花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

初めてシャッターを切りました

2014年01月07日 16時55分16秒 | カメラ・写真
今日の気温は10度までしか上がりませんでしたが、風が無い分暖かく感じたので、つい庭に出て草花に水遣りをしました。そしてその後、写真でも撮ろうかと言う気になり、八セルブラッドを担ぎ出しました。被写体は何にすべきか迷いましたが、新年初めての撮影なのでやはり Shay (Forest) にする事にしました。



先ず八セルブラッドを三脚に据え、フォーカシングスクリーンでピントを(Shayに)合せ、念のため巻尺でも距離を確認。次に露出を測り、絞り値を大目にセット。 後はシャッターボタンを押すだけ・・・と思ったのですが、いくら押してもシャッターが切れません。巻き上げクランクをいじったり、フィルムカウンターを確認しても、全てスタンバイOK状態です。??故障したのかな?????と、半ば撮影を諦めようとした時、マガジンスライド(遮光板)を引き抜くことを忘れているのに気付きました。遮光板を引き抜かないとシャッターが切れないことは事前の勉強で認識していたのに何てドジでしょう。(汗)
そしてようやく八セルブラッドのシャッターを切ることが出来ました。撮影結果を直ぐに確認したいところですが、あと11枚フィルムが残っているため、デジカメのようにはいきません。まあボチボチと気長に楽しむ事にしましょう。

 

準備万端 さて何を撮りましょうか?

2013年11月16日 21時26分39秒 | カメラ・写真
ネットで「取り扱い方法」を一応は勉強したし、フィルムも入れたし、露出計も揃えたので、そろそろ何かを写したくなってきました。とりあえずは庭園鉄道でしょうか?


初めて買った6×6判フィルムの感度はASA100なので、『絞り気味の方がいい』との北の鉄人さんのアドバイスに従おうとしたら、相当低速のシャッタースピードになりそうです。そこで三脚とレリーズも用意しました。加えてミラーアップした状態で写したら、ブレも少なくなるでしょう。

八セルブラッドを手に入れてから2週間が経ちました。いじったり触ったりだけでも楽しいのですが、そろそろここらで撮影を試みたいと考えています。 ただその成果をこの場で紹介出来できるのは、12枚撮り終わって現像に出してそれ以降になるため、年明けになるかもしれません。(笑)

悪魔にささやかれ、露出計まで買う羽目に!

2013年11月12日 12時23分51秒 | カメラ・写真
先日このブログの「八セルブラッドにフィルム装填』のスレッドに、北国の方から『露出計も要るのでは?・・・』とコメントを頂きました。ただその時はデジタルカメラを露出計代わりに使えばいいと考えていましたが、念のためヤフオクを調べてみたら、手頃な出物が有ったのでつい手を出してしまいました。



今日の午後、その品物が宅配便で届きました。それがこの写真です。デジカメしか知らない世代は別として、カメラに興味があるお方なら何方でもご存知「セコニック スタジオデラックス」です。



今でも会社の商品案内に載っている程ロングセラー製品で、その価格は31,500円もするようですが、私はヤフオク(もちろん中古ながら)約十分の一で手に入れることが出来ました。
しかしそれにしてもカメラだけにしておこうと思っていたのに、ついつい悪魔のささやきに乗って散財してしまいました。(笑)



また、花咲爺さんの悪い癖ですが、露出計は手に入れたもののその使い道がわかりません。そこで先程の「セコニックのホームページ」を調べたら簡単な使用説明が書かれていました。でもこれだけではどうも旨く使いこなせそうにありません。何方か詳しい方か、情報をお持ちの方がいらしたら教えて頂けないでしょうか?



レリーズの移り変わり

2013年11月10日 10時00分45秒 | カメラ・写真
八セルブラッドを三脚に据えて撮影する時は、やはりレリーズが有った方がいいかなと思い、押入れを探してみました。そしたら有りましたありました、何十年も前に使っていた筈の先端が旧式(?)のレリーズが2個出てきました。


右の2つが今回出てきたレリーズです。その中でも一番右のレリーズは、余りにも以前の事なのでどのカメラに使っていたかさえ忘れました。真ん中のレリーズはフィルム式のNikonに使ったのは憶えていました。左にあるのは現在使っている Nikon D300 のために買ったものです。ニコンのパーツリストでは「リモートコード」と呼んでいます。



右の2つは形状こそ違え、何れもシャッターボタンに取り付けて使いますが、 Nikon D300 のそれはカメラボデーの別の所に付いている10ピンターミナルに取り付けて使います。



我が家で一番古いレリーズが八セルブラッドに使えました。古いとは言えこのレリーズの外観は新品同等(俗に言う美品)でした。余り使わなかったからかも知れません。



念のために、今はおはらい箱の Nikomat も取り出してレリーズを付けてみました。この組み合わせが私の人生の中で一番長く活躍したのではないかと思います。



最新(?)のレリーズをNikon D300の10ピンターミナルに接続した様子です。この10ピンターミナルはレリーズ以外にも「GPS機器」等を接続する時にも使われるのだそうです。

