![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f4/036fb454ee7000d3dab83960abd2fb59.jpg)
錆びたお煎餅の缶にぎっしり並んだ絹糸は、先々代のおばあちゃんが使っていたものです
おばあちゃんは着物のお仕立てをしていましたので、絹糸はその着物毎の色があります
例えば紫にしても、同じ色はありません
赤紫だったり、青紫だったり、濃かったり、薄かったり…
おばあちゃんは僅かな糸さえも無駄にしていないようでした
古そうな糸巻きには「これはとじ糸に使うこと」と鉛筆でメモしてありました
時を経て、このおばあちゃんの糸を私がいただいて、お香袋やお細工ものを作るときに使っています
絹糸をピンと張って、パンパンって鳴らすと、時を超える懐かしい音がします
嬉しいつながりですね♪