このカメラは、昨年の10月末にオークションで競り落とした物で、30数年前に製造されたスエーデン製のフィルム式中盤カメラです。(既報)
このカメラを会う人毎に自慢そうに見せると、決まったように『何故そんな古いものを買ったの?』とか、『何処がいいの?』とかよく言われます。その答えをなかなか説明出来ずにいたら、私の気持ちを代弁するような記事に出会いました。
それはこの、写真家藤田一咲さんの本の一節でした。
要は『カッコいい!という理由で、ぼくは八セルブラッドを手にした』と言うのです。この写真では複写技術が悪くて文章までは読みづらいでしょうが、この文章を読んだ時、私も「これだ!」と共感しました。
理由はともあれ惚れ抜いて手にした物だけに、私は3日に一度は撫で回すだけで満足しています。(笑)