つばさ日記0223夕方「つばさ、家出から戻る」
23日てっぺんを過ぎ、流れで膝上から降りる。暖房を更に強くして、買い物袋から、汎用猫型決戦兵器(長いので、以降、「はねけ」と呼称する)を取り出す。
つばさは痩せすぎていて、マッサージ効果は薄かったようだ。却ってこそばがっているように見える。太ってもらえば解決である。再びはねけを試すが、逃げられた。これはダメだ。しばらく封印である。いや、待て、こうすれば良いのでは?
早速試すが、逃げる。「こそばゆい」(いかりゆい、ではない)から「不審な物」(まあ、六分儀だな)へと印象が変わったようだ。とりあえず慣れるかどうか数日見ていく。
一緒にヨガレッスンを受ける。その後、トイレ掃除、大が微量(以前の取り損ね)、小が普通量二回分。疲れていてこんな時間になってしまった。買い物の荷ほどきがまだである。メインカリカリを盛大に食べ散らかすが放置。もう一食いで補充予定。サブ水。ストーブ前で暖まっている。起きた時のくしゃみと鼻水は収まっている。トイレのフェイント後、真っ暗な物入れの中に。色々と物が落ちる音がする。しばらくで寝息がするので物入を覗くが、姿が見えない。そんな所で寝て寒くないのだろうか。まあ、放置する。
ここで現在の気温が危険領域に入っている事に気づく。洗濯機とお風呂の水は一気に流し、水流を確保したが、お風呂のお湯は一切出ない。やや蛇口を緩めておくが昼まで解凍は無理で、手の打ちようがない。せっかく起きていたのに、気付くのが二時間遅れた。破裂していない事を祈るだけである。
朝、レッスンを終えて部屋に戻る。つばさは桃ハウスに戻っていない。物入れに気配はない。呼吸音もない。多分、物入れで静かな呼吸をしているのだとは思うが。これは家出なのだろうか。いま、物入れから音がした。落ちたみたいだ。意外にドン臭い。
もう九時ちかいのにつばさは物入れから出てこない。夜に照明を点けたままなのがいけなかったのだろうか。それともはねけが使徒に見えたのだろうか。当然、お風呂のお湯は全く出ない。カリカリ補充間隔48hで、ペースが普通の猫と同等となった。これでは太れないが、波があって徐々に上がっていくのだろう。
朝寝て、昼前に起き、昼ご飯。つばさは行方不明だったが、豆腐にふりかけるかつおぶしを手に取った瞬間に、堂々と姿を現し、感情をむき出しにして鳴きまくる。草テチかちゅ~を朝食より優先し、檻外に置く。四本残しと、上々。サブ水を飲み、南窓から外眺め。サブ水を補充。もう何時間、桃ハウスに帰っていないのだろうか。完全に家出娘である。トイレ跡あり、小がやや大量。南窓に戻っている。少し、小松菜の下茹でにビビっていた。お風呂のお湯はチョロチョロと出た。
午後から夕方にかけて遅い昼寝。これでは早起きが出来ぬ。つばさと共に鼻水を流している。私が横になっ直後、つばさが家出から戻り、桃ハウスに入った。躊躇っていたので、中のチェックを後でしておく。お風呂のお湯は完全に出た。点火しても大丈夫そうだ。