VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

つんちゃ家のお渡り式

2014-04-22 | Weblog
「お渡り式」といえば、奈良の春日大社のおん祭。

ご神霊が多くの供奉(くぶ)を従えてお旅所の行宮(あんぐう)へ遷られることを一般にお渡りと言うが、
おん祭の場合はご神霊の行列ではなく既に行宮へ遷られた若宮神のもとへ、
芸能集団や祭礼に加わる人々が社参する行列の事をいう。
春日大社HP お渡り式 より>

つんちゃ家にも”お渡り式”がある。
つんちゃ時計が22時を過ぎるころ、
「FUTON!FUTON!」光線を発してくるのでフトンを敷いてやると、
つんちゃは自分のベッドから(この時間まではベッドで寝ているのだ。)降り、
気合いを入れてフトンに上がる。
暖かくなって、掛布団が変わったので、冬ほどの労力はいらないはずなのに、
チアリングは必要らしく、応援してやらないと「お渡り」ができない。

やっとフトンに上がってしばらく眠ったかと思えば、
夜中に再度「お渡り」があって、自分のベッドに戻るという。
今度はベッドの段差(10cmくらい)の前で気合いを入れるつんちゃに付き合うことになる。

そして、それは朝方、再度繰り返される。
日によって「お渡り式」が何度あるかは不明。
つんちゃの神事は気まぐれなのだ。

ヒトの晩ご飯が遅いと、つんちゃ時計が黙っていない。
そして無理やり相席したあと、リビングに移動。
自分のベッドに入るとしばらくは静か
つん:我が家の生活リズムを監督指導してあげてんねん、な。


つんちゃ時計に設定された「お渡り」時刻になると、フトンに移動。


かと思えば、またもや「お渡り」


つん:万民救済のため、忙しいねん


ワタシの睡眠は野生動物と同じになりつつある・・・。
つん:鹿?
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試験走行成功

2014-04-20 | Weblog
4月後半とは思えぬ肌寒い日が続き、
つんちゃにはありがたい気温なのだが、今週半ばからは気温が上がるという。
暑さがいよいよ間近に迫っている。

果たして、お稽古中のカート乗りは間に合うのか?
昨日は海に入ったので、カートのお稽古は休んでしまった。

今日は、海に入ったとしてもお稽古は休めないな、と思っていたのだが、
つんちゃは今日は海に入ろうとしなかった。
昨日より気温が低かったせいなのか?
いつものおにーちゃんがいなかったせいなのか?
調子がわるかったせいなのか?(さきほど戻していたし。。。)
(陰の声:おじちゃんも応援してくれたのにね。)






そこで、これはカートの練習にはいいチャンスだと思い、
今日はちょっと気合を入れてやってみることにした。

いつもは乗るだけで終わっていたのだが、


今日は今までよりも長くじっとしていられたので、


次の段階へ進むことにした。
つん:え?


つん:次の段階って何?


つん:もう、これでええやん。
(陰の声:現状に満足してはイケマセン。上を目指さないと!)


とりあえず、ゲートを閉めてみた。
つん:え?ええ?


つん:なんやこれ?


つん:う、動いてる?


つん:おおお


つん:走月がこっちくるーっ


つん:な、なんで、なんで???


つん:走月、なんで近づいてきたん?


つん:どーなんてんのん?


(陰の声:お客様、走行中は危険ですから立ち上がったり、窓から顔や手を出さないでください!)


ヨットハーバーの駐車場を半周して、ちょっと一息・・・。


残り半周。


駐車場クルージング、そろそろコースも終盤。


つん:おお、走月が見えたぞーっ


無事、帰還。
つん:足が震えるわ・・・。
(陰の声:船で海に出たわけじゃないですよ。)


(陰の声:つんちゃさん、ご感想は?)


つん:走月の方が安心・安心。


つん:あの乗り物、体感速度早すぎて、目が回りそうやったわ~。
(陰の声:つんちゃだけだと思うんですが。)


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海の協力者たち

2014-04-19 | ウォータードッグ
脚力の減退で、なかなか波打ち際までたどり着けないつんちゃ。
駐車場から砂浜に出てへたり込む姿を見るに見かね、
顔馴染みになったボーダーたちが、何かと声をかけてくれる。

おにーちゃん:おおーー来たかーー。
つん:フガフガ。


おにーちゃん:がんばれーー、こっちだぞー!
つん:呼ばれてる・・。


つん:これでも、出力最大にしてんねんけど、追いつかへんやん。


つん:ふぅーーーっ、休憩。
(陰の声:なんか、シルエットがドラエモンですね。)


つん:うちは2頭身ちゃうで。


つん:パリコレ目指すねんから。


つん:モデル歩きも練習してんねん


つん:走りだって、モデル走りやねん。


おにーちゃん:ヘェー、走ってるの初めてみたよ。モデル走りなんてあるの?


つん:ああ、それはうちのオリジナルやけどね。


つん:おや?


つん:<ガジッ>


つん:<むむむ>


つん:わからん。。。


つん:ちょっと行ってくるわぁ~♪


(陰の声:でも、もうエイが出てるって言ってますよ。)
つん:え?


つん:でも、オレンジーナ


つん:浅いから、取りに行くのもつまらんなあ。


つん:もっとスーパーかっこええの、ないの?


つん:うちのレトリーブ魂、なくなるやん。


つん:泳ぎたい!


・・・というつんちゃのリクエストにお応えして、再度、オレンジーナを投入したら、


引き潮時間のオレンジーナはどんどん沖へ持っていかれ、
つんちゃは見失ってしまった。
今までなら、どんなに時間がかかっても追跡して、持って帰ってきたのに。
今はそうはいかない(涙)
諦めて引き返してきたつんちゃを責めることはできない。
あ~~あ、オレンジーナ。さよなら・・・。

っと、未練がましく海を見ていると、視界右から、風に乗って颯爽とウィンドサーフィンが現れ、
???と見る間にオレンジーナの消えた辺りに到着、
ボードから降りて、なんとオレンジーナを救出してくれた。

おお!スゴイ!白馬のナイトか、オレンジセイルのエイトか
(陰の声:オレンジ&イエローのセイルの方、ありがとうございました


(陰の声:よかったね、つんちゃ。)
つん:面目ない・・・。


そして、迎えに出てくれたのも、ボーダーのおにーさん達。






つん:へへ、回収できないと。”レトリーぶっぶー”犬になっちゃうやんか、うち。


つん:走月~~。撤収ーーーっやで。


<おまけ>
”犬毛海岸公園”でよくみかけた”連凧おじさん”は、ここヨットハーバーでも凧揚げをやっていた。
しかも、”新ネタ”を取り入れているではないか!
つん、頑張れなっしー!
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つっきー Parts List <歯>

2014-04-18 | Parts List


なかなか撮影が難しい口内。
つんちゃの”歯ッ歯ッ歯ッ”の呼吸の合間に、
さッさッと撮るのでピンボケ写真ばかりになってしまう。
普段はすぐにあきらめてしまうけど、
折角の「良い歯の日」なので、
歯も含めて口内が元気でいられますように願いを込めて、
つんちゃParts:歯=Tooth を記録しておくことにした。



つんちゃの歯磨きは、朝晩、散歩から帰ったあとの風呂場での「お手入れコース」の1項目になっていた。
歯ブラシを薄めたうがい薬に浸けておくことを思いついたのは、
犬の歯磨き粉というのに疑問があったから。
当初、購入していた犬の歯磨き粉(チューブ入りのアメリカ製)というのは、
歯ブラシを好きにさせるためだけの「おやつ」のようだったから、
なんだか、かえって歯や体に良くないんじゃないか?と思った。

しばらく歯磨きはしなくなっていたところ、
ベテランわん友ママから、散歩後の習慣に設定することを教わった。
毎日するとなると、歯ブラシも毎日新しいものに取り換えるわけにもいかなくなり、
清潔に保つ工夫が必要となった。

消毒液を使うわけにもいかず、
ふと、思いついたのが「うがい薬」
これなら、口内炎のときにも歯医者さんで処方するくらいだから、悪くない!
粘膜を傷つけず、消毒をしてくれるだろう。
うがいをするときの要領で原液を薄めそこに歯ブラシを浸けておくことにした。
使うときは一応、歯ブラシを水でゆすいでうがい薬も流すのだけれど。
あの殺菌シテマス!の強力なにおいがストレートに来られると、つんちゃも嫌だろうし。。。


最近は散歩回数が減ったため、歯ブラシ回数も減少。
これではいけないと、リビングでも歯磨きをすることにした。
この場合、水は使えないので、
歯磨き用ガーゼと殺菌力のあるハーブスプレーを使って
歯茎も一緒にマッサージしながら歯磨き。


歯磨きガムは、つんちゃにとって朝のお見送り時にもらえる毎日の習慣だったけれど、
こちらも、最近はつんちゃが寝ている間にワタシが出かけてしまうことが多くなってきたので、
朝ごはんの後に、おやつとしてもらうようになった。


(陰の声:つんちゃには、歯間歯ブラシはいらないね。


つん:歯ブラシもいらん。おいしい歯磨きガムだけでええねんけど・・・。








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犬との距離

2014-04-16 | Weblog
本棚の整理中”発掘”した文庫本を通勤の合間に再読中である。
佐野洋子は、「私は世の中を全部真二つに分けて考えている。」と書いている。
男と女、けちと気前のいい奴、きちょう面な人間とずぼらな人、etc.
あらゆることをスパッと二分すると、
簡潔で整理しやすいのかもしれない。

植村直己と犬の関係を取り上げた番組を見ていて、
ついその二分化が頭に浮かんだ。

犬の扱い方の二分化。
森羅万象、八百万を神としてきた日本人は犬を家族に取り込んでしまうことができる。
欧米人にとって犬は、服従を前提とした主従の関係が落ち着くようだ。
いかに大切にしていようとも、そこは自分に仕えるシモベとして上から目線で愛している。
彼らは唯一の神を持ち、生まれ変わっても人間は人間、犬は犬としてしかサイクルしないのだ。
(犬をいじめてたら、来世は自分がいじめられる側の犬になるよ!なんて脅しは効かないのだ。)

二分化法なら、イヌイット(エスキモー)も”欧米一派”になるだろう。
彼らは犬に名前をつけないそうだ。
なぜなら犬たちは移動手段であり、究極の状況では食糧にもなるという。(汗)

イヌイットは子供のころから犬に対する接し方を体得しているいわば犬のプロ。
彼らに犬ぞりを習ったとしても、そう簡単に同じように犬を動かすことはできない。

犬だって、鞭だけでは動かない。
かといって甘やかすと勝手に動く。
(陰の声:この表情、つんちゃに似てるなー)

結局、信頼関係しかない、と悟る植村直己は
禁を破って、自分になついている編制隊の中の唯一の雌にアンナと名前を付け、
イヌイットの犬ぞりではありえない雌をリーダー犬にしたのだ。

そして、イヌイットとは違う独自の犬ぞりチームを作り上げた。
他人のやり方を真似ることがうまいと、独創性は生まれない。
失敗したから自分のやり方をつくり出せたのかもしれない。

努力と信念で冒険家としての成功を得た植村直己の人柄は
犬の信頼も勝ち得たのだろう。
北極圏縦断の途中、不注意から一旦逃げ出した犬たちを、
広大な氷原に取り残され成す術もない彼の元へ
アンナが仲間を(説得して?)連れて戻ってきたという。


ワタシの本棚に植村直己の「青春を山に賭けて」が残っていた。
犬との関係が書いてあったかどうか、もう覚えていないので、
これも再読することにしよう。


つん:犬の話はいつでも感動的やねんな。



生死を共にする厳しい自然環境の北極圏ではなく、
温暖な気候の中、暢気に生活しているつんちゃとの信頼関係は
「量ってど~なる?」のレベルだけど、
犬は仕事を与えられることで喜びを得る、
という欧米的な(”犬の気持ち勝手に”)解釈を持たないワタシは、ただひたすらつんちゃが大好きなのである。
つん:しっぽを安易に振ったら誤解されるのか?


昨日は久しぶりに玄関でお見送りをしてくれたけど。
つん:十分やろ?


(陰の声:エスキモーの成犬って、マイナス30度でも耐えられるんだって
つん:あ、そう イッテラッシャイ。


今朝は、お見送りナシか。

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つっきーの木