”チームつん”と行く ７歳の旅 ＜第一部＞

つんちゃの７歳を記念して、
チームつんは温泉旅行へ出かけた。
行き先は水上温泉。
わんこが入れる湯舟が用意されていて、
食堂はもちろん、畳の部屋の、しかも布団にまで上げてもらえる、
わんこを二本足と同格に扱ってくれる宿に宿泊した。
お犬様も随分と贅沢になったものだ。

前夜よりつっきー家に集合したトンポッチおばちゃんとオコボー。
つんちゃは大喜び。
当日の朝には出かける気配を察し、
車に荷物を積み込む様子を伺いながら、
みんなの間をせわしく動き回った。
ボケボケしていると置いていかれるかもしれないと思ったのか、
ウワゥっ！グワゥっ！と存在をアピールしながら・・・。

いつでもどこでもみんなと一緒。
それがつんちゃの幸せ。

宿ではわんこ家族３組と一緒になった。
食事タイムには、みんな和気あいあいでおしゃべり。
わんこを介するとすぐに仲良くなれるから不思議だ。
「お誕生日にいつも旅行されるんですか？」と聞かれた。
そういえば、お誕生日に旅行というのは初めての企画だ。
とても良い記念旅行となった。
”チームつん”に感謝。

高速道路のＰＡにはドッグランを設置するところが増えた。
高坂ＰＡにて。

つん：「ワン見知り」のうちに、初対面は酷やで

温泉街を闊歩。

なかなかコジャレたピザ屋さんが温泉街にもある。


まさお君も大輔君も泊まった御宿。
仲居さんによると、
「まさお君の方が落ち着いてましたヨ。大輔君はもう、とにかくやんちゃでした。」
つん：何をしでかしたんや？ダイシュケ？

御宿自慢のわんこ温泉。
以前は二本足用の足湯だったそうだ。

こんなに浅いのに、「ヘタちゅん（＝ヘタレのつん）」は入ろうとしない。
仕方がないので、洗面器でかけ湯のみに終わる

食堂でトイプーのあられちゃんとガウ合戦。
パピヨンのロン君とワイヤーダックスの花子ちゃんはとても大人しいわんこだった。
みんな優しい人ばかりで、ガウガウが響く中でも和やかにおしゃべりした。


部屋では畳の上でゆっくりくつろぐことができる。
つん：はぁ～～～っ、ニッポンに生まれていかったわ～～～。

つん：うちはベッドよりお布団派やねん


「朝寝坊の出来る宿」というキャッチコピーを持つこの宿。
朝食は１０時半まで時間を選べる。
これ幸いと起きてこないチームつんを置いて、
朝散歩にふたりで出かけた。

温泉街の朝はひっそりとしていて、出会うのはわんこ連れがわずか。
残念ながら、双耳峰である谷川岳の２つの耳（トマの耳とオキの耳）は
雲の中に隠れて見えなかった。
以前、登ったときも山頂ではやはり雨だった。寒かったな・・・。
懐かしい山である。
つんちゃとその麓を訪れることになるとは思いもよらなかった。

高山でもマンホールがカラフルで、こんな風につんちゃと写真に収めたっけ。

水上温泉はわんこ誘致に力を入れているのか？
わんこ施設がなかなか充実している。
川沿いのお散歩道にはドッグランがあった。（ちょっと草の苅込が遅れていたようだが・・・。）

わんこトイレはブツを入れて棒でかき回してください。とあった。
かき回し棒が傍に無いのが難点。
中をチェックしてみると、うんＰ袋のまま投げ込まれていたぞ～。
正解は、左にうんＰ袋、右にブツのみ。（として欲しいらしい）


川遊びは慣れていないのでほんのちょっぴり泳いだだけ。
でも、楽しそう




散歩コースに、「フツーに」熊出没注意の看板。
どうやって注意しろっつーのか？
出たらおしまいじゃないか！
つんちゃはワタシを守ってくれるのか？！
つん：・・・無茶言うなよ。（これはトンポッチ家のタロ兄の名セリフ）


つん：ええ散歩道やな

つん：クマ対策に、

つん：なるんか？
笹笛橋を渡ると、こんな銅像があった。
近づくといきなり後ろの歌碑にある歌が流れる仕組み・・・。驚くぜよ


つんは鉄板の橋は怖いらしい。

つん：行き止まりや
（陰の声：いや、橋です。ココ、渡るところんですから）

このあとも、

何度も同じような鉄板橋を

乗り越え、乗り越え、

恐怖心と闘ったつんちゃ。
エライぞ～～、１つおとなになったな。
あ、７歳になるんだったもんね。

＜第２部へ続く＞