花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

一応 「転車台」 らしきものが出来ました。

2012年05月06日 14時26分56秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
単調になりがちな「ベニヤ1枚の折りたたみレイアウト」に、少しでも彩を添える為、転車台(ターンテーブル)を作ることに決めたものの、道床を作るか作らないかで悩んでいたので、なかなか前に進みませんでした。
道床は一応、発泡スチロールを芯材にして、シリコンシーラントでドライサンドを接着する方法で採用の目途は立ちましたが、お座敷レイアウトにもやっていない事を、持ち運びすることが売りのこのレイアウトに、あえて採用する事はないなと思うようになりました。


道床無しで進める事に決めたら、気が楽になりましたが1つ問題が生じました。ベースのベニヤとレールの間には不織布カーペットの厚み(3~4mm)しかない為、転車台の構造が極端に制約されるのです。
そこでインターネットで色々調べてみたら,転車台には上路式(デッキガーダー橋)と下路式(スルーガーダー橋)が有ると知りました。そこでベニヤを切り抜く事は止め、構造物がレールより上にくる下路式を選ぶ事にしました。


先ず横梁の製作です。2年程前に庭園レイアウト用に作った、トラス橋のノウハウ(?)を活かして、アルミ材を使いリベットで組み立てる事にしました。
この作業で、以前「金ぴかの凸電」を作ったとき手に入れた、バローべの糸鋸が思わぬ活躍をしてくれました。


回転軸には、壊れたプリンターからもぎ取っておいた「小型モーター」の部品を使いました。ベースはプラスチックの板ですが、これも壊れたプリンターの部品の一部を使いました。( 写真では、所定の形に加工するため、まだ方眼紙が貼ってあります )


ピットの底の色は何色が良いか判らないので、取あえず紙に塗料を吹き付けて置いて見ました。中心軸はベニヤ下面に、小型モーターの部品を介して取り付けています。


一応これで今回予定していた作業は終了です。Gゲージレイアウターの先輩の中には、電動で30度刻みに回転出来る、本格的な転車台をお作りになっている方もいらっしゃいますが、私はそこまで技術も財力も有りませんので、こっそり裏に手を伸ばして、人力で回転させる事にいたしましょう。(笑)