つんちゃの車いすトレーニング：体育の日

つんちゃの車いすトレーニング：体育の日


さすがは体育の日。
見事な秋晴れ。
こんな日を逃しては、他にどんな最適の日があるというのだろう。
絶好の「車いすトレーニング日和」
つんちゃと、つんゴロー（＝車いす）を連れて
懐かしの公園へ出かけた。
以前は毎週泳ぎに来ていた公園で、
かつては１０月のこの気候なら威勢よく泳いでいたつんちゃ。
懐かし～～なぁ・・・。
つんちゃはあの当時を懐かしむことはあるのだろうか？

車いすのトレーニング場所に選んだ此処は、
かつて足繁く通った犬毛海岸公園の芝生広場と、
一昨年頃から移籍していたヨットハーバーの中間に位置する。
どちらにも思い入れがいっぱいあるので、
この新天地でもきっと新たなる世界が拓けることでしょう。。。

と、思っていたら、早速、再会のサプライズが待っていた。
小学１年生くらいの女の子を連れた若いお母さんが、
つんちゃに声をかけてきた。
車いすが珍しいんだろうな、と思って
しばらく話していたら、犬の飼育経験があるようだ。
しかも、犬毛海岸公園に詳しい。
さらに、昔はラブラドールたちがいっぱい来ていた、と言うではないか！
つんちゃもその当時、来ていたひとりです、と言ったら、
え？？？の反応。
なんと、フレブル大五郎のママだった。
大五郎は理由あって、今は別の家族と暮らしているそうなのだが、
あの当時を振り返り、ラブラドール軍団との交流を懐かしんでくれた。


大五郎が犬毛海岸に来ていたのは５歳のときだという。
今は１１歳になっているので、あれから６年。
なんだか、あっという間だったし、
遠い日の出来事のようでもある。

そんな偶然の再会のあと、しばらくつんちゃの気の向くまま林の中を進んだ。












やがて、石碑があるところまでいくと、「想い出の森」と刻んであった。
・・・偶然、が重なった。


つん：はぁ・・・想い出の森、ですか・・。


つん：想い出ねぇ・・・。


つん：うちは前向きやから、過ぎたことは覚えてへんなぁ～。


（陰の声：ごはん１回抜けたら、ちゃんと覚えているけどね。）
つん：あ、そーゆーことは覚えとかな、アカンことやん。


（陰の声：恐竜の絵が描かれているここの水場は、海で泳いだ帰り道によく立ち寄ったよね。）



爽やかな秋晴れもたっぷり楽しんだし、
そろそろ帰ろうと駐車場近くまで戻ったところで、
後ろから声をかけられた。
その声の主に目を遣るとコーギーがカートに乗っている。
そのハンドルのところには車いすが掛けてあった。

聞くと、同じ「ポチの車いす」で７月に作ったのだという。
つんちゃは６月だから、ほぼ同時期だ。
そのコーギーちゃんは１２歳。
変形性脊椎症だという。
お互い、車いすはまだ初心者マークのようだ。
がんばろーね～。



今日は本格的な練習を始めたばかりなので、
休憩をたくさん入れながら、自力歩行も交えて約２時間、
距離は長くなかったけれど久々に来た公園内を懐かしみながら歩いた。
車いすを乗りこなして、少しずつ歩行距離が延び、
つんちゃが楽に、楽しく、散歩ができるようになればいいなぁ。

本日の水分摂取量メモ
今日は日差しが暑いくらいで、さすがに少し多め。
900cc
にゅ～にゅ～＝300cc