けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

柿の木が・・・

2018-06-16 02:35:55 | 日記
父親が建てた借家が古くなったんで、解体してアパ-トを建てることにした。
平屋、二階建て合わせて6棟の小さな戸建住宅じゃったが、
その内の1軒が入居者の寝タバコが原因で火事を出し、残りが5軒になった。

火災保険に入っとったが建築時の時価保証みたいな保険で
現在の建築費とは大きくかけ離れていて、とても保険料で同じものは建たん。
それできれいに整地して前半分を駐車場に後ろ半分を畑にして家庭菜園を始めた。

同級生に有機栽培にこだわった畑をやっている友人がおったんで
彼に指導を仰ぎ、土作りから始めて簡単な野菜作りを楽しんでいた。

その畑の一角に、美味しかった柿の種を植えてみた。
農業の先輩である亡き母親は
『そんな事でできはせん』と素人のワシがする事を笑うとったが、
ナント! 芽がでてきたのよ。

それから3年目にはワシが食べた美味しかった柿と同じくらいの実がなったのよ。
たった2つじゃったが、『桃栗三年、柿八年』と言われるのに、たった3年で。
その後、実をつけなくなったが、木は大きく育った。

3年目になった美は店で売っとるんと遜色ない見栄えじゃったが、
食べたら渋かったのよ。甘いと信じてかぶりついたワシの口は動かんようになった。

それで訊いたら、甘い柿を作ろうと思うたら、接木をせにゃならんと知った。
それからワシの師匠である友人に訊きながら、何回も接木を試した。
じゃが、ワシの接木の腕が悪いんじゃろうね、何回やっても接木は成功せんかった。

話が長うなるんで、続きはまた明日。
コメント
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