ここのところ手紙を書くことが多いのです
いつもお手紙に文香を入れるのですが、買い置きしてあった文香がなくなってしまったので手作りしました
可愛い柄の紙を粉薬を包む折り方で折りました
このお薬の包み方は子どもの頃、近所の診療所の看護師さんに教えてもらいました
月に1度は喘息の発作で診療所に行くのですが、気分のいい時は、看護師さんのお仕事を見せてもらっていたのです
いろんな種類のお薬の瓶、お薬を計る天秤やお匙、カルテの束、ガーゼにくるまれた注射器、子どもの私には面白いものがたくさんありました
そんな中で、私に処方されたお薬を薬包紙に包むお手伝いをさせてもらったことがあるのです
今では考えられませんが、昔はおおらかだったのでしょうね
田舎の診療所ならではですね
そんなことを思い出しながら、文香を作りました
たちまちお部屋がお香のいい薫りで満ちました