月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

得度奉告法要のはなし

2018年12月16日 22時28分31秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


この度の報恩講ご満座に併せて、息子の得度奉告法要をおつとめさせていただきました

尊前で導師をつとめながら感きわまるシーンも‥‥

これまで歩んできた道のり、支えてくださった大勢の人たちの顔、得度習礼の厳しさと感動

阿弥陀さまの真ん前に座らせていただき、その優しいお姿を仰ぐと、それらのことが一気に去来してきたのでしょう

一緒にお内陣でおつとめをさせていただき、息子の姿を見ていましたが、睫毛に光る涙はとても綺麗でした

親子四人で色衣、お袈裟を着用させていただき、お浄土のお荘厳のひとつにならせていただいたことが、こんなに嬉しいこととは‥‥

拠り所ひとつということの心強さを感じました



ご講師の恒松見照師は、ご院さんと私の学生時代の先輩で、息子のことも幼い頃から知っていてくださるので、目を細めて喜んで下さいました

穏やかで優しいこ法話もありがたかったです



お祝いということで、ご門徒さま方のお力をお借りして、お斎とおこわを作りました

二日間、早朝からお手伝いして下さいました

お米も、もち米も、小豆も、栗も、お野菜も、お砂糖も、皆ご門徒さまからのお供えものです

おかげさまで、ふんだんに使わせていただき、美味しく仕上がりました

ラベルは息子が心を込めて書きました











親鸞さまは小豆がお好きだったということで、恒例のおぜんざいに加えて、今年はお斎に小豆ケーキを入れました

小豆ケーキはご門徒みどりさんと息子の手作り、おぜんざいはご門徒和美さんの手作りです

お二人とも、前日からお家でこしらえて持ってきてくださいました

ありがたいことです



本当に大勢の方々のおかげで、笑顔と涙の溢れる素敵なご法要となりました

本当にありがとうございました(^人^)

なんまんだぶつ(^人^)
なんまんだぶつ(^人^)