折角レールベンダーが出来たと言うのに、資材(R1カーブレール)が無くてお預けというのも情けない話です。早く使ってみたいのは人の情け、そこでお座敷レイアウトの一部を取り崩してトライしてみることにしました。
先ずジョイント(ジョイナー)のカシメ部分にドリルで穴を開けて取り除きました。
こうする事でレールやジョイントを傷つけることなく分離できます。再組立ての時にはこの穴にハンダを流し込みます。
いよいよレールべンダーの出番です。ある程度予想はしていましたが、ハンドルを廻すだけではうまく曲がってくれません。少しずつずらしながら、万力のハンドルを廻して荷重を掛け、ゲージに当ててはまた曲げる。そんな繰り返しで、初めは時間も掛かりましたが、次第に慣れて短時間で今日のノルマ(?)、半周分の4本を消化しました。
予め罫書いておいたゲージの上に置いてみました。外側レールはジャスト180度でした。内側のレールは半周分で47mm長くなりました。これも計算通りでした。1本で11.7mmずつ糸鋸で切り落としました。、
最後は枕木を取り付けるわけですが、枕木はつながっている為、そのままでは組み立てられません。内側のつなぎをカッターで分離し、約1mmずつ短くしました。
出来上がったレールを組立て、「亀の子ケーシー」を乗っけて通電してみました。やはり曲率が大きくなった分、車輪に滑りが発生して、多少ぎこちない動きになりましたが、まずまずの走りをしてくれました。
どうにか半周分出来ましたので、明日以降は実物レールを使ったレイアウト検討が出来る様になりました。