今回押入れを探してみて、もっと貴重な物が出てこないかと思いましたが、その期待は見事裏切られました。(笑)




いよいよフィルムを装填することにしました。

2013年11月08日 22時04分19秒 | カメラ・写真
八セルブラッドを手にしてから1週間が経ち、『そろそろフィルムを入れてみようか』と言う気になったので、カメラ屋さんに出かけて行きました。今回は装填の練習が主目的なので1本買う予定でしたが、店頭には5本入りのパックしか無く、かつ種類も3種類しかありませんでした。


たちまちは1本で良かったのですが、無い物ねだりは出来ず5本入りパックを買うことにしました。種類は「フジクローム Velvia 50」・「フジクローム Velvia 100」と「フジクローム Velvia 100F」の3種類、いずれもリバーサルでしたので、今回私は「フジクローム Velvia 100」を選びました。
この写真の背景に写っているのは、10年前の「フィルムカタログ」です。当時は中盤カメラ用だけで4社(銘柄)53種類あったことを思うと、フィルム式の急速な衰退振りが伺われます。



今回初めて触るカメラなので、インターネットで「八セルブラッド」を検索してみました。そしたら色々沢山の関連情報を得る事ができましたが、中でもこの 「ハッセルブラッドカメラの取り扱い方」 は参考になりました。若干カメラの機種は違いますが、マガジンにフィルムを装填するところは同じでした。先ずボデー本体からフィルムマガジンを切り離し、マガジンケースから中味(?)も抜き出しますします。





次に下側に付いていたスプールを上側に移し、下側にフィルムを取り付けます。続いてフィルムの先端を空のスプールに噛み込ませてSTARTの矢印が三角印に合うまで巻き取ります。



次は中味をケースに差し込み、フィルム巻上げクランクを時計方向に回し続けます。クランクが回らなくなり、フィルムカウンターに1が出たらセット終了です。この後ボデーと合体します。



最後にどんな種類のフィルムを装填したかを忘れないように、ケースなどの一部を切り取りとってメモホルダーに挟んでおきます。



フィルムインジケーターも白に変わりました。いよいよ撮影準備作業は終了です。これで何時でも撮影は可能ですが、未だに被写体は決まっていません。とりあえずGゲージ(庭園鉄道)でも撮ってみましょうか?

いまだ各部の名称が判らない為、勝手に呼んでいますが、間違いがあったり正式な名称をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

何故 今頃になって「八セルブラッド」なのか??

2013年11月06日 20時44分47秒 | カメラ・写真
今やデジタルカメラ全盛の時代に、よりに選ってマニュアルで機械式、そしてフィルム式の中判カメラを選んだのか? それには話せば長い物語がありますが、一口に言えば「何時かは手にしたいと想い続けた憧れの品物」だったからです。



私が初めて「八セルブラッド」を意識しだしたのは、40年程前伯備線の布原信号所付近でD51三重連を撮る為に良く通っていた時のことです。 何時も100人以上の「撮り鉄」が山の斜面に貼り付いて、日に1本しか通らない三重連を何時間も待ち続けました。そんな待ち時間の話題と言えば、必ずカメラの自慢話でした。中にはジャバラ式の大判カメラを据えた人もいれば、私の様に安い35㎜の一眼レフだけの人も居ました。ただそんな中で異彩を放っていたのは「八セルブラッド」だったのです。気付けば沢山の人がソレを持っていました。しかし当時、育ち盛りの3人の子供を抱えた私にはとても遠い存在でした。

次に「八セルブラッド」を意識したのは20年ほど前です。定年を間近に控え、家内と北アルプス「白馬岳」に登った時のことです。下山は杓子岳・鑓ヶ岳と縦走し白馬鑓温泉に向かいましたが、途中のお花畑で「八セルブラッド」を構えてじっくり山野草を撮影している人に出会ったのです。それもその人が持つ八セルブラッドは広角レンズ専用に開発された「SWC」だったのです。その時また治まっていた虫が騒ぎ出しました。『よし何時かは私も八セルブラッドを手に入れよう』と・・・

それ以外にも話題性には事欠きません。アポロ宇宙船とともに月まで行ったこともあるスウェーデン製の歴史あるカメラです。またスタジオでグラビア写真を撮っているカメラマンの手にも、必ずと言っていいくらいこのカメラが写っていました。よってカメラ好きな方なら、一度は触って見たくなるはずです!??。

あれから10数年、少しはゆとりが出来たのか、先ず手を出したのが Gゲージ(庭園鉄道)でした。そして今年になってから、これも永年の念願だった「卓上旋盤」と「フライス盤」を手に入れました。そして最近ひょんな事から昔を思い出し、ヤクオクで「八セルブラッド」を探す事になったのです。

「八セルブラッド」を手にした経緯は以上ですが、「卓上旋盤」や「フライス盤」の様に、手にする事が先ずは目的だっただけに、八セルブラッドもいじり回すだけでお蔵入りになりかねません。そうはならない為にも、今操作方法を勉強中です。幸いな事に話題性が高いカメラだけに、ネットにも沢山の参考になりそうな情報が見受けられます。



数ある中から1つを選ぶのに苦労しました。

2013年11月02日 20時06分11秒 | カメラ・写真
何故、たまらなく欲しくなったのか? その件はさて置き、どの機種がいいか迷いました。「八セルブラッド」についての関心は人一倍あっても、知識レベルではズブの素人がだったからです。



そこで先ず、カメラ屋さんのネットショップ画面で、どんな機種がどの程度の価格で取引されているのかを調べました。また別の資料でどの機種が評判が良かったのか等も調べました。



その結果、カメラボデーは「500C/M」がロングセラーを続けたらしい事、標準レンズは「Planar 1:2.8 f=80 Tコーティング」が良さそうだと知りました。
そこでヤフオクでそんな出物はないかと探した所、上の写真のような物を探し当てました。ボデーとレンズの組み合わせは申し分ないのですが、後は外観の程度が気になり、提示されている写真をコピー拡大して入念(?)に調べました。写真で見る限りでは目立った傷や凹みも無く、年数の経った中古としてはまずまずのレベルと判断し入札しました。そして最後まで競り合ってとうとうゲットする事ができました。





この2枚の写真が実際に手元に届いてから撮った写真です。結果は事前に写真で検討した通り、やや使用感はあるものの傷や凹みもなく、満足のいくものでした。
一番大事なのは外観よりも各部が確実に作動するかどうかですが、使い方が十分判らないので、とりあえずシャッターの作動だけ確認してみました。シャッターは問題ないようでした。

残る機能チェックは、もう少し勉強した上でやってみようと考えています。( 楽しみは長く続く方がいいので、あわてない慌てない。)

また変な物(?)に手を出してしまいました。

2013年11月01日 00時29分07秒 | カメラ・写真
9月の初めに映画「風立ちぬ」を観て、急に昔を想い出したのか「ヘンミの計算尺」を買ったかと思ったら、今度はデジタルの時代だと言うのに、「フィルム式の中判カメラ」に手を出してしまいました。


これが昨日遅くに届いた、その「フィルム式の中判カメラ」です。カメラに関心のある方なら良くご存知、スウェーデン製の「八セルブラッド」です。たまらなく欲しくなって、とうとうオークションで競り落としてしまいました。

何故たまらなく欲しくなったのか? そのあたりの経緯はまたゆっくりお話させて頂くつもりです。また手元に届いたにも拘らず今だ操作方法も判りません。これから少しずつ学習していこうと思っています。その模様はこのブログでも紹介したいと思っていますが、詳しい方がいらしたら是非ご教授お願いします。




花咲爺さん 中秋の満月を撮る!

2013年09月19日 20時47分15秒 | カメラ・写真
「中秋の名月」とは、旧暦8月15日の月を言うらしいですが、丁度その日に満月になるとは限らないそうです。ところが今年は中秋に、ちょうど満月になる年だそうです。そしてこれを逃すと次に「中秋が満月」になるのは 8年先の2021年だと聞きました。


そこでちょうど満月になる午後8時過ぎに撮影すべくカメラを構えました。レンズは「50~300mmのズームレンズ」に「TELEPLUS 3×」を付け足しました。そしてブレを防ぐ為「大型の三脚」と「リモートコード(レリーズ)」も使うことにしました。



これが2013年9月19日20時過ぎの「中秋の満月」です。もう少し縞模様がくっきりと撮れないかと、露出を変えて色々撮りましたが、私の腕ではここらが限界でした。
        「月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」 詠み人知らず



ここで改めて撮影機材を紹介しておきます。レンズは「Zoom-NIKKOR Auto 1:4.5 f=50mm~300mm」、カメラは「Nikon D300」、テレコンバーターは「NT AUTO TELEPLUS 3×」、リモートコードは「Nikon MC-30」でした。普段は埃をかぶって眠っているこれら機材も今夜は久々に主役でした。
今回の撮影は正直言いまして、写真そのものよりも、それをダシにしてカメラや機材を自慢げにいじり回して楽しみました。正に「カメラキチ」ですね。(笑)

花火を上手に撮ってみたい。

2013年08月07日 22時32分19秒 | カメラ・写真
昨日テレビを見ていたら、「花火の上手な写真の撮り方」が放映されていた。今まで何度か花火の写真には挑戦したが、これと言って満足な花火の写真が撮れたためしがないので、この番組はとても参考になった。



今日は早速、試しにカメラをセットしてみた。先ずしっかりした三脚に固定する。次にレリーズも用意した。Nikon D300の場合、レリーズはカメラの10ピンターミナルに繋ぐ事になる。次はカメラ本体でシャッタースピードをバルブ(bulb)に切り替えた。これで準備OK。

後はレリーズでシャッターの開閉タイミングを何度も何度も練習しました。きっと今度は素晴らしい花火の写真が撮れることでしょう。