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天皇の引退表明とイチローの3000本

2016-08-08 | 月世界
今日は2つの大きなニュースに接して、
努力して、苦労して、歩んできた年月というものに
感じ入る思いだった。

天皇が引退表明をするなんて思ってもみなかった。
昭和天皇のように最後を迎えるのは気の毒だな、
とは思いつつ、生前退位なんてことは誰も想像していなかっただろう。

先日亡くなった千代の富士の引退会見の言葉を思い出す。
「体力の限界、気力も衰え、引退することになりました。」
天皇陛下だって、不死身じゃないんだから身体の限界はある。


辞めるって言えなかった昭和天皇はかわいそうだった。
そして辞めるという意思表示をした今上天皇の勇気はすごいことなんだと思う。

言葉を選んだ会見での「天皇の終焉」という表現に、
背負うものの重さがうかがえ、旅立つという身軽さはない。
高齢なのだから、これ以上頑張れとは言えない。
無理やり元気を見せるのもしんどいのではないかと思うけど、
立場上ヘタレるわけにはいかないだろう。

つんちゃも、突然の引退発表だったけれど、
本当は引き際を熟考していたのかもしれない。
そして実際に、鮮やかな引退を選んだのだけれど・・・。

イチローはメジャーリーグ3000本安打達成の記者会見で涙に潤んだ目をしていた。


3000本を前に足踏みした日々について、
誰にも会いたくなかったと語っていた。
人々の期待に応えるべく、重圧に独り苦しんでいたんだろうな。
でも、成し遂げたときに得られるヨロコビも大きいと語ってもいたけれど。




ワタシや家族にたくさんの幸せをくれたつんちゃは、
イチロー並みに立派だし、
天皇陛下のように「全身全霊」で日々を生きた。
そんなつんちゃをたくさんたくさん褒めてあげたい。

今もつんちゃへの思いでいっぱいの心に、寂しさが積もっていくけれど
重責を果たしたつんちゃは、あちらで休んでいるのかも。
つん魂:右に同じ。


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