひと泳ぎしてきた。
いつも海で泳いでいるつんちゃに川の流れはきつかったのか、
お気に入りのおもちゃがレトリーブできずにあっという間に流されてしまった。
でも、つんちゃが無事で何より。
つん:咲ちゃん、バトンタッチや。

楽しい時間も過ぎ、最後に残った男子テントも撤収。

つん:咲ちゃんまたな。
咲良:今度会う時までに、お互い痩せようね


つん:走月、開けてえや。

咲良ちゃんの住む山の町から、つんちゃ家のある海沿いの町へ。
また会う日まで。みんな元気でね。ありがとう。

おまけ:
そっくりショー。
横顔が特に似ている。

どことなく困った表情もそっくり。
