ちっちゃいの。

昨日のつんちゃ地方の午後、
にわかに掻き曇ったかと思ったら、黒い雲が叩き付けるような雨を降らせた。

母の証言によれば、つんちゃは怯えてウォンウォン騒いだと思ったら、
ササッと母の傍に来てピタッとくっつき固まっていたらしい。
雷はなっていなかったというのに、である。
かなりなビビリ。


体はおっきくても肝っ玉はちっちゃいつんちゃ。
此処３日、沙羽と朝のつんちゃ球場で一緒になって、
肝っ玉もおっきくなるようにトレーニング中。（今更？）

沙羽：ねえねえ～あそぼーよー。
つん：うううでっかい。見ないフリ・見ないフリ・・・。


沙羽：なんなの？この距離感・・。



今朝も。
つん：来たな。


つん：ち、近すぎるっ


沙羽：ねね、おっかけっこしよーよー。
つん：誰に言うてんねん


そこへちびっこ達も登場。
沙羽：うっわ～～～い、あそぼー


沙羽：アタシの何がいけなかったんでしょーか？この距離感・・・。


沙羽とーさん：では、ちょっと個別指導を。
ポッター：ひ、ひぇ～～～～っ。お許しを～～～。
あずモネとーさん：だぁ～いじょぶだよ、ポッター、食われやしないよ。
沙羽：一緒にギャロップ、たっのし～な～


ちびワン達は遠巻きに沙羽を監視し、間合いが詰まると威嚇音声射撃をしていた。
そんなちびワン達の高い声に交じって、一際目立つ野太いおっさん声があった。
肝っ玉のちっちゃい体大きなわんこがひとり、居たようだ・・・