ご院さん、なんでやろ・・・
御主人が認知症になられました。
優しいお方でしたが、暴力・徘徊・食事・・・
その姿に昔の姿を見ることができません。
なんでこんなになったんやろ・・・
なにも言えません・・・言葉もでません・・・
でもねご院さん、いつもの主人の時も稀にあるのよ。
その時は、私のこと気遣ってくれるの・・・
「悪いの~、お前に迷惑かけて。早く良くなって助けてやらんといけんの~」って・・・
「ありがとう。そんな優しい言葉久しぶりに聞いたよ。嬉しいよ」
「そうか・・・嬉しいのか・・・」
切ない日常を聞かせてくださいます。
聞きながらず~っと私がこうなったらどうしよう・・・
動かない身体のもどかしさから坊守にあたるのでしょうか・・・
あの笑顔を曇らせてしまうのでしょうか・・・
「大丈夫、私が看病してあげるから!」っていつも言ってくださる坊守。
申し訳ない・・・
少しでも看病し易いように減量しなくては・・・