エリーさんとピラティスしますよ。
楽しみです^_^
【2018夏 ピラティス ブラッシュアップ ワークショップのお知らせ】
みなさんこんにちは。お久しぶりです。
今回は、前回のブラッシュアップで感じていただいた筋膜のつながりをもう少し追求したいと考えています。とはいえ、私もレッスンの中にどう取り入れられるか試行錯誤の最中です。皆さんの身体でまずは体感していただきたいと思っています。
テーマ:「身体のつながりを感じる言葉の選び方」
筋膜のつながりを感じるワークをしながら、マスター勉強会で伝えられた最新の内容についてもお伝えします。
日時:2018年6月20日(水) 10:30~13:45(途中休憩あり)
場所:新宿マイスタジオ(5A)(新宿区西新宿7丁目9-17 03-3364-6820)
http://shinjukustudio.jp/access/index.html
参加費:12000円
6ポイント不要の人8000円
申し込み:https://goo.gl/forms/OkvVY7yQH7Dv4oSs2
いよいよ、3回目です。
渡航してからも、自分で出来るエクササイズを処方するのが最大目的。
【本日の身体の様子】
やはり、1回目より2回目、2回目より3回目、と確実に身体のこわばりは消え、姿勢もよくなってきています。すごいです。こんな人、滅多にいない・・・。
・腰の起立筋のこわばりが分からなくなりました。
・胸椎が、硬く骨ばっているところも動きを取り戻しました。
・肋骨の硬さが目立ち始めています。
・仙骨から腹筋(いわゆるインナーマッスル)のつながりはまだありません。
なので、自分の生成を保つ時に、仙骨を立てると方が上がってしまい、肩を下げると骨盤が寝てしまい、自分の姿勢を作るのに混乱しているという訴え。
【本日やったこと】
・肩から腕、指先にかけての整体
・ポールエクササイズによる腹筋のストレッチ
・自重を使っての肩甲骨から腕のストレッチ
・腸腰筋の感覚探しと自分の足の重さを使っての筋トレ
・感覚の鈍い左手の指へのリハビリ方法確認
【感じたこと】
このセッションの前日、人間国宝の演奏を見た彼女は、演奏中の身体が力が全く入らずに、自由に柔らかく動きながら、変幻自在な音を奏でていたことに感動したと、熱く語り、パドックにいる競馬馬のごとく鼻息も荒くやる気を私にぶつけてきました。やはり、この日本人離れしたバイタリティーが無ければ外国で活躍するのは難しいのだろうと、感服した。
いわゆるインナーマッスルを使った新たな姿勢に修正する過程において、これまでの姿勢を手放さなければならないため、その途中段階では頭も身体も混乱をきたす。その真っ只中で、渡航させてしまうのは、かなり心配ではあるが、次回の帰国は4月だとのことで、そこで確認することになった。
追伸 お琴にはピアノでいうところのハノンみたいな、いわゆるウオーミングアップ的なものは無い!そうで、そうなんだ!!!びっくりであった。
本日、琴と三味線奏者の2回目のリハビリ指導がありました。
3日前に、手術を担当した外科医から、運動の許可と、渡航の許可(彼女はいつもはフランスで音楽活動をしています)が下りたそうで、やる気満々でいらしてくれました。
《本日の身体の様子》
・前回気になっていた右腰の張りが驚くほど解消していた。
・同じく、胸椎の硬さもだいぶ取れていた。
・腕がパンパンになっていた部分は、一部解消。特に右腕は、身体のほかの部分と比べて、バランスが取れている印象。
しかし、左腕の親指につながる筋肉だけが、石のように硬い。←左手の3,4,5指の感覚がまだ戻ってきておらず、そこを動かすように指示すると、親指を力いっぱい開きながら、指を動かそうとしていたため、こわばったものだった。
・肩甲骨の開き、股関節のずれは、前回同様。
胸骨を意識的に開きながらの上肢の運動を、真面目にやってくれていた効果が、端的に現れている。
《本日行ったこと》
1整体ー・主に上半身のこわばりをとることに専念。
・下がった仙骨を引き上げることと、股関節のつながりをスムーズにすること。(これに関しては、本当にさわりだけなので、身体に残るほどの効果は無い)
2運動指導ー肩甲骨の使い方 (演奏中の姿勢の改善を目指して、少しずつ取り組む)
リハビリグッズを確認 自分で行っているリハビリが効果があるかどうかを実際にグッズを触りながら確認した。ー 本日は、指先の感覚を戻すことを第一にしたいので、パワー系のリハビリグッズは、一旦お休みにしてもらうことにした。
《本日、私が思ったこと》
まずは、そのプロ意識に脱帽である。宿題を合格点以上にこなして来る人は、私の周りにはあまりいない。(昔は、私もそれが当たり前だと育てられ、やってこない人の気が知れん・・・と思っていたが、最近の「何事もほどほどでなくてはいけない」という風潮に、やっと慣れてきた私には、久しぶりに気持ちの良いやり取りだった)
長い時間をかけて身につけた演奏フォームを変える意思はあるかと、恐る恐る聞いてみた。イヤだ!の返事を予想していたが、どのあたりを変えたらと思っているのか?と逆に質問が返ってきた。率直に、「体幹、仙骨と肩甲骨の感覚だ。」と伝えると、すんなり受け入れてくれた。このあたりも、感心するポイントだった。
外から見ると、とってもスリムな彼女だが、体幹の筋肉が弱い。腰部の起立筋のみで姿勢を保っている感じ。あとは、日本の帯が、体幹を安定させるのに大活躍しているのだと思われる。
演奏フォームについては、本人の感覚を聞きながらの修正であったが、日本古来のいわゆる「形 かた」で習う学習の悪いところが垣間見える気がする。「形 かた」の学習は、それらしくなるまでの時間が短くて済むが、その形の本当の必要性を理解せずに身につけてしまう可能性が大きく、それは、後々大きな弊害となる。
《次回の課題》
フランスへ旅立つ前の最後の回となる予定なので、渡航後も自分で出来る、ストレッチや筋トレ、それも、全身を整えることの出来るエクササイズを伝えることになった。もちろん、演奏に役立つように!これまた楽しみである。