今度は肛門を消毒され、超音波の棒を肛門に挿入されます。
肛門の近くに前立腺があるんで、そこから超音波で見ながら
前立腺に向けてその棒から飛び出す針で患部の細胞を採取するらしい。
その説明をしながら作業を進めるんじゃけど、
ワシと先生や看護婦さんとの間にはカーテンがあり
どんな感じでやられとるのか想像でしか分からんが、
ワシは恥ずかしい股間や肛門を若い先生や看護婦さんの前に
曝しとることに変わりはない。
恥ずかしさで足を閉じようにも出来ない。
もう一人の看護婦さんが「はい、何番!」とか画面を見ながら言うと
『ズドン!』と針が撃ち込まれ、鈍痛が肛門の中で感じる。
『はい、次何番!』
『ズドン!』と次々と打ち込まれ5本撃ち終わったら
「はい半分済みましたよ!」 と声をかけてくれるが
こっちも1本ずつ数えとるんじゃけぇ、それくらい分かる。
10本針を打ち込まれ、その棒を抜いたけど
ウンコは出てないか?と気になる。
なにせべっぴんさんの看護婦さんに見られておるのじゃ。
肛門の中に何カ所も穴を開けたんでばい菌が入らんように
丁寧に何かクリーム状の薬みたいなものを塗ってくれとる。
ほいでお尻の穴の周辺や股間を丁寧に拭いてくれて
「はい、お疲れ様でした、終わりましたよ」と笑顔。
検査後に出血した場合とかオシッコが出にくいとかの
場合の処置の仕方とか、連絡先を説明してくれ、
帰る前にオシッコの色を確認させて欲しいんで
採尿してOK出たら帰ってヨシと言われ、早速トイレへ。
じゃが、これが出んのよ、痛いのよ。
尿道の内部にカメラを通した際のキズがあるんか
ちょっと出しかけては「痛っ!」と途中で止め
またトライしては止めと何回か繰り返してやっと採れた。
「赤ワイン程度の色なら心配なし」との事じゃったが
ロゼ程度の色じゃったんで無罪放免、やっと解放された。
じゃが、その日はもちろん、次の日もオシッコが苦痛じゃった。