あの頃の・・・

わんこ遠足： 上流シリーズに登場する川は、
つんちゃが若かりし頃、足繁く通った川でもある。

当時は大型犬もたくさん集まって、芝生広場は賑やかだった。
リリー、ティガー、つみれ、スキップ、さくら、ハッピー、サリー、ラブ、クリス、セーラ、
メリー、北斗、アンディー♂、アンディー♀、ニーニ、ウォルター、ブラッキー・・・
大型犬の他にもたくさんの幼馴染たちがいた。
エル、はな、ブロッサム、がんも、ミュー、ブラン、アッシュ、ライチ、ラン、コロ・・・

今ふと浮かんだ名前だけでもこんなにいたのだ。
お空に行ってしまったわんこ、引っ越してしまったわんこ、
お散歩距離が短くなっているわんこ、
みんなに時間が流れているのだ。

そんなたくさんのわんこの中で、一際注目を集めていたのがフーチだった。
アラスカンマラミュートという犬種を知ったのも見たのも、フーチが初めてだった。
知り合った頃はまだ３か月だったフーチ。
１歳になろうとしていたつんちゃと大きさが同じくらいだった。
初めの頃はちょうど良い遊び相手だったふたり。
熊みないなでっかい足で、熊みたいに転がるフーチ。
つんちゃも負けん気が強かったせいか、
大きな足パンチを食らいながら、
犬らしい遊びを存分に楽しんだこのお相手は、
かなり贅沢なじゃれ相手だった。

そのうちフーチはどんどん大きくなり、
つんちゃの倍の体重になった頃には、
会っても「あんた誰？」状態で、距離を取る始末。

フーチが旅立ったことを知ったのはもう３年前のことになる。
（ひと際大きな星に）

今朝、そのフーチがつんちゃ球場に現れた、のかと思うほどそっくりな姿があった。
フーチと同じブリーダーからやってきた沙羽は今５か月。
ゴンとじゃれ合う姿を見ていると、つんちゃとフーチのあの頃を思い出す。
５か月で３０kgを超えたそうで、女の子だからフーチよりは軽いようだ。

ねえ遊ぼうよ、と誘う沙羽に、
つんちゃは子犬の相手は御免とばかりに、お帰り方向へ体を向けた。
９歳のつんちゃは思い出すことはないのだろうな、
自分が沙羽くらいのころ、夜散歩でよく会っていた当時９歳だったクロに
同じように遊んでと絡んでいたことを。
あの頃の光景が、今朝の沙羽とゴンを見ていると次々に思い出された。
歳を取ったね。（私も・・・）


さすがに血のつながりかフーチの面影がある沙羽


つん：ゴンちゃん、ＡＫＢ４８にも付いていけるんか？


ゴン：袈裟懸け～～どーだ！参ったか～～。
つん：ゴンちゃん、今の内だけやで、投げられるんは。。。


ブロ：ボクも川友、懐かしいね・・。
つん：”のすたるじ～～”やなぁ・・・。