VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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ひと際大きな星に

2009-07-06 | Weblog
1泊旅行から戻ってブログにいただいたコメントをみると、
悲しいお知らせが入っていた。

七夕を前に、お星様になることを選んだフーチ。
つんちゃより、ひとつ年下の、
アラスカンマラミュートの男の子。

フーチとつんちゃが出会ったのは、
彼がまだ3ヶ月で、つんちゃとの体格差がなかった頃。
子猫のようにじゃれあえたのも、ほんのひととき。
あっという間に、堂々たるアラスカンマラミュートの容姿に成長したフーチに、
つんちゃは「参りました~~」状態だった。

体は立派なマラミュートでも、
いつまでも子犬のように甘えん坊だったフーチ。
「あ・そ・ぼ!」と仕掛けようとすると、
いつもパパに「す・わ・るっ!」と抑えられていた。

大きな体のフーチが川沿いをパパと自転車で走る姿は
人々の注目を集める存在だった。
そのためか、人気者のフーチを知る人は多かった。
そんなお友達わんこのパパやママからフーチのことを聞いていた。
病を得たこと。
手術を受けたこと。
通院の時の姿。
その後のリハビリ散歩の姿。

最初に病のことを聞いたときは、ワタシも暗い気持ちになった。
でも、フーチと同じ病院に通っているわんこ友達のママから、
通院時にフーチままと話した時のことを聞いて
家族の明るさがわんこを元気付けるということを教えられた。
手術の後も頑張ってお散歩していると、
その様子を見かけたお散歩友達のわんこママから伺っていた。
そして、心の中で「がんばれ!フーチ!」と応援していた。

まだ6歳。
こんなに早く別れが来ようとは、つんちゃとじゃれあって遊んだあの幸せな日々が
ついこの間のように思い出される私には信じたくない結果だ。

今月4日。
フーチは病と闘って、精一杯生きたんだと思う。
お星様になった。

大きな大きな体に見合うほど、大きな大きなお星様になって、
ひと際注目を浴びることだろう。
いつものお散歩コースだったあの川沿いを、
夜空の天の川に替えて、みんなが注目する七夕の日に駆けているかもしれない。

フーチ、
よく頑張ったね。安らかに。
そして、ありがとう。
あなたがつんちゃと遊んでいた子犬時代の姿は
ワタシの中でずっと不動のベストセラーだからね。


つんちゃの旅の報告は後日また。
今はただ、フーチの冥福を祈る。








コメント (4)
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つっきーの